砥部焼出張テント市でお買い得に食卓を彩る！

こんにちは、たけやまです。

最近頻繁にイベントを開催していて注目度の高い「来島海峡サービスエリア」に今回も行ってきました。
「しまなみてらすMarket～砥部焼　出張テント市」サービスエリアの特設スペースに4日間合計16の窯元さんが集結する大きなイベントです。

そもそも「しまなみてらすMarket」って？
しまなみ・愛媛の優れた商品や企画を愛媛の玄関口でもある来島海峡サービスエリアから発信するプロジェクトの一環で、今回は砥部焼にスポットをあて、地元今治の方々や観光で訪れた方々に笑顔になってもらう、そんなイベントだそうです。

多くのテントにズラリと並ぶ砥部焼は迫力満点で、窯元さんによって形や色遣いが全然違い、見ているだけでワクワクします。

まず目に飛び込んできたのは、白磁に藍色の柄が伝統的な砥部焼の食器たち。

うどん屋さんやお蕎麦屋さんでよく見かける、まさに私の知っている砥部焼そのもの。
これまで目にしたことはあるものの、実はあまり触れたことがなかったのですが、手に取るとずっしりとしていて、とても丈夫そう。

厚手でぽってりとした器は、綺麗な白磁に藍色の柄が印象的ですが、よく見ると同じ柄でもひとつひとつ表情が違うのは、手書きで描かれた良さがあり、自分好みのものを見つける楽しさが一層広がります。

中でも佐藤窯さんの作品は、美しい繊細な線に個性的な形のものも多く、使うシチュエーションの想像が楽しく、今晩作る料理を何にしようか考えてしまいました。

伝統的なスタイルにも新しさとかわいらしさがあり、どれにしようかとても悩みます。

見てまわる中、これも砥部焼なの？と思う窯元さんの作品を発見！！

陶房kibiさんの作品は、オシャレな空間・インテリアに映えそうな食器が多く、どれも高級感があり、独創的なものばかりです。
おいしい珈琲を淹れたり、贅沢な料理を盛りつけたり、優雅で背筋を伸ばしたくなるような楽しみ方ができそうです。

STUDIO ECCOさんの作品は、立体的で色彩が華やかで、スッと手に馴染む食器が多いです。
かわいい動物のイラストが描かれた赤ちゃん用の食器は、使う姿を想像するとニヤニヤしてしまうくらい可愛いです。

工房釉瑠璃さんの作品はまん丸い手書きのドットにひとつひとつ違う絵が描かれていたり、お花柄になっていたりと、柔らかい雰囲気があります。
お皿だけでなく小物まであり、どれも素敵でひとつひとつじっくり眺めてしまいます。

ツチノコ工房さんの作品は、猫がモチーフとなっており、一つひとつ違う表情やしぐさにほっこりするものが多いです。
器や小物など、素敵な顔の猫やチンアナゴに見つめられて連れて帰りたくなります。

イロリ工房さんの作品は、「和紙染」という製法を用いて描かれています。
「ピラミッド」「ドーナツ」のようにネーミングされた可愛い模様や小さくシンプルに描かれたかわいい動物のイラストについつい手が伸びてしまいます。

今日は残念ながら見られませんでしたが、後半の2日間はどこか欧風な鮮やかな花柄が特徴的な「陶房くるみ」さん、アメリカのミッドセンチュリーや昭和レトロの工業製品を彷彿とさせる「ワトサン製陶」さん、スタイリッシュなデザインが男心もくすぐる「器陶房　巳」さんの作品が並びます。

店内特設コーナーでは、8月11日まで砥部焼市を開催しているそうで、こちらも素敵な器たちが沢山！
他にも店内には今治タオルや柑橘ジュースなど、これぞ愛媛という商品がいっぱいで、今回購入した器にぴったりなおやつもゲット。

気持ちの良い潮風に吹かれながら、白磁が一層際立って見える「テント市」ならではの体験にずっとワクワクして、とても楽しいイベントでした。
多くの窯元さんの作品に触れることで、伝統工芸である砥部焼を身近に感じ、魅力をより実感しました。

前半2日間と後半2日間で出店される窯元さんが一部変わるそうので、後半も行こうと思います！
みなさんも「砥部焼出張テント市」を体感して、日常を彩りある砥部焼とともに過ごしてみてはいかがですか？

しまなみてらすMarket～砥部焼出張テント市～
開催日／2021年7月22日～7月25日
開催時間／10：00～17：00　最終日は16：00まで
開催場所／来島海峡サービスエリア（今治市大浜町3-9-68）
駐車場／あり(上り普通55台大型14台　下り普通72台大型19台）
料金／なし
問い合わせ先／来島海峡サービスエリア　TEL.0898-33-8633
URL／http://s-leading.co.jp/kurushima