【番外編】お庭でキャンプ!ダッチオーブン万歳!

  

グルッタ    イマナニ体験レポート

愛媛のキャンプ場で遊ぼう! Vol.5

皆様、GWはどのように過ごされましたか?
永遠の素人キャンパー・グルッタです。

僕は、GW中キャンプやる気満々でしたが、新型コロナウィルスの影響で自宅待機。
でも貴重な長期お休みですし、プチキャンプ気分を楽しむ事に。
自宅の駐車場をちょっと空けて「お庭でキャンプ」を決行!

で、エンターテイメント性を求めアイテムに逃げ道を求めてしまいました。
今回購入のキャンプ用品はこちら。
「ダッチオーブン」でございます。

魔法の鍋とも言われ、煮る・焼く・蒸すなど何でもできる万能鍋です。
分厚い金属の蓋が特徴の鋳鉄製で、キャンプ料理の定番道具とも言われています。

とにかく重たいのと錆びることから扱いがめんどくさい道具らしく躊躇っていたのですが今回、余裕あるGWを使ってレッツトライ!

ちなみに僕の購入金額は安価な4000円程度で、サイズは10インチ(25センチ)足なしIH対応。
ニトリからも同サイズ2536円(税込)と驚きの商品があったりします。
昔は7000円~1万円が相場だった気がしたのですが、ブランドに拘らければ手頃になってきていますね。

さて、ダッチオーブンにはお約束として最初に「シーズニング」という慣らし作業が必要です。
聞き慣れない言葉ですね~。
シーズニング済やステンレス製なども売られているのですが、僕は経験したい性格ですので。

ダッチオーブンはサビ防止用のワックスなどが塗られ出荷されることから最初にこの作業が必要です。
作業内容としては、洗ってその後、3~4回熱して油を塗ってを繰り返し、最後にクズ野菜で臭い取りの作業となります。

実際、家事の合間に対応していたら4~5時間掛かってしまいました。
もう1日仕事ですね。(汗)
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かなりの存在感。
かなりの存在感。 まずは洗剤でゴシゴシ洗います。 加えてお湯を沸かして、さび止めワックスを浮かします。 で、焼いては表面に油を染み込ませてコーティングを繰り返します。 最後はクズ野菜で鉄臭さをとって出来上がり。
最初は、鉄銀色だったのですが、シーズニングを終え明らかに真っ黒になっています。
黒色に仕上がったダッチオーブンを「ブラックポット」と呼び、使い込めば込むほど味のあるダッチオーブンに育てるのが醍醐味だとか。
ややマニアックな世界ですな。

ここから2日目に突入です。
初!ダッチオーブン料理として選んだのが「野菜のロースト」

野菜を詰め込んで、蓋をして1時間放ったらかしという超手抜き料理。
重い蓋のお陰で圧力鍋のような効果があり絶品な仕上がりになるそうです。

晴天の中、チビ達と実食してみると…。
これが本当に柔らかくて美味しいんです。
正直、ちょっとビックリ。

特に人参が甘くて僕のお気に入りに。
塩コショウのシンプルな味付けなので素材の味が楽しめ満足です。

ちょっとシーズニングでゲンナリしていた気持ちが、シャキッとしてきました。
テンション高めになり、ここから連日ダッチオーブン料理が続くわけです。
無論、妻は呆れていましたが…。
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シーズニングを終え、真黒な姿に。
シーズニングを終え、真黒な姿に。 人参が隠れていますが、材料はこれだけ。 チビたちもランチのスタンバイ。 じゃ~ん。出来上がりました。 ノンアルコールで乾杯です!

恐るべしダッチオーブン料理。

すっかり気分の乗ってきた僕は、チビ達にも楽しんでもらおうと3日目・2品目に「豚バラ肉のコーラ煮」に挑戦。
小学生の二人は、料理にコーラを入れるなんて発想は無いわけで、調理中大盛り上がり。
やっぱり、こんな演出は大切です。

実は僕も初めてで、本当に美味しくできるか自信なし。
でも結果、コーラの味が不思議なくらいなくてトロトロの美味しい煮物になりました。
ゆで卵もたくさん入れたので、それもポイント高かったようです。(長男談)

で、最後4日目・3品目はピラフにトライ!
七輪だったので、火加減に一抹の不安はあったのですが、軽くおこげが出来た程度でバッチリ。
割とイージーに対応しても、これだけのものができるのは素晴らしい。
それに場所がどこであれ、青空の下で食べる食事は、やっぱり美味しく感じます。

料理後、洗って油塗ってを繰り返すのは手間ですが、イイ感じです。
大切に使えば一生モノって雰囲気が味わえて満足感高め。

こうなると尚更キャンプ場で実践したくなりますね。
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豚バラ肉1キロ、ど~ん。
豚バラ肉1キロ、ど~ん。 コーラを注ぐ時は盛り上がり。 ホロホロと柔らかい肉に仕上がっています。 再びお庭でクッキング! どの料理もチビ達に好評でした。
GW最終日は、ベタにお庭でBBQです。

昼間、薪割りのついでに初「スウェーデントーチ」づくり。
偶然ですが、YouTubeで発見しまして。

元々はフィンランドで昔から使われていた「かがり火」が発祥。
丸太に切り目を入れて作るシンプルな構造のちょっと変わった焚き火です。

ありふれたBBQに華を添えれたら最高ですが…。

チョット苦労しましたが、長男が無事に点火。
すっかりファイヤースターターの達人になっています。

でも、乾燥が甘かったのか、杉がダメなのか最初は煙がかな~りモクモク。
単なる迷惑な煙マシーンでしたが途中から安定して燃え始め、いい雰囲気になりました。

確かにフライパンを乗せて調理も出来、使い方の幅は広いかも。
冬キャンプの機会があれば現地でトライですね。
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手頃な杉丸太を加工します。
手頃な杉丸太を加工します。 十字に切り口を入れて完成。 安定してきたらこんな感じ。 次男は自宅前なのに、このフィーバーぶり! 3時間程度でこの姿です。
買い物以外、引きこもり状態のGWでしたが、ダッチオーブンのお陰で楽しい時間が過ごせました。
ダッチオーブン料理の王道なら丸鶏ローストチキンですが、今後の楽しみに取っておきます。
クリスマスで挑戦してみようかな。

かなり敷居の高い印象でしたが、シーズニングさえ終われば、扱いはそこまで大変ではなかったです。
でも、10インチ・本体重量5キロが限界かな~。
迫力があって憧れるけど、12インチ・本体重量10キロは取り回しで苦労しそう。
家族4人ならこのサイズで賄えそうです。

着々と道具と知識が整ってきていますから、6月に入って新型コロナウイルスがもう少し落ち着いたらキャンプ場へ行きたいです。
それまでは、お庭でダッチオーブン料理の日々かもしれません。

男の料理道具って雰囲気がストレートに感じられますので、キャンプにいかない男性陣でも自宅対応でオススメです。
個人的には、6~8インチサイズを追加購入してパンも焼いてみたい気持ち満々だったり夢が広がっています。

おうちでキャンプ
開催場所/愛媛県の我が家
問い合わせ先/グルッタ
reported by グルッタ