【久万高原天体観測館】星を見る楽しみが広がる!プラネタリウムと大型望遠鏡を体験(愛媛/久万高原町・にこひめプロジェクト)
「子どもに本物の月や星を見せてあげたい」
「いつもとは少し違う体験を楽しみたい」
そんな方におすすめしたいのが、久万高原町にある「久万高原天体観測館」です。
久万高原天体観測館にはプラネタリウムがあり、その季節に見られる星座や夜空について学べます。
さらに、別棟の天文台には口径60cmの大型望遠鏡が設置され、月や惑星などを実際に観察できます。
今回は館内や天文台を見学しながら、施設の見どころや星の楽しみ方、イベントについてお話を伺いました。
星や宇宙を身近に感じられる、久万高原天体観測館の魅力をご紹介します♪
まるでお城!木の温もりを感じる久万高原天体観測館
久万高原天体観測館を訪れて、まず目を引いたのがお城のような外観です。
「天体観測館」と聞いて丸いドーム型の建物を想像していたので、想像とは違う建物に驚きました。

実は、もともとお城だった建物を利用しているわけではありません。
周辺に城跡があったことに加え、当時の町長が久万の木を使った施設を造りたいと考えたことから、お城をイメージした建物になったそうです。

館内に入ると、太い柱や梁、木の床などが目に入り、外観とはまた違った温かみを感じます。
なかでも印象的なのが、館内の中央に立つ大きな柱です。

この柱には地元の木が使われており、一本の木が上まで長く伸びているそうです。
吹き抜けを見上げると、木の柱や梁が組まれた空間が広がり、館内全体から木の温もりを感じられます。
プラネタリウムでその季節の星空を楽しもう!

久万高原天体観測館には、星や宇宙を身近に楽しめるプラネタリウムがあります。
投影時間は約30分。内容は季節に合わせて変わり、1〜2か月ほどの間隔で更新されます。

その時期の夜空で見られる星座について知ることができ、夜空を見る楽しみも増えそうです。
プラネタリウムで星について知ったあとに、実際の夜空を見上げてみるのも楽しそうですね♪
口径60cmの大型望遠鏡で星や月を観察!

プラネタリウムのある建物から少し移動すると、丸いドーム型の天文台があります。
2階へ上がって目にしたのが、口径60cmの大型天体望遠鏡です。

間近で見ると思っていた以上の大きさで、私も思わず「大きい!」と声が出てしまいました。
普段の観望会では、この望遠鏡を使って星や惑星などを観察します。

スマートフォンを接眼部分に合わせれば、望遠鏡越しに撮影することもできます。
天体写真というと専門的なカメラや機材が必要なイメージがありますが、自分のスマートフォンで星や惑星の姿を残せるのはうれしいですね。

普段何気なく見上げている星を、望遠鏡を通して観察できるのも、久万高原天体観測館ならではの魅力です。
9月25日は「中秋の名月観望会」を開催!

2026年9月25日(金)には、久万高原天体観測館で「中秋の名月観望会」が開催されます。
中秋の名月とは、太陰太陽暦の8月15日の夜に見える月のことです。
2026年は満月の2日前にあたるため、完全な満月ではなく、少し欠けた月を観察できます。
当日は大型望遠鏡を使って月を観察するほか、スマートフォンでの撮影も楽しめます。
普段見上げている月を、大きな望遠鏡でじっくり観察できる貴重な機会です♪

なお、9月16日の取材時点では20:00の回は満席で、21:00の回には空きがあります。
予約状況は変わる可能性があるため、参加を考えている方は早めに問い合わせてみてください。
100回を迎えた「宙ガールの観測会」

久万高原天体観測館では、女性向けの「宙ガールの観測会」も開催されています。
「宙(そら)ガール」は、星空を眺めたり撮影したりしながら、気軽に天文に触れられる企画です。
参加者は、それぞれのペースで星空観察や撮影を楽しめます。

宙ガールの観測会をきっかけに写真撮影へ興味を持ち、自分のカメラを購入して各地へ撮影に出かけるようになった方もいるそうです。
2026年には観測会が100回を迎え、館内では記念写真展も開催されています。

さらに、11月7日(土)〜8日(日)には、1泊2日の観測会も予定されています。
撮影や交流を通して天文の楽しみ方を広げられるのも「宙ガールの観測会」の魅力ですね。
昼間の星を観察する「お昼の星をみよう!」

2026年9月19日(土)〜23日(水)には、「お昼の星をみよう!」が開催されます。
大型望遠鏡を使い、普段はなかなか見ることのできない昼間の恒星や惑星を観察するイベントです。
予約不要なので、ぜひ気軽に参加してみてください♪
開催期間/2026年9月19日(土)〜23日(水)
時間/10:00〜16:00
※12:00〜13:00は休憩
予約/不要
星雲や星団をカラーで楽しめる「電視観望会」

通常の観望会とは少し違った方法で星や宇宙を楽しめるのが、「電視観望会」です。
天体望遠鏡にカラーカメラを取り付け、撮影した星雲や星団などをモニターに映して観察します。
望遠鏡を直接のぞく観望会とは違い、普段は見えにくい天体の色合いを楽しめるのが特徴です。
開催日時は以下のとおりです。
2026年9月18日(金)20:00〜21:00
2026年10月12日(月・祝)20:00〜21:00
いつもとは違った方法で星を楽しみたい方は、ぜひ参加してみてください♪
星や宇宙を身近に感じられる久万高原天体観測館へ!

今回訪れた久万高原天体観測館は、プラネタリウムや大型望遠鏡などを通して、星や宇宙をさまざまな角度から楽しめる施設でした。
お城のような外観や木の温もりを感じる館内も印象的で、天体観測だけではない魅力があります。

大型望遠鏡で月や惑星を観察したり、昼間の星を探したりと、普段とは少し違った体験ができるのもうれしいポイントです。
季節に合わせた観望会やイベントも開催されているため、訪れるタイミングによってさまざまな楽しみ方ができます。
「星をもっと近くで見てみたい」「宇宙について知りたい」と思ったら、久万高原天体観測館を訪れてみてはいかがでしょうか♪
久万高原天体観測館の基本情報
施設名/久万高原天体観測館
開館時間/10:00〜17:00
休館日/毎週月曜日、祝祭日の翌日
電話番号/0892-41-0110
【プラネタリウム】
投影開始時間/11:00、13:30、15:00
※平日・土日祝共通
投影時間/約30分
料金/大人500円|高校・大学生400円|幼児・小学生・中学生300円
【天文台】
料金/大人500円|高校・大学生400円|幼児・小学生・中学生300円
開催時間/金・土曜日 20:00〜、21:00〜(季節によって変動あり)
申込方法/電話での事前予約が必要
※65歳以上の方、または障害者手帳をお持ちの方は50%引き