愛媛・鬼北町にコワーキング施設「Warmth(ワームス)」登場!ワーケーションや旅行にもおすすめの秘密とは?

  

リモートワークや宿泊もOK◎プチ旅にも人気の鬼北町名所も一緒にチェック!

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愛媛県南予エリアにある町、鬼北町。
全国で唯一町名に「鬼」の文字が入る市町村であることから、町の至る所に鬼をモチーフにした像やウォールアートが描かれています。

道の駅にある大きな鬼の像は、愛媛に住む人であればきっと見覚えのある方も多いのではないでしょうか。

また鬼以外にも、町民より飼育数が多いとも言われるキジを使った料理や名産品である柚子。
そして雄大な自然の広がる山や川など、たくさんの魅力がある鬼北町。

そんな鬼北町に、この春新しくワーケーション施設が誕生!
「Warmth(ワームス)」と名付けられたこの施設は、百年以上前の古民家を改修した鬼北町らしい暖かみを感じられる施設ともなっています。

コロナ禍で進むリモートワークでの利用はもちろんのこと、密を避けて近場の観光スポットへのプチ旅・マイクロツーリズムの際の宿泊にもおすすめのこのスポット。

一旦どんな点が魅力なの?
どんなふうに利用するのがおすすめ?
そんな疑問や施設の秘密を、今回は詳しく解説致しましょう!

百数十年の歴史を持つ古民家を改修!懐かしさと新しさが同居するおしゃれな施設

コロナ禍で場所を選ばず働くことができる社会が広まり始め、その一環で全国あちこちに登場し始めたワーケーション施設。

ワーケーションは「働く」のワーク+バケーションをくっつけた造語で、観光地やリゾート地で仕事をしながらもリラックスしたり、のんびりと休暇を取る過ごし方とされています。

そんなワーケーション施設として、今回2022年5月に鬼北町にオープンしたWarmth。
JR予土線の近永駅から徒歩2~3分の場所にあるこの施設は、元々この場所にあった造り酒屋・旧赤松邸の古民家を、木造の建物の風情をそのままに残しつつ改修。
地元の方や県内外の方にも気軽に利用してもらえる施設として、新しく生まれ変わりました。

Warmthという名称の由来は、ぬくもりや思いやりという意味から。
親しみやすく、温かみのある場所として大勢に利用してもらえるように、と名付けられた名前です。

お店の看板のモチーフは鬼北町の名産でもある柚子。
鮮やかなビタミンカラーは古民家の雰囲気とのコントラストも抜群で、非常に目を引く元気をもらえるようなデザインですね。

建物は大きく三つのエリアに別れます。

まずひとつめは中に入ってすぐの場所に広がる、スタイリッシュで洗練されたムードのシェアスペース!
個人でのリモートワーク利用や、複数人数での会議利用など。
様々なシーンで活用ができそうな開放感あふれる空間は、まさにワーケーションにもぴったりです。

またここでは仕事をするのみならず、近所の方々の集いの場として利用することもOK。
地域の方がゆったりとお茶でも飲みながら、周囲に迷惑にならない程度にお喋りを楽しんだり、地元の学生さんがここで学校帰りの空いた時間で宿題や勉強をしたり。
そういった地域密着型のシーンでも活用できる、非常に万能な施設ともなっています。

天井も高く窓も大きな造りのため、明るくて落ち着ける雰囲気のこちらのシェアスペース。
また同時にモダンさだけではなく、ところどころに見える建物の梁などは、すべて元々の古民家の造りを生かしたもの。
古き良きものと新しさが同居する、鬼北町の良さを感じられるポイントでもありますね。

そして二つ目のエリアは、個室としても使える作業スペース!
開放感のあるシェアスペースではなく、集中できるやや狭めのスペースを利用したい、という人にはこちらがおすすめ。

この個室スペースは建物2Fに位置しているのですが、実はここに古民家施設らしい非常にユニークなポイントが。
建物2Fに上がる際に利用するのは、いかにも昔懐かしさを感じるレトロな階段箪笥!

建物の中の随所にある小道具は、昔からこの古民家にあった家財道具などをそのまま使っているものもあるとのこと。

現在ではなかなか直接見ることも、ましてや使ったことがない!という人も多いであろうこの階段箪笥。
本当に階段として使って大丈夫か不安にもなりますが…そこはやはり昔から長年愛され続けてきた家財道具。
耐久性についてはバッチリです◎

ゆっくりと階段をのぼると、2Fの個室スペースはまるで屋根裏部屋のような、少し天井の低めなこぢんまりとした場所。
なんだか秘密基地みたいで面白い!とワクワクする方もきっといるはず。

他の人がいない場所で集中して仕事や作業を行いたい、あるいはリモートで会議を行いたい。
そんな方には、こちらの個室の利用がおすすめかもしれません。

さらに最後の三つ目は、シェアスペースからさらに建物の奥に入った場所にある宿泊スペース!
このWarmthには2タイプの寝室と、和室の宿泊スペースの計3部屋が宿泊部屋として設けられています。

宿泊有のワーケーションとして滞在するもよし、鬼北町周辺の観光に訪れた際に、宿泊場所として使ってももちろんOKです!

広めのベッドが二つ並んだ部屋と、まるで合宿のような懐かしさとワクワクを覚える二段ベッドの部屋。
そして古民家の小庭を眺められる和モダンな和室は、ファミリーでの宿泊などにもおすすめです。

一人でも、友達とでも、恋人や家族とも。
様々な利用シーンを想定された、便利な宿泊スペースがしっかり揃っていますよ。

さらにまるで自宅のような充実したキッチンスペースや3か所のシャワールーム、広々としたトイレなど、宿泊の際にチェックしておきたい細かな衛生ポイントもバッチリ。
施設の裏には、もちろん駐車場も用意されていうます。

ゴミのみきちんと持ち帰れば、ドリンクや食材の持ち込みも自由に可能。
当然電源やWi-Fiなどの作業環境も完備されているのもありがたいポイントですね。

開館時間は基本月~金の平日10~19時。宿泊棟で土日利用の際は、事前に要相談となります。
利用料金も定額利用や都度利用など様々なプランがあるため、詳細は公式サイトをチェックするのがオススメ。
予約や問い合わせは、ぜひ気軽に電話にて連絡してみてください!
「Warmth」 の詳しい情報はこちら

Warmthに泊まって鬼北町を巡ろう!周辺のおすすめ人気スポットをご紹介♪

先述の通り、様々なシーンでのコワーキングやワーケーション、あるいは観光の宿泊施設としても利用できるWarmth。
せっかく新しく出来たこの施設を利用するのであれば、近隣にある鬼北町の様々な観光スポットをあわせて巡ってみるのはいかがでしょうか?

まもなくじめじめとした梅雨がやってきますが、それが明ければいよいよ待ちに待った夏休み!
密をさけた近隣へのプチ旅行で、まだ知らなかった愛媛の魅力や鬼北町という町の良さを、この機会に再発見するのも面白そうですよ。

まず鬼北町といえば、やはり人気なのは巨大な鬼の像!
数メートルにも及ぶ迫力満点の大きな像は、SNSなどでも話題になっているスポットでもあります。

特に人気なのは、まず「道の駅広見森の三角ぼうし」にある鬼のモニュメント・鬼王丸。
恐ろしい表情をした巨大な像は、地元の子どもたちも泣いて怖がってしまう程の大迫力なんです。

ですが見た目は怖いこの鬼王丸、そのルックスに反して学業成就や恋愛成就、金運アップなどにご利益があるとも言われています。
そんな鬼王丸のグッズやこの鬼北町ならではのグルメも、この道の駅広見森の三角ぼうしでは購入したり味わったりすることができるですよ。

そしてこちらの「道の駅日吉夢産地」にある鬼の母子・柚鬼媛の像も人気のスポット。
彼女は先ほども登場した鬼王丸の母親であり、彼女が抱いている赤ん坊が実は成長する前の鬼王丸の姿なんです。

柚鬼媛の像には安産祈願、家内安全などのご利益があると言われているそう。
それらのグッズや、鬼北町の名産・柚子を使ったメニューなどが、この道の駅の名物でもあるそうです。

また鬼北町の鬼要素を楽しめるのは、これらの像だけではありません!
実は鬼北町の町内には、あちこちに様々な「鬼のウォールアート」が施されているんです。

現在町内にあるウォールアートは8か所。
かわいいモチーフからスタイリッシュで迫力のあるイラストまで、雰囲気は様々。
ぜひこれらの写真映えするウォールアートをチェックして、SNSにアップしてみてもいいかもしれません。
イマナニの鬼北町ウォールアート特集記事もチェック!

さらに鬼北町と言えば、雄大な大自然に囲まれた町としても人気の観光スポット。
様々な自然を楽しめる場所がある中で、特に有名なのはやはり「成川渓谷」でしょう。

涼やかな清流と澄んだ空気、森林の緑が美しいこの渓谷は、これからの暑い時期にもぴったりの避暑スポットであること間違いなし!
爽やかな森の空気をたっぷり浴びて、リフレッシュ&リラックスな鬼北町の旅を計画してみるのもおすすすめですね。

新しくできた便利でスタイリッシュなワーケーション施設!ぜひ利用してみて

2022年5月に新しく登場した鬼北町のコワーキング施設、Warmth。
ここは地元の人々も県内外の人々も、様々なシーンで利用ができる非常に便利なスポットとなっています。

またこのWarmthと併せて、より企業・団体向けの宿泊可能なサテライトオフィスBe-INNも鬼北町には誕生。
古き良き街並みに溶け込む外観はそのままに、現代らしい新しさを呼び込んだこちらも注目の施設ともなっていますね。

まだまだ都会や海外へ旅行にでかけたり、遊びに行くのは不安…。
だけど今年の夏は、久々に非日常感を感じられるおでかけや、ちょっとしたショートトリップを楽しみたい!

そんな方はぜひ鬼北町へ足を運んでみて、Warmthを利用したり、鬼北町の様々なスポットを巡る旅を計画してみませんか?

鬼の住む町・鬼北町。
全国でも珍しい特徴や様々な名産品・人気スポットを持つこの町には、まだまだ知られていないここならではの隠れた魅力がたくさん。

ぜひあなただけのこの町の素敵なところを発見して、久しぶりのおでかけが満喫できる今年の夏を存分に楽しいものにしてくださいね!

■ コワーキングスペース Warmth
住所:愛媛県北宇和郡鬼北町大字近永656番地1
営業時間:月~金(祝日も開館)10:00~19:00 
定休日:土、日曜日、年末年始
料金:300円/1時間(1日最大1,400円)
問合先:鬼北町役場 企画振興課(TEL:0895-45-1115※アナウンス後に5810)
コワーキングスペース Warmth 公式HPはこちら
イマナニで「コワーキングスペース Warmth」の情報を見る

reported by イマナニ編集部 曽我美なつめ
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