さいさいきて屋の生産者さんシリーズ Vol.4 ~とびきり甘く紅いいちごは愛情こもった極上品!大三島の“あまおとめ”“あま恋”~
星歌子まい イマナニ体験レポート
大三島ならではの愛媛オリジナルブランド“あまおとめ”
JAおちいまばりさいさいきて屋に、今治各地から収穫された今が旬のいちごが並び始めました!と言うことで…
青い海、青い空、真っ赤ないちごを求めてやってきました、大三島!
今回は大三島のいちご生産者のお一人、山本勝史さんにインタビューさせて頂きます。
今治北インターからしまなみ海道を通って海の上を走れば、愛媛県今治市の海に囲まれた島、瀬戸内海の真ん中にある大三島に到着です。
海岸沿いの日当たりの良い場所に、山本さんのいちごハウスは建っています。山本さんがお持ちのいちご用ハウスは5棟。
その中で主に育成しているいちごの品種は、愛媛が誇る“あまおとめ”です。
“あまおとめ”は“とちおとめ”と“さがほのか”を交配して誕生した、“愛媛県オリジナル品種”で、高い糖度が特徴のいちごです。
山本さんは、いちご農家として携わるようになってから約10年、この“あまおとめ”を中心に大三島のいちごブランドを守る一役を買ってきました。
「大三島の日照量は特別で、県内の他地域と比べて晴れの日が多いんですよ」と山本さん。
その日照量と温暖な気候で、大三島ならではの紅く甘いいちごが生まれます。
しかし、大三島の気候のおかげだけでないことはもちろん。
生産者さんの“愛情”とも言える繊細な管理育成で、愛媛ブランド・大三島ブランドを名乗るいちごが生まれています。
さらに、なんでも大三島には格別な美味しさを誇る、超希少なオリジナルブランドいちごがあるのだとか!
山本さんに詳しくお話を伺います。
青い海、青い空、真っ赤ないちごを求めてやってきました、大三島!
今回は大三島のいちご生産者のお一人、山本勝史さんにインタビューさせて頂きます。
今治北インターからしまなみ海道を通って海の上を走れば、愛媛県今治市の海に囲まれた島、瀬戸内海の真ん中にある大三島に到着です。
海岸沿いの日当たりの良い場所に、山本さんのいちごハウスは建っています。山本さんがお持ちのいちご用ハウスは5棟。
その中で主に育成しているいちごの品種は、愛媛が誇る“あまおとめ”です。
“あまおとめ”は“とちおとめ”と“さがほのか”を交配して誕生した、“愛媛県オリジナル品種”で、高い糖度が特徴のいちごです。
山本さんは、いちご農家として携わるようになってから約10年、この“あまおとめ”を中心に大三島のいちごブランドを守る一役を買ってきました。
「大三島の日照量は特別で、県内の他地域と比べて晴れの日が多いんですよ」と山本さん。
その日照量と温暖な気候で、大三島ならではの紅く甘いいちごが生まれます。
しかし、大三島の気候のおかげだけでないことはもちろん。
生産者さんの“愛情”とも言える繊細な管理育成で、愛媛ブランド・大三島ブランドを名乗るいちごが生まれています。
さらに、なんでも大三島には格別な美味しさを誇る、超希少なオリジナルブランドいちごがあるのだとか!
山本さんに詳しくお話を伺います。
「どうぞ食べてみてくださいね!」
温暖な大三島とは言え、この日は雪がチラつく、特別寒い1月上旬。
25~26℃に室温を管理されたあったか~いビニールハウスの中で、新鮮そのものの“あまおとめ”をいただけることに!
一粒で手の中をいっぱいにする存在感の大粒“あまおとめ”。
愛らしい実をかじった瞬間、瑞々しい果肉の歯ごたえ、あふれでる香りと甘さに「美味しい!」「しあわせ~…」が一気に身体を駆け巡りました!!
身体がもう一段階目覚めた感覚に驚きながら、ここからは“あまおとめ”を生み出す山本さんのお仕事風景を見せて頂きます。
週3日いちごを出荷する山本さんは「1日で平均して200パックほど収穫する」そうです。
山本さんのハウス1軒の中には約5000株ほどのいちご苗があり、いちごの出荷日には朝7時頃からいちごの水やりを始め、午前中に収穫、パック詰めをします。
1月から5月ごろまでに5~6回ほど収穫するそうですが、春に向け気候が暖かくなるにつれ寒い時期より実は多く成るので、午後まで時間をかけてタップリいちごを収穫します。
“あれ?1年に5、6回の収穫?”記者が思っていたより収穫回数が少ない?!
それもそのはず、“あまおとめ”は花が咲いてから収穫に適した大粒の実になるまでに35~40日ほどかかり、あまりに寒いときにはさらに10日ほどプラスして様子をみる必要があるそうです。
一粒の質を大切にするため、苗一株に成るいちごの数も調整しています。水やりや温度の管理を含め、いちごの生育には1分でも気が抜けません。
山本さんは美味しいいちごになる最適な環境を作るため、外の環境との兼ね合いも見ながら繊細にハウス内の環境を調整。
「大きくなりすぎると酸味が抜けますからね」。
“糖度も高くて、ほど良い酸味のツヤのあるいちご”の収穫時期は、最後に山本さんの目利きで決まります。
丁寧にかつ手軽に見える手作業でいちごを摘み取っていく山本さん。
山本さんの手に包まれた“あまおとめ”は、優しい手つきで箱に収められ、パック詰されていきます。
温暖な大三島とは言え、この日は雪がチラつく、特別寒い1月上旬。
25~26℃に室温を管理されたあったか~いビニールハウスの中で、新鮮そのものの“あまおとめ”をいただけることに!
一粒で手の中をいっぱいにする存在感の大粒“あまおとめ”。
愛らしい実をかじった瞬間、瑞々しい果肉の歯ごたえ、あふれでる香りと甘さに「美味しい!」「しあわせ~…」が一気に身体を駆け巡りました!!
身体がもう一段階目覚めた感覚に驚きながら、ここからは“あまおとめ”を生み出す山本さんのお仕事風景を見せて頂きます。
週3日いちごを出荷する山本さんは「1日で平均して200パックほど収穫する」そうです。
山本さんのハウス1軒の中には約5000株ほどのいちご苗があり、いちごの出荷日には朝7時頃からいちごの水やりを始め、午前中に収穫、パック詰めをします。
1月から5月ごろまでに5~6回ほど収穫するそうですが、春に向け気候が暖かくなるにつれ寒い時期より実は多く成るので、午後まで時間をかけてタップリいちごを収穫します。
“あれ?1年に5、6回の収穫?”記者が思っていたより収穫回数が少ない?!
それもそのはず、“あまおとめ”は花が咲いてから収穫に適した大粒の実になるまでに35~40日ほどかかり、あまりに寒いときにはさらに10日ほどプラスして様子をみる必要があるそうです。
一粒の質を大切にするため、苗一株に成るいちごの数も調整しています。水やりや温度の管理を含め、いちごの生育には1分でも気が抜けません。
山本さんは美味しいいちごになる最適な環境を作るため、外の環境との兼ね合いも見ながら繊細にハウス内の環境を調整。
「大きくなりすぎると酸味が抜けますからね」。
“糖度も高くて、ほど良い酸味のツヤのあるいちご”の収穫時期は、最後に山本さんの目利きで決まります。
丁寧にかつ手軽に見える手作業でいちごを摘み取っていく山本さん。
山本さんの手に包まれた“あまおとめ”は、優しい手つきで箱に収められ、パック詰されていきます。
大三島が誇るさらなる秘宝!希少・極上の一粒“あま恋”いちご
続いて、山本さんの案内で“もう一つの特別ないちご”を見せて頂けることに。
なんと、1~2月のこの期間にしか獲れない、しかも数も希少な大三島ブランド“あま恋”なる品種のいちごを育てているとのこと!
「食べてみてください」と形の整ったいちごを勧めて頂き、口に運ぶと…なんでしょう!!このいちごは!
パリッと音をたてる程ギュッと詰まった果肉、その果肉が甘い!甘さが濃い!お口の中がしあわせの味で満たされています!
余韻に浸ることしばらく…“甘さ…濃い(こい)…“もしや、だから“あま恋”なの?
衝撃の美味しさです!
“あま恋”の糖度はなんと15度以上(一般的にいちごの糖度は8~10度前後)。
これは熟したメロンの糖度に匹敵します。それがフレッシュな歯ごたえの果肉一粒に凝縮された、極上の“あま恋”。
生産方法も特殊です。
“あま恋”は、通常のいちごより10℃ほど低い環境で60~90日と言う、一般のいちごより2倍も3倍も長い時間をかけてじっくりと花から実を成らせる“寒じめ栽培”で育てられます。
ビニールハウスを一部はぐっていちごの実を冷たい外気にさらし、実の成長を抑えながら時間をかけて糖度を高めさせます。
厳しい環境で育つ“あま恋”の実は、一苗から収穫できるのはほぼ1回きり。
そのため“あま恋”の出荷数は少なく、季節限定、年に1度の1、2カ月しか市場に出回らない超希少なプレミア商品なのです。
人気ゆえ、これまでにも大阪の百貨店にもその販路は及び、また全国で有名なフルーツ専門店でも重宝されました。
“あま恋”の衝撃を受ける美味しさは、ぜひともご賞味いただきたいです。
なんと、1~2月のこの期間にしか獲れない、しかも数も希少な大三島ブランド“あま恋”なる品種のいちごを育てているとのこと!
「食べてみてください」と形の整ったいちごを勧めて頂き、口に運ぶと…なんでしょう!!このいちごは!
パリッと音をたてる程ギュッと詰まった果肉、その果肉が甘い!甘さが濃い!お口の中がしあわせの味で満たされています!
余韻に浸ることしばらく…“甘さ…濃い(こい)…“もしや、だから“あま恋”なの?
衝撃の美味しさです!
“あま恋”の糖度はなんと15度以上(一般的にいちごの糖度は8~10度前後)。
これは熟したメロンの糖度に匹敵します。それがフレッシュな歯ごたえの果肉一粒に凝縮された、極上の“あま恋”。
生産方法も特殊です。
“あま恋”は、通常のいちごより10℃ほど低い環境で60~90日と言う、一般のいちごより2倍も3倍も長い時間をかけてじっくりと花から実を成らせる“寒じめ栽培”で育てられます。
ビニールハウスを一部はぐっていちごの実を冷たい外気にさらし、実の成長を抑えながら時間をかけて糖度を高めさせます。
厳しい環境で育つ“あま恋”の実は、一苗から収穫できるのはほぼ1回きり。
そのため“あま恋”の出荷数は少なく、季節限定、年に1度の1、2カ月しか市場に出回らない超希少なプレミア商品なのです。
人気ゆえ、これまでにも大阪の百貨店にもその販路は及び、また全国で有名なフルーツ専門店でも重宝されました。
“あま恋”の衝撃を受ける美味しさは、ぜひともご賞味いただきたいです。
「大三島ならではのいちごの生産法の特徴はありますか?」とお聞きしたところ「大三島のいちご生産は昔ながらの水耕栽培なんですよ」と教えてくださいました。
“水耕栽培”とは、苗を土に植えるのではなく土の代わりに水を張り、直接根から水分や養分、酸素を吸収させる栽培方法です。
白いシートで覆われた苗の下の部分を見せて頂きました。
確かに、苗の下には澄んだ水が張られています。
水道管がハウス内に張り巡らされていることにも今やっと気付きました。
定期的に18℃に保った水を補填するそうです。
また、大三島の晴れの日の多い気候のおかげで、いちごが育つ十分な積算温度が得られやすいそう(積算温度とは、ある一定期間の植物が育つ環境下の温度の合計のこと)。
日照量が十分でないといちごの色づきも不十分で赤みにムラができてしまいますが、大三島は日照量も他地域と比べて高くて安定。
おかげでいちごの色づきも大変よく、真っ赤な大三島ブランドのいちごが生まれる秘訣となっています。
そして、山本さんのハウスではミツバチを飼っていて、いちごの受粉はミツバチにお任せ。
「はちみつは貰ってませんよ(笑)」と山本さん。
最後に、山本さんにいちご農家としてのモットーをお聞きしました。
「質の良い商品を、毎年安定して生産すること」。
この強い想いが誰もがうなる美味しい“あまおとめ”“あま恋”を作りだし、結果として大三島や愛媛のブランドが名を馳せることに繋がっている…心を打たれました。
山本さんのいちごは、さいさいきて屋はもちろん、なんと上浦町井口の”ボッコ製菓”さんでいちご大福にも生まれ変わって今治市内で販売されています。
大福の甘味と大粒のいちごのコラボレーションは大人気だそうです。
ぜひこちらも探してみてくださいね!
“水耕栽培”とは、苗を土に植えるのではなく土の代わりに水を張り、直接根から水分や養分、酸素を吸収させる栽培方法です。
白いシートで覆われた苗の下の部分を見せて頂きました。
確かに、苗の下には澄んだ水が張られています。
水道管がハウス内に張り巡らされていることにも今やっと気付きました。
定期的に18℃に保った水を補填するそうです。
また、大三島の晴れの日の多い気候のおかげで、いちごが育つ十分な積算温度が得られやすいそう(積算温度とは、ある一定期間の植物が育つ環境下の温度の合計のこと)。
日照量が十分でないといちごの色づきも不十分で赤みにムラができてしまいますが、大三島は日照量も他地域と比べて高くて安定。
おかげでいちごの色づきも大変よく、真っ赤な大三島ブランドのいちごが生まれる秘訣となっています。
そして、山本さんのハウスではミツバチを飼っていて、いちごの受粉はミツバチにお任せ。
「はちみつは貰ってませんよ(笑)」と山本さん。
最後に、山本さんにいちご農家としてのモットーをお聞きしました。
「質の良い商品を、毎年安定して生産すること」。
この強い想いが誰もがうなる美味しい“あまおとめ”“あま恋”を作りだし、結果として大三島や愛媛のブランドが名を馳せることに繋がっている…心を打たれました。
山本さんのいちごは、さいさいきて屋はもちろん、なんと上浦町井口の”ボッコ製菓”さんでいちご大福にも生まれ変わって今治市内で販売されています。
大福の甘味と大粒のいちごのコラボレーションは大人気だそうです。
ぜひこちらも探してみてくださいね!
「いちごは繊細なので、長距離の輸送はいたんでしまうため向かないんです。そして何より鮮度の良いものが一番美味しくてお勧めです!」
そう話してくれたのはさいさいきて屋の直販課長。
JAおちいまばりのさいさいきて屋には、近隣の今治市内各地…菊間からは“紅ほっぺ”、富田からは“さちのか”、大三島の上浦からは“さちのか”“あまおとめ”、他にも“紅いしずく”…と品種も豊富に摘みたていちごが農家さんから直に搬入されています!
さいさいきて屋に来れば、旬のあらゆる品種のいちごが堪能できると言う訳です。
ただし、激レアの“あま恋”いちごの販売期間は1~2月の期間のみ(“あま恋”いちごが無くなり次第終了)。
「さいさいきて屋では新鮮ないちごが買える」と大評判ですので、お買い求めはお店オープンの午前9時からお早目の来店をお勧めします。
美味しいものを食べて“美味しさでもう一段階目が覚める”しあわせな感覚を堪能してくださいませ!
そう話してくれたのはさいさいきて屋の直販課長。
JAおちいまばりのさいさいきて屋には、近隣の今治市内各地…菊間からは“紅ほっぺ”、富田からは“さちのか”、大三島の上浦からは“さちのか”“あまおとめ”、他にも“紅いしずく”…と品種も豊富に摘みたていちごが農家さんから直に搬入されています!
さいさいきて屋に来れば、旬のあらゆる品種のいちごが堪能できると言う訳です。
ただし、激レアの“あま恋”いちごの販売期間は1~2月の期間のみ(“あま恋”いちごが無くなり次第終了)。
「さいさいきて屋では新鮮ないちごが買える」と大評判ですので、お買い求めはお店オープンの午前9時からお早目の来店をお勧めします。
美味しいものを食べて“美味しさでもう一段階目が覚める”しあわせな感覚を堪能してくださいませ!
さいさいきて屋
開催日/9:00~18:00 定休日 1月1日~1月3日
開催場所/さいさいきて屋(愛媛県今治市中寺279-1)
駐車場/あり 230台
料金/なし
問い合わせ先/さいさいきて屋 TEL.0898-33-3131
URL/https://www.ja-ochiima.or.jp/business/saisaikiteya/saisaikiteya/
開催日/9:00~18:00 定休日 1月1日~1月3日
開催場所/さいさいきて屋(愛媛県今治市中寺279-1)
駐車場/あり 230台
料金/なし
問い合わせ先/さいさいきて屋 TEL.0898-33-3131
URL/https://www.ja-ochiima.or.jp/business/saisaikiteya/saisaikiteya/
reported by 星歌子まい