【PHOTOGRAPHY 写真のこれまで/これから 愛媛/松山市】 山川コレクション収蔵記念! 素晴らしい写真芸術に触れよう!
2025年1/31~3/20開催 愛媛県美術館で、「写真」について学び、美しい芸術に触れる一日を
エドワード・ウェストン《草と海、ビッグ・サー》1937年 愛媛県美術館(山川コレクション)
「山川コレクション収蔵記念 PHOTOGRAPHY 写真のこれまで/これから」と題し、令和5年度に愛媛県内の実業家・山川浩一郎氏より寄贈を受けた、写真コレクション約120点を一堂に紹介します。
当コレクションには近代写真の先駆けとなったウジェーヌ・アジェなど写真史を語る上で欠かせない作家の作品が数多く含まれており、これらの作品を通して、写真芸術の歩みをたどることができますよ。
ウジェーヌ・アジェ《紳士服店》1925年 愛媛県美術館(山川コレクション)
期間は、2025年1月31日(金)~3月20日(木・祝)の42日間。
休館日は、月曜日(ただし、2/3、2/24、3/3は開館)、2/4(火)、2/25(火)、3/4(火)ですので、ご注意の上ご来場ください。
料金は 一般が600円(400円)(カッコ内は団体料金(20名以上)、65歳以上が500円、大学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料です。
本展観覧券で当日に限りコレクション展をご覧いただけます(高大生除く)ので、そちらもぜひお楽しみくださいね!
場所は、愛媛県美術館本館2階の常設展示室1・2です。
駐車場は、県庁西駐車場(2時間無料)を利用できますが、駐車台数に限りがあり、混雑が予想されるため、公共交通機関等の利用をお願いします。
開催時間は9:40〜18:00ですが、入場は17:30までですのでご注意ください。
愛媛県の素晴らしい写真芸術を鑑賞し、写真の歴史を学びましょう!
新山清[ひび]1950年頃 個人蔵
山川氏と同郷の四国中央市出身で直接交流のあった白川義員を始め、愛媛県ゆかりの作家の作品を含むこともこのコレクションの大きな特色です。
今回の展示では山川コレクションの延長線上にある、写真という芸術表現でこれまで制作してきた、本県ゆかりの写真家たちの作品もさらに加えて紹介することにより、本県における写真芸術の軌跡と今後を見据える機会となっています。
芥川善行《沖縄県クエフ》個人蔵
写真を示す言葉「PHOTOGRAPHY」の語源はギリシャ語で、その意味するところは「光で描く」。
元来写真の起源は、暗い部屋の壁に小さな窓から差し込む光を通じて、外の世界が映し出される現象とされています。
そして、単に映し出すだけでなく、その定着に成功したことが、写真史の幕開けとなりました。
写真は誕生以来およそ200年にわたり、技術面でも進化を続け、その表現方法が今なお探求され続けています。
写真を撮るのは簡単ですが、「思いが伝わる写真」を撮るのはとても難しいもの。
進化した技術と一瞬を切り取る写真家のセンスが合わさって生まれた数々の美しい芸術作品をぜひその目でご覧ください。
イベント多数開催! 参加してもっと展示を楽しもう!
村上亘 《Untitled (Cathédral Notre-Dame de Paris)》2024年 作家蔵
トークイベントが計4回行われます。
どの回も貴重なお話をうかがえますので、ぜひご参加ください。
1月31日(金)はゲストに佐々木知子(ささき・ともこ)さん(写真家)と村上亘(むらかみ・わたる)さん(写真家)を迎えて開催。
時間は18:00~19:00で、場所は西館1階カフェレストラン「the park M’s coffee」です。
なお、こちらのトークショーのみ申込が必要です。
以下のフォームよりお申込みください。
申込フォームはこちら
石川武志「ヒジュラ」より 2019年作家蔵
2月1日(土)はゲストに山川浩一郎(やまかわ・こういちろう)さんをお迎えします。
山川コレクション寄贈者で藤井株式会社代表取締役の山川さんの直接聞ける貴重な機会となっていますよ!
3月1日(土)には石川武志(いしかわ・たけし)さん(写真家)、3月15日(土)にはコスモスインターナショナル代表取締役の新山洋一(にいやま・よういち)さんをゲストに迎えてトークショーが行われます。
2/1、3/1、3/15開催のトークショーは3回とも時間は14:00~15:00で、場所は本館2階研修室です。
申し込みは不要ですが定員(56名)がありますので、参加希望の方は少し早めに会場へお越しください。
アンセル・アダムス《インスピレーション・ポイントからのヨセミテ渓谷、冬、ヨセミテ国立公園》1940年頃 愛媛県美術館(山川コレクション)
フロアレクチャーが、2月8日(土)(講師:宇野茉莉花(当館学芸員))と3月8日(土)(講師:杉山はるか(当館専門学芸員))に開催されます。
各14:00〜で約1時間、展示室内を案内していただけますよ!
申込不要ですが観覧券が必要です。
展示をもっと知れる機会となっていますので、お時間のある方はお楽しみください。
本館2階展望ロビーでは「カメラ・オブスクラ体験」が無料でできますよ!
人が入れるカメラ・オブスクラ(カメラの原理を用いた装置)を館内に設置しますので、ご自由にカメラの中に入って景色をご覧ください。
佐々木知子「Ground」より 2019年 作家蔵
また、2月1日、8日、15日、22日(各土)、各日11:00〜30分程度、対話型鑑賞プログラムを開催。
1点の作品をじっくりみて話し合う特別な時間が過ごせますよ!
ナビゲーターは、当館作品ガイドボランティアの方が行います。
場所は本館2階研修室で、申し込み不要で参加できます。
無料で開催されますので気軽に参加しましょう!
ただし定員が20名と少ないため、参加希望の方は少しお早めにお集まりください。
ロバート・キャパ《共和国軍兵士の死、コルドバ前線、スペイン》1936年 愛媛県美術館(山川コレクション)
今回はコラボ企画として「Ehime Art Book Mart #2」の開催も決定!
様々な地域から、本やアートをつくる人や売る人、そして読む人やみる人がひとところに集います。
今回は「まなび編」として写真にまつわるイベントや出店を中心に賑わいます。
日時は、2月22日(土)・23日(日)の10:00〜16:00で、場所は美術館本館1階エントランスホールです。
楽しい企画となっていますので、ぜひご参加ください。
素敵な時間を過ごせますよ!
アンドレ・ケルテス《モンドリアンの家で》1926年 愛媛県美術館(山川コレクション)
愛媛県美術館では鑑賞サポートとして、視覚障がい者の方を総合案内から手引きして鑑賞のサポートするサービスがありますのでぜひご利用ください。
ただし要申込で日時の相談が必要ですので、ご利用を希望される方はあらかじめご連絡いただきますよう、お願いいたします。
各イベントや展示についての詳細は愛媛県美術館HPをご確認ください。
愛媛県美術館 公式HPはこちら
■ 山川コレクション収蔵記念 PHOTOGRAPHY 写真のこれまで/これから
開催日/2025年1月31日(金)~3月20日(木・祝)
休館日/月曜日(ただし、2/3、2/24、3/3は開館)、2/4(火)、2/25(火)、3/4(火)
開催時間/9:40~18:00(入場は17:30まで)
開催場所/愛媛県美術館 本館2階 常設展示室1・2
住所/愛媛県松山市堀之内
料金/一般:600円(400円)、65歳以上:500円(カッコ内は団体料金(20名以上))
駐車場/なし
お問い合わせ/愛媛県美術館
電話番号/089-932-0010
愛媛県美術館 公式HPはこちら
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