道後の旅館・ホテルが、万全な感染予防対策でおもてなし
今だからこそ、安心・安全な道後温泉へのお泊り旅へ
新型コロナウイルスのため、ステイホームが推奨され数カ月。県内での感染者も減少し、その被害も収まりつつある今。
ちょっと疲れた心と身体を休める、県内での安心・安全なプチ旅行が注目されています。
長らく休館、休業していた道後温泉周辺の施設や宿も6月以降に営業再開しはじめ、人出が戻りつつある今、道後温泉旅館協同組合では、独自の新型コロナ感染予防対ガイドラインを作成し、安心・安全な宿づくりに取り組んでいます。
今だからこそ、身近な県内の観光スポットへ。
なかでも全国的人気を誇る道後温泉を満喫する、お手軽な宿泊旅行に出かけてみてはいかがでしょうか。
道後温泉旅館協同組合独自の新型コロナ感染予防対応ガイドライン
1・各施設1名以上のコロナウイルス感染症予防責任者を選任。
2・過密にならないように、収容力にあわせて宿泊人数制限の実施。
3・感染リスクの高いパブリックトイレ並びにロビー、エレベータは、営業時間内は2時間に1回以上拭き取り消毒を実施。
4・マスクをしていないお客様や持参していないお客様には、フロントにてマスクを無償提供しマスクの着用の依頼。
5・エレベータの利用は、密を避けるために個人またはご家族、お連れ様の単独利用。
6・大浴場の利用は、過密にならないようコントロールする(入浴時間の予約など)。
7・料理の提供は、基本セットメニューとし、ビッフエの場合でも小鉢提供や従業員による取り分けで行う。料理取り分け用の箸やトングのお客様利用は不可。
8・お客様の持ち物を扱う場合は、お客様の了解の下、手袋や台車利用などできる限りの対策を。
9・従業員とお客様との密な接触を避けるため、分かりやすい館内案内や道後周辺観光案内などを作成しチエックインの際にお渡しする。
10・新型コロナウイルス感染拡大予防に対するお客様への協力依頼と各施設ごとのお願い文の作成、掲示。
各宿泊施設ごとに設置した責任者の指導のもと、どの宿でも安心して宿泊できるようガイドラインを策定。
各旅館・ホテルごとに十分な対策を講じています。
では、道後温泉旅館協同組合加盟する旅館・ホテルの一つ、「古湧園 遥」の対策を見てみましょう。
消毒液の常設のほか、ロビー内では、次亜塩素酸対応の噴霧器を使用し、クリーンな空気を保っています。
フロントマンはマスクと併用してフェイスガードを着用しています。
またガイドラインに則り、マスクを常備。気になる方のための体温計や消毒液なども備えています。
館内のエレベーターは宿泊者に渡されるルームキーをかざし作動する仕組みのため、不特定多数の方が不用意にボタンに触ることはありません。
客室内には手指消毒用の次亜塩素酸水の設置、リモコンカバーなど、気になるところの対策も万全。
室内のテレビでは、大浴場の入浴者数の確認もできるので、混雑をさけお部屋でゆっくりとくつろげます。
このように、道後温泉旅館協同組合独自で設定した新型コロナ感染予防対応ガイドライン
の順守を徹底し、安心・安全な「道後温泉」へのお泊り旅に努めています。
道後界隈の散策はマスト!道後に来たらここにはいかなくちゃ
道後観光でマストともいうべき、おすすめスポットを紹介します。
まずは、道後といえばココ!「道後温泉本館」です。2020年7月現在、保存修理工事中のため、1階の神の湯のみの入館となります。
が、125年を超える歴史と趣はそのまま。
工事中とはいえ、入浴客の足は途絶えることのない人気の湯です。
2017年にオープンした「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」。
松山市周辺にお住まいの方でも、まだ行ったことがない方が多いのではないでしょうか。
飛鳥時代の建築様式を取り入れ、館内は「太古の道後」をテーマに、愛媛の伝統工芸と最先端アートを織り交ぜた作品で彩られています。
大浴場や露天風呂、家族風呂などたくさんの浴室を備えています。
2021年は、道後温泉に来浴したといわれる聖徳太子没1400年の記念の年です。
飛鳥乃湯泉には、関連した内容を体験することができます。
道後の雰囲気を味わうなら、道後の玄関口でもある伊予鉄道道後温泉駅前にある放生園。
道後温泉を舞台にした小説「坊っちゃん」の主人公たちが登場するカラクリ時計や、明治から昭和29年まで道後温泉本館で使用していた湯釜、それを取り囲むように作られた足湯など温泉街の情緒漂うスポットです。
そのほかにも、駅前から道後温泉本館へと延びる「道後商店街」や縁結びで知られる「圓満寺」などの神社仏閣、見所、立ち寄りどころが満載です。
久しぶりの非日常を楽しむ旅でも、コロナ対策は万全に。マスク着用での外出はもちろん、各施設でも消毒液の設置など、十分な対策に取り組んでいます。
各施設の感染予防対策については、道後温泉旅館協同組合のホームページなどでご確認を。
ホテルでの過ごし方にも、安心・安全を提供
旅館・ホテル滞在の楽しみといえば食事とお風呂。
レストランでは、ソーシャルディスタンスを取ることはもちろん、できるだけセットメニューでの提供やビュッフェ形式なら、スタッフさんにより取り分けなどを実施しています。
道後周辺の旅館・ホテルの中には、道後の湯を楽しめる温泉を備えている宿もあります。
冒頭でも紹介した「古湧園 遥」でも、ロッカーのカギの消毒や客室からのタオルの持参など、できるだけ不特定多数が触る箇所の共有を減らす対策をとっています。
新型コロナ感染症対応ガイドライン第一版の改訂版を基本原則に、道後温泉旅館協同組合オリジナルの新型コロナ感染予防ガイドラインを作成し、ほっと一息つける、安心・安全な宿を目指して対策を取っています。
まだまだ遠方への外出は控えておきたい、手軽にリフレッシュしたいなど、こんな時期だからこそ、短い夏休みにも計画しやすい、身近な愛媛県内・道後温泉へのプチ旅行にでかけてみませんか。
■ 道後温泉旅館協同組合
お問合せ先:089-943-83642
https://www.dogo.or.jp