【第66番】 巨鼇山 千手院 雲辺寺

【第66番】 巨鼇山 千手院 雲辺寺

「涅槃の道場」はここから始まる

 香川と徳島の県境をまたぐ雲辺寺山(標高927m)の山頂にある雲辺寺は、霊場の中で最高峰に位置し、僧侶の学問修行の場として栄えたことから、別名「四国高野」とも呼ばれている。所在地は徳島県だが、讃岐「涅槃の道場」最初の霊場。この険しい山中に寺が創建されたのは延暦8年(789)、弘法大師が16歳の頃、善通寺建立の材木を求めて登山したところ、霊山の趣に惹かれ、一夜にして堂宇を建立。鎌倉時代には関所の役割も兼ねた大寺院であった。戦国時代に土佐の長宗我部元親がこの寺を訪れ、四国統一の野望を住職に打ち明けたが、土佐の国造りに専念するよう説かれた話は有名だ。

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住所 徳島県三好市池田町白地ノロウチ763
お問い合わせ先名 巨鼇山 千手院 雲辺寺(うんぺんじ)
電話番号 0883-74-0066
休日 無・宿坊なし
駐車場 あり(雲辺寺ロープウェイ利用約7分、無料、400台)山頂駅から徒歩約5分

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