【株式会社 豆愛】 豆を愛するとうふ屋、豆愛の愛情たっぷり美味しいこだわり 【愛媛/伊予市】
もう食べた? 全国豆腐品評会・中国四国地区大会で金賞を受賞した『豆愛』のおとうふ

高たんぱく、低脂質、低カロリーな健康食として人気の高い、日本の伝統食材『とうふ』。
水を切ってお皿に盛るだけでも食べられる手軽さや、シンプルながらも様々な調理方法によって美味しく楽しめる点が人気で、今も昔も変わらず愛されている食材です。
ヘルシー食材に敏感な、健康志向の高い皆さんに朗報です!
大豆の風味が濃厚で美味しいおとうふを作っている豆腐店が、伊予市にあるとご存じですか?
今回ご紹介するのは、伊予市の豆腐店『株式会社 豆愛』。
2024年に、充填方式のおぼろとうふで『全国豆腐品評会』の中国四国地区大会・充填豆腐の部門で金賞を受賞している、実力派の豆腐店です!
金賞を受賞した豆愛の主力商品の一つ、『ぶっかけおぼろどうふ』は、とてもクリーミー!
木綿豆腐や絹ごし豆腐にはない、スプーンですくって食べる、トロリとした食感も魅力的です。
豆愛のぶっかけおぼろどうふは、大豆の風味がとても濃厚なのが特長!
ほんのりと大豆の甘さが感じられるので、付属のタレをつけずとも美味しく食べられます。
豆愛のぶっかけおぼろどうふは、どんな調味料とでも相性が良い万能なおとうふです。
タレを添えておかずにするのはもちろん、お酒のつまみや、きな粉や黒蜜と合わせてスイーツとしても楽しめます。
筆者オススメの調味料は、ミネラルたっぷりの藻塩をパラりとひとつまみすること!
藻塩のほんのりとした甘さと、ぶっかけおぼろどうふの優しい甘みが合わさり、より美味しくいただけるのです。
最近会社を立ち上げたにも関わらず、金賞を受賞する程に美味しいおとうふを作っている『株式会社 豆愛』代表取締役の古家 信一郎さんに、おとうふ作りのこだわりについて伺いました。
豆愛の歴史ととうふ作りへのこだわり
伊予市のお豆腐屋さんの息子として生まれた、代表取締役の古家 信一郎さん。
「自分の手で、自分の思い通りのとうふをゼロから作ってみたい」。
そう考えた末、15年間に渡るとうふ作りの修業を終え、2022年に『株式会社 豆愛』を立ち上げて独立しました。
豆愛という社名は、文字通り『豆を愛する』に由来しています。
おとうふの原材料は、大豆・にがり・水という素朴な素材。
シンプルがゆえに、素材の質によっておとうふの味は、大きく変化してしまいます。
「素材とする大豆の品種や産地、サイズにこだわっています。 大豆を知り、大豆を愛することで、最高に美味しいとうふを作りたい」と信一郎さん。
おとうふは素材だけでなく、様々な工程と環境要因によっても味が変化します。
製造時の気温や水温、大豆の圧搾時の圧力と時間、とうふを冷やす温度や時間…などなど、様々な要素の微妙な違いによって仕上がりが変わるそう。
「圧力をかける機械の設定にミリ単位の差が出るだけで、豆乳の濃さと味、製造にかかる時間が変化してしまう」と信一郎さん。
長年大豆と向き合ってきた豆腐職人としての経験から、日々、微調整しつつ『今の条件で最高に美味しいおとうふ』を作っているそうです。
豆愛のとうふ作りに携わる、妻の郁子さんも伊予市生まれの伊予市育ち。
「夫は、とうふに人生を掛けている人。 家庭よりも、遊びよりもとうふを一番に考えている人です。 デートで産直市へ出かけても、真っ先に寄るのはとうふ売り場」と笑う郁子さんは、そんな信一郎さんの一生懸命なところに惹かれたといいます。
好きな事に全力投球しているから、ちゃんと実績も出している。
とうふに対する、熱く強い想いもある。
今後、この人は伸びるだろうと感じた郁子さんの勘は的中!
会社を立ち上げ、2年後には豆腐品評会の中国・四国地区大会で金賞受賞の成果を出しているのは、流石としか言いようがありません。
約20種類! 定番から変わり種まで、豆愛の作る豊富なラインナップ!
豆愛が年間を通して、一番よく売れているのは『木綿豆腐』だそう。
味と丁寧なおとうふ作りが評価され、伊予市の学校給食にも使われています。
ふんわり食感がウリの豆愛の木綿豆腐は、大豆の風味がしっかりと感じられるおとうふです。
お鍋や湯豆腐で食べるのはもちろん、冷奴として食べるのもオススメ!
水分が多めなので、冷奴で食べる際は水切りをしっかりすると良いかもしれません。
しっとりなめらかな舌触りなのに崩れにくく、アイデア次第で色々な食べ方で楽しめる、豆愛の主力商品です。
室戸の潮にがりを使用した豆愛の絹ごし豆腐は、木綿豆腐よりも強く大豆の風味を味わえるおとうふです。
加熱せずに作られているため、おとうふの繊細な味わいが損なわれることなくパックされています。
ぜひ、おとうふの風味を活かせる食べ方で食べていただきたい逸品です。
ツルンとした食感や舌触りがなめらかなので、筆者のオススメは冷奴!
湯豆腐も美味しいのですが、木綿豆腐に比べて少し崩れやすいので、お鍋から取り出す際は慎重にどうぞ。
大きくてジューシーな、豆愛の手揚げ。
職人さんの手によって、一枚一枚、丁寧に手揚げして作られています。
違った温度帯で2度揚げされながら、ふんわりと仕上げられました。
ふっくら肉厚タイプなので、焼いても煮ても使える、万能な逸品です。
豆愛のソフト豆腐は「ソフト」と名付いているものの、煮くずれしにくいおとうふです。
そのため、お鍋としての用途にも適しています。
キムチ鍋など、しっかり濃いめの味付けで食べるのが、筆者のオススメ!
おとうふの硬さは、木綿豆腐と絹ごし豆腐の中間くらい。
ツルンとしたなめらかな食感で、口あたりもソフトです。
木綿豆腐を揚げて作る豆愛の厚揚げは、煮物や焼き物にも最適!
油揚げの香ばしさと、おとうふのふんわりとした柔らかさが味わえます。
ギュッと絞った木綿豆腐を揚げているので、しっかりとした食感です。
筆者のオススメは、軽く焼いた状態にポン酢を垂らす食べ方ですが、七味マヨをディップするのも捨てがたい!
どちらも、簡単に一品増やせるお酒のつまみとして最高です。
豆愛のとろ湯葉は、トロリとした食感が魅力的な湯葉です。
濃厚な豆乳から丁寧にすくいあげ、濃厚な豆乳で仕上げています。
愛媛県産の大粒大豆フクユタカを使用しているので、大豆の風味も良いです。
お酒のつまみに、チビチビとゆっくり味わいたい逸品。
チーズや黒コショウと合わせるのも、筆者オススメの食べ方です。
おかずとして食べる場合は、ダシしょうゆと合わせるのがオススメ!
風味を高め合わせられますよ。
スーパーだけじゃない! 美味しい&お得感のある、工場併設の直売所
先ほどご紹介した豆愛のおとうふは、豆愛と取引のある県内のスーパーで購入することができます。
(取扱店舗の詳細に関しては、豆愛にお問い合わせください)
豆愛のおとうふを確実に入手したい場合は、工場横に併設された直売所での予約購入が確実です。
この工場横で隠れ家的にオープンしている直売所は、超穴場スポット!
ここでしか買えない限定スイーツが販売されていたり、割引価格で購入できるB級品が並んでいたりと、わざわざでも足を運ぶ価値のあるお店です。
限定スイーツのいちばん人気は、『生おから』を使った『おからドーナツ』!
おからの風味とコクが美味しく、栄養も豊富でヘルシーなので、おやつにも最適!
パクっと一口で食べられるサイズ感は、お子さまや年配の方どちらにも対応しています。
おからドーナツは数量限定なので、電話予約で注文しておくと安心です。
筆者のオススメは、手軽に美味しくタンパク質が補給できる『豆乳スムージー』!
絶妙な力加減で絞られた、おとうふが作れる高濃度な豆愛特製の豆乳を使用しています。
こだわりの豆乳に、イチゴもしくはバナナの冷凍果実を合わせて作るスムージーは、甘すぎず、優しい甘さなのが大人にも飲みやすくてGOOD!
サイズはS・M・Lの3サイズで展開されています。
LサイズはSサイズの3倍の量なので、ボリューム満点ですよ。
ホイップクリームにソースを合わせた、スイーツ好きには堪らないフローズンも人気です。
豆愛こだわりの豆乳を使った、豆乳プリンや豆乳チーズケーキが登場する日もあるそう!
また売所では、eco活動の一環として、ほんの少し形の崩れたB級品がお値打ち価格で並ぶこともあります。
製品を購入した方限定で、お得なお値段で販売しているこのB級品。
割れたり、欠けてしまったりしていますが、味に変わりはありません。
自家消費用に、いかがですか?
あなたの好みがきっと見つかる! 約20種類の豆愛のおとうふを召し上がれ
これまで豆愛の色々な商品を紹介しましたが、これらは豆愛が生産している商品の、ほんの一部に過ぎません。
なんと豆愛の商品ラインナップは、約20種類ほど!
筆者には多く感じたのですが「選ぶ側に、選ぶ楽しさを味わってもらいたくて、様々なおとうふを作り続けたい」と笑う信一郎さん。
一生懸命に作られている、豆愛の大豆の味が濃くて美味しいおとうふを、ぜひ一度味わってみてください。
濃厚なおとうふの味が忘れられず、きっとファンになってしまうことでしょう!
- ■ 株式会社 豆愛
- 住所/愛媛県伊予市下吾川1862-1
- TEL/089-982-0422
- 営業時間/11:00~17:00(土日のみ16:30まで)
- 定休日/火曜日・水曜日
- 駐車場/あり