【天赦園 藤の花 愛媛/宇和島市】 風光明媚な日本庭園で白と紫の藤棚がお出迎え

  

2024年4月中旬 まるで人気マンガの世界!? 美しい藤の花を眺めよう

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宇和島藩の七代藩主であった伊達宗紀の終の棲家として、1866年に造られた大名庭園、天赦園。

国の名勝にも指定されている日本庭園ですが、敷地内に咲く四季折々の花々や移ろいゆく自然の景色を楽しもうと、観光客だけでなく地元の人々も大勢訪れる場所となっています。

地域の憩いの場ともなるこの天赦園。
春らしい陽気が感じられるこれからの4月中旬~下旬は、綺麗な藤の花が見頃を迎えます!

国民的人気マンガの影響もあり、ここ数年は藤の花を見に庭園を訪れる方も老若男女問わず増えているそう。

写真映えも抜群!
春らしい幻想的な藤の花の景色を見に、ぜひ足を運んで見ませんか?

藤の花やツツジ、アヤメ…春ならではの庭園の景観に癒されて

天赦園では伊達家の先祖が藤原鎌足であることから、藤原家のゆかりをしのび園内に6基の藤棚が設置されています。
入口を入ってすぐ、まずはかわいらしい紫色の野田藤が皆さんをお出迎え。
入口すぐ近くの藤棚や、池にかかる太鼓橋式の藤棚は4月中旬に見頃を迎えます。
白玉藤が太鼓橋の上を彩るように咲くことから、宇和島では「上り藤(のぼりふじ)」の愛称で親しまれています。

これらの藤の花は江戸時代から、毎年春になると庭園の景色を美しく彩っているとのこと。
数百年間人々を見守ってきた藤の花には、歴史のロマンも詰まっていますね。

藤棚の中には、紫色と白色の野田藤の2色のコラボレーションが楽しめるものも。
二色の美しい藤棚の景観を楽しみたい場合は、4月下旬頃に庭園を訪れるのがおすすめです。

その他園内ではこれからの季節、青々とした涼しげな竹の植栽エリアや、水辺に佇む書屋・春雨亭の景観も人気です。

毎年春頃には「呈茶会」も開催。
お殿様が実際にお茶を嗜んだ茶室で、瑞々しい春の景色を眺めつつゆったりとお茶を楽しむこともできますね。

また藤の花と共に春を彩る花々として、同時期にツツジやアヤメも見頃を迎えます。
夏に向かう中では、こちらも色鮮やかな花菖蒲が楽しめる時期も。

暖かな陽気の中、鳥のさえずりに耳を傾けつつ、穏やかな自然に囲まれ、華やかで彩り豊かな庭園の景色を眺める…。
そんな癒しの休日を、ぜひ天赦園で過ごしてみてはいかがでしょうか。

■ 天赦園 藤の花の見頃
開催日/2024年4月中旬
開催場所/天赦園
住所/愛媛県宇和島市天赦公園
料金/大人500円、高校生300円、中学生200円、小学生100円、小学生未満無料
お問い合わせ/天赦園受付(0895-22-0056)
天赦園 公式HPはこちら
イマナニで「天赦園」の情報を見る

reported by イマナニ編集部 曽我美なつめ
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