【朗読とピアノで紡ぐものがたり 愛媛/松山市】 萬翠荘で体験するピアノと朗読で織りなす物語の世界
2025年3月2日(日)開催! 言葉と音楽の魔法の特別な公演

今回、松山市にある萬翠荘で2回目の「朗読とピアノで紡ぐものがたり」が開催されます。
朗読と聞くと、「ただ話を聞くだけ」「眠たくなりそう」と思う方もいるかもしれません。
でも、朗読の魅力は、ただ言葉を聞くことではなく、心の中に物語の世界を広げることにあります。
ことわざに「百聞は一見に如かず」とあるように、視覚からの情報は確かでわかりやすいものです。
しかし、朗読の世界では、目で見るのではなく、心の目で情景を描くことが大切。
音だけで広がる世界に身を委ねることで、想像の楽しさを味わうことができるのです。
今回の朗読ライブでは、愛媛県出身のショートショート作家・田丸雅智さんの『春シャボン』とアンデルセン童話『雪だるま』を朗読します。
『春シャボン』では、タイトルにもあるように物語にはシャボン玉が登場します。
皆さんは、どんなシャボン玉を思い浮かべますか?
透明に輝くもの、大きくゆっくりと飛んでいくもの、虹色にきらめくもの…。
想像するシャボン玉はどんな色や形でも自由です。
それは、まるで雪だるまを想像するときに「目はボタン」「鼻はニンジン」と決める必要がないのと同じこと。
日本の雪だるまは二段重ねが多いですが、外国では三段重ねも多くみられますよね。
そうやって、想像を膨らませていくうちに、いつの間にか物語の中に自分が入り込み、心に映し出す情景越しに物語を感じてほしいと願っています。
自分だけの物語のイメージをふくらませることができるのが、朗読の魅力なのです。
朗読を行うのは元あいテレビアナウンサーで、シアーミュージック松山校話し方講師も務める大原純さん。
アナウンサーとして培った確かな発声と表現力、そして言葉に込める温かさが、物語に命を吹き込みます。
大原純さんの朗読は、ただ読むだけではなく、まるで登場人物が目の前にいるかのように情景を鮮やかに描き出します。
その声の抑揚やリズム、間の取り方が、聞き手の心を引き込み、物語の世界へと誘うのです。
朗読ライブの魅力は、ただ物語を読むだけでなく、会場の雰囲気や観客との一体感によって、その場ならではの物語が生まれることです。
観客の皆さんと一緒に物語の世界に浸り、共有する時間は、特別なものになること間違いなしですよ。
また、今回の公演では、朗読に合わせて生のピアノ演奏もあります。
演奏を担当するのは、料理研究家であり作曲家でもある中村和憲さん。
中村和憲さんの手元には、なんと楽譜はありません。
物語を聞いて即興でメロディが生み出されるのです。
そのメロディは豊かでやさしく、耳に心地よく響いてきます。
物語の情景に合わせた音楽が流れることで、さらに深く物語の世界に入り込むことができるでしょう。
子どもから大人まで様々な世代が奏でる神秘的な歌声のメロディ
今回の朗読ライブの会場は、松山市にある萬翠荘(ばんすいそう)。
萬翠荘は、大正11年(1922年)に旧松山藩主の子孫である久松貞謨伯爵の別邸として建てられた洋館です。
緑に囲まれた静かなこの場所は、まるで物語の中に迷い込んだかのような雰囲気を醸し出しています。
そんな歴史ある場所で、朗読とピアノの調べが響き合う時間は、日常の喧騒を忘れさせ、心を癒してくれるはずです。
物語と音楽が交わる特別な空間で、ぜひ想像の世界を楽しんでください。
この「朗読とピアノで紡ぐものがたり」は、萬翠荘で年に一度開催されるイベントです。
今年で2回目を迎え、今後も続けていく予定です。
公演の詳細は公式HPでご案内していますので、ぜひチェックしてみてください。
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朗読とピアノが織りなす幻想的な世界を、あなたも一緒に体験しませんか?
- ■ 朗読とピアノで紡ぐものがたり
- 開催日/2025年3月2日(日)
- 開催時間/午前の部11:00~ 午後の部14:00~(開場は30分前)
- 開催場所/萬翠荘
- 住所/愛媛県松山市一番町3-3-7
- 料金/前売り券1,500円 当日券2,000円
- お問い合わせ/おはなしのたね・しあわせのたね(090-7783-2290)