第35回 七折梅まつりで春の息吹を体感 【愛媛/砥部町】

  

15ヘクタールの広大な敷地が広がる七折梅園を堪能

こんにちは、おにぎりの具は断然梅派のイマナニライターもり氏です。
今回は我が家の毎年恒例行事として訪れている七折梅園にやってきました。

梅の開花時期にあわせて開かれる「七折梅まつり」。
今回は2月22日から3月9日までの期間で開催されます。

3月になったばかりでまだまだ冷え込むかな？ と予想していましたが訪れた当日は日当たりもよく、まさに春の陽気といった塩梅でした。

土曜日ということもあって駐車場はほぼ満席。
期待感も高まりますね。
それでは早速、行ってみましょう！

こののぼりを見ると今年も梅まつりの季節が来たな、と感じます。

駐車場すぐ横の屋台ではお酒やこんにゃく、梅ジャムなど様々なアイテムが。

人気の梅もち。
ほんのり梅の香りが漂うもち生地がたまりません。

チケット購入し、いざ七折梅まつりへ！

七折梅園は私有地の為、普段は一般人は入場することができないそう。
そのため、梅を近くで見ることができるのは七折梅まつりの開催期間中のみ。

このチャンスを逃さない手はない、とばかりに多くの来場者が足を運ぶ人気のイベントです。
15ヘクタールの広大な敷地に咲く様々な種類の梅を目にすることができます。

ところが、本日訪れた時点では梅の開花状況はまだまだで、ほとんどの梅が蕾の状態。
どうやら今日から2週間先頃が開花予想とのことでした。

自然を相手にしているからこそ開花の時期に梅まつりを開催できるように調整するのも中々難しいのですね。
それでも、じっくり探してみると梅の花が咲いている木も所々にあったりして、ある意味例年よりじっくり観賞できているような気がします。

入口入ってすぐにある七折梅園の案内図。

蕾の状態の木が多い中でも花が咲いている梅も見つけました！

一足早く咲いた梅の花。
風情がありますね。

開花までもう少し。

七折梅園で体力作り？ 目指せ展望台への道

広いスペースに売店がずらりと並んだ梅まつり会場では、梅を使用した梅入りからあげや梅たこやき、梅もちといった七折梅園ならではの食べ物を販売。

さらにはアクセサリー小物やフライドポテト、フランクフルトやいちごジュースなども販売され、大変賑わっていました！

そして子供達に大人気の砥部町のマスコットキャラクター「ななうめちゃん」にも運良く出会うことができました。
ななうめちゃんは砥部町の特産品「ななおれ小梅」をイメージしたゆるキャラです。

イベント会場に訪れた人達に手を振ったり写真撮影に応じたり、本日も七折梅まつりのPRに大忙し。
息子もななうめちゃんにハイタッチしてもらえて上機嫌。

個人的イチオシは梅入りからあげ、ほのかに梅が香るからあげは食べ応えも抜群、できることなら毎週食べたいくらいの気持ちです。
ここでしか出会えないグルメの特別感も相まってより美味しく感じられました！

七折梅まつりのおもてなし。
コーヒー100円ありがたや。

七折梅園のアイドル、ななうめちゃんにも会えました！

ななうめちゃんにタッチをせがむ息子氏。

梅入りからあげ、めちゃくちゃ美味しかったです！

お土産の梅もちの入った袋をしっかり握って離さない我が子。
父親似でおもち好き？

せっかく七折梅園に来たからにははるか先にある展望台まで行ってみようと決意し、イベント会場から約25分ほどの道のりをせっせと登り始めることに。

厳しい登り坂、次第に体力を奪われていく中でも道中で菜の花が咲いていたり、時折梅の花を見つけることができたりと、自然の豊かさを肌で感じることができました。

もうすぐ2歳になる息子も展望台まで元気に歩いて登ってくれました。

2歳間近でこの脚力、将来は山の神になってしまうのではないかしら、と親馬鹿目線も入りつつ辿り着いた展望台から望む景色は七折梅園を一望できる絶景！

雲ひとつない青空も手伝って、頬に当たる風も心地よく、ステキな時間を過ごすことができました。

そしてこの景色に満足したのか息子が突如お昼寝タイムに突入。
起きている時よりも身体に力が入っていない分、より重みを感じる息子を抱えながらの下山は中々にハードでした…。

所々咲いている菜の花が綺麗でした。

登り坂もなんのその。
道が狭い所もあり、転げ落ちないようにとヒヤヒヤしながら追いかけてました。

やっとの想いで辿り着いた展望台。
膝に中々のダメージ。

展望台から見る七折梅園。
頑張ってここまで来たかいがあったというものです。

家に帰るまでが七折梅まつりです。
ありがとうございました！

と、いうことでまだピーク前の時期だった為、正直もっと梅の花満開の時期に訪れたかったなという思いもありはしましたが、それでも今この瞬間の七折梅園を感じられた良き時間でした。

親子や友達、ワンちゃん連れの方も多くおられました。
年代も様々、老若男女に愛されるお祭りなのだなと改めて実感した次第です。
幅広い世代が楽しめるイベントはとっても貴重ですね！

家族や友達同士で同じ時間を過ごした思い出を梅の匂いが香る季節が来る度に思い出すことでしょう。
そんな愛すべきゆったり時間を過ごせる七折梅まつり。

2025年度の開催は3月9日まで。
ぜひお時間が合う方は訪れてみて下さいね。

• ■ 第35回七折梅まつり
• 開催日/2025年2月22日〜3月9日 10:00〜16:00
• 開催場所/七折梅園
• 開催住所/愛媛県伊予郡砥部町七折109
• 駐車場/あり
• 料金/大人（中学生以上）300円/小人（中学生以下）無料/大人団体（20名以上）250円
• 問い合わせ先/農事組合法人ななおれ梅組合
• 電話番号/089-962-3064

七折梅園公式HPはこちら
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