伊予かすりとタルトで味わう、道後ハイカラ時間(愛媛/松山市・おでかけレポ)
こんにちは、えぷりライターのま〜ぼ〜です。
前回、人生に嫌気がさして、タイムリープしようとしたけど、できませんでした。
結局自分の人生からは逃げられないのだと絶望しながら、セガサターンやってます。
今の若い人は知らないだろう…?
セガサターン。
いきなり湧き出た、My伊予かすりブーム
戦前の女学生のカルチャーに関する本を読んだとき、ふと「大正の女学生が持っていそうな小物がほしい。しおりとか」と思いました。
まず「伊予かすり」とは、今から約200年前に、鍵谷カナさんが考案した織物です。
通気性があり丈夫で、明治から大正にかけて全国的に人気を集めました。
織物機の改良が進み、複雑な模様を織り出すことが可能になり、伊予かすりは多彩で美しい織物へと変化していきました。
昭和初期から戦前まで、垣生小学校では制服に伊予かすりが採用されていたそうです。
そして最近、運良く理想の伊予かすりのしおりに出会ったのですが、そこから伊予かすり欲が湧き上がり、私の中に伊予かすりブームが到来しました。
今回は「もしも私が大正の女学生なら、どんなものにときめくのだろう。」
そんな視点で、伊予かすりの小物を探してみました。
道後ハイカラ通り・今治屋(いまはるや)
しおりを手に入れたことで、さらに伊予かすり欲が湧いた私は、道後のハイカラ通りなら何かあると考え、道後温泉駅へ向かいます。
道後ハイカラ通りの入り口は、道後温泉駅を降りてすぐ。
ハイカラ通りのお土産物屋さんで聞き込みをしたところ、3軒目で「今治屋(いまはるや)」さんが取り扱っているとの情報を得ました。
道後ハイカラ通りは、平日も賑わっています。
外国人のお客様もたくさん見かけます。
ハイカラ通りの入り口から真っ直ぐ歩いて約2分のところに「今治屋(いまはるや)」はあります。
今治(いまばり)ではないのでご注意を。
ポーチとバッグ。ポーチは小ぶりで、手のひらに乗るサイズ。
松山市の花が椿ということで、椿絣の雑貨がとても多いです。
椿紋のミニバッグ。
お財布とスマホ、リップを入れたらいっぱいになりそうな、可愛いサイズ感。
大正の女学生なら、お財布とハンカチと…櫛とか?
スマホを除けば、持ち歩くものは現代人とあまり変わらないのかもしれません。
椿は、大正浪漫を代表する画家、竹久夢二の絵の中でも多く描かれているため、大正カルチャーが好きな方には、たまらない一品だと思います。
B6くらいの冊子が余裕で入りそうな巾着。
丈夫な生地で浴衣に合いそう。
温泉上がりに巾着を持って、お買い物はいかがですか?
商品名は「時代財布」。
渋可愛い!ブックカバーにもなる、一粒で二度おいしいやつです。
魅力的な作品ばかりで、あれもこれも欲しくなってしまいます。
ネコちゃんの手提げポーチと、コロンとしたミニポーチ。
職人さんの手作りだそうで、それぞれのお顔に個性があります。
上)扇形の珍しいコースター。お土産でもらったら嬉しい。
下)目にした瞬間、丁寧に珈琲を淹れたくなったコースター。
タルトとコーヒーで、ハイカラブレイクタイム
お買い物のあとは、六時屋に併設されているカフェ「道後もなかCafé」で、アイスコーヒーとタルトをいただきました。
なぜ「ハイカラな休憩」なのかというと、理由はタルトとコーヒーの歴史にあります。
カステラ生地に餡を巻いたタルトは、愛媛を代表する銘菓です。
松山藩主の松平定行公が、公務で長崎に滞在していたとき、カステラの中にジャムが巻かれた南蛮菓子を食べ、その味を気に入り松山に製法を持ち帰ったことで、タルトの歴史が始まりました。
そして、コーヒーは明治時代に上流階級を中心に親しまれるようになり、大正時代には喫茶店文化とともに広まりました。
現在のように気軽に楽しめる飲み物として定着したのは、戦後のことです。
六時屋は、ハイカラ通りの曲がり角付近にあります。
六時屋の屋号の由来も面白いので、気になった人は調べてみてください。
アイスコーヒーとタルトのセット。
タルトをチビチビと口に入れて、コーヒーと一緒に味わうのが好きです。
タルトは複数の製菓会社から製造販売されていて、見た目は似ていても味に個性があります。
六時屋のタルトは、餡が主張しすぎず舌触りが滑らかで、味がやさしいです。
椅子がタルト!!
ソファの背もたれにも実は…。
まとめ|伊予かすりとタルトで味わう、道後ハイカラ時間
伊予かすりの小物探しから始まった今回のおでかけ。
伝統的な伊予かすりも、時代を超えて今の暮らしに寄り添う雑貨へと形を変えています。
昔から受け継がれてきた文化を、身近な小物や味わいを通して楽しめるのも、愛媛の魅力の一つではないでしょうか。
今治屋では、黄色の巾着とチューリップ柄のコースターを購入しました。
チューリップの球根が国産化されたのは大正時代。
まだ珍しい花だった時代背景も含めて、大正浪漫を感じる柄として選びました。
今治屋(いまはるや)のアクセス・基本情報
訪れたお店/今治屋(いまはるや)
住所/愛媛県松山市道後湯之町6-16
営業時間/9:00〜21:00
定休日/不定休
電話番号/089-921-6073
駐車場/なし