四国で雪合戦大会開催!?徳島県三好市で冬を遊び尽くそう♪

  

スキー場や雪合戦…「四国のへそ」は冬の魅力満載!

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徳島県の西部、四国のほぼ中央に位置し、「四国のへそ」とも呼ばれる三好市。
四国にある市町村の中で最も広い面積を持つ地でもあり、剣山や大歩危・小歩危など、雄大な自然が織りなす美しい景観でも知られている場所です。

地域によっては深い山あいの町となる場所もあるため、冬に雪が降る日も多く、年によってはかなりの積雪となることも。
暖かい気候や海沿いの地域のイメージから、四国に対して南国的な印象を持つ人も多いでしょう。

そんなイメージを覆すのが徳島県三好市です。
ここでは冬の時期、四国で貴重な美しい白銀の世界を楽しむことができます!

今回はそんな三好市で、毎年冬に楽しめる雪にまつわるイベントやスポットをご紹介!
今年は普段の四国とはひと味違う、冬の楽しみ方を満喫してみてはいかがですか?

スピード感&ゲーム性満載!雪合戦大会が四国で開催されてるって知ってた?

まず最初にご紹介するのは、「雪合戦四国大会」!
ライトな冬遊びのイメージに感じる雪合戦ですが、雪合戦四国大会はれっきとしたスポーツ競技であり、例年大会が開催されています。

三好市で雪合戦四国大会が開催され始めたのは、今から約20年前のこと。
コロナ禍で数年開催が中止となった時期もありましたが、今回2023年に3年ぶりの復活開催が決定しています。

これまで大会では全国大会予選となる「四国リーグ」、子どもたちが楽しめる「ジュニアリーグ」、制限なくどんなチームでも参加できる「エンジョイリーグ」の3種類ありましたが今年は「エンジョイリーグ」のみの開催となります。
四国内外から様々な地域に住む人々がチームを組み、今回この「エンジョイリーグ」に集結する予定です。

応募の中には、愛媛県今治市の大三島から参加するチームもあるほど人気なんです。
普段雪とは縁のない地域の人だからこそ、この雪合戦に魅力を感じるのかもしれません。
さらに今回、優勝チームには賞金5万円の贈呈も!雪上の攻防戦を制するのは、一体どのチームでしょうか?

チーム参加の申し込みは12月20日までで今回は締め切られていますが、雪も解けるような熱戦を観戦するのはどなたでもOK!
事前申し込み等も必要ありません。

開催日時は2023年1月28日(土)9:00~15:30、場所は三好市東祖谷・いやしの温泉郷グランド。
興味のある方はぜひ、スピード感のある本格的な雪合戦を見に足を運んでみてくださいね。

知ると楽しい豆知識!雪合戦大会の具体的なルールや魅力もチェック

イベント情報とあわせて、今回はスポーツとしての雪合戦の魅力や、知っているとより楽しめる!?競技ルールについても少しだけご紹介しましょう。

四国では当然、雪に馴染みのない地域に住む人が大多数ですよね。
スピード感&ワクワクドキドキのゲーム性ある競技雪合戦は、私たちが想像する雪合戦とは大きく違う、立派なエンターテイメントスポーツでもあるんですよ。

一般に雪合戦と言えば、丸めた雪玉を相手にぶつけて楽しむ気軽な遊びです。
しかし競技としての雪合戦には、明確なルールが存在!勝敗の決め手はチームフラッグを先に奪取するか、試合終了後に生き残っている選手が多いチームが勝利となります。

勝つためには当然フラッグを相手より先に取らなければなりませんが、雪玉が身体に当たると当然アウト!
ドッチボールのように、当てられた選手はコートから退場します。

コート内には相手からの雪玉を避けられるシェルターがあるため、それを上手に利用しつつ、チーム全体で少しずつ前進していくのが定石となります。

1チームの選手の数は7名。1人でも欠けると大幅な戦力ダウンにもなるため、色々な戦略が必要です。
また選手の人数のみならず、他にも様々な制約があります。

試合は1ゲーム3セット制で、1セットの試合時間は3分。
使える雪玉も90個と上限があるため、むやみやたらに雪玉を投げるだけでは勝てません。

上手に攻撃して相手選手の数を減らし、余裕を持ってフラッグを取りに行くか。
はたまた全員総力戦で一気に攻め、相手が混乱している間にフラッグを獲得して決着をつけるか。
チームによっても戦略が分かれ、観戦して楽しめるポイントのひとつです。

ゲームで使われる雪玉も、ルールで定められたサイズの雪玉です。
また今回開催のエンジョイリーグのように、本物の雪玉ではなく特製ボールが使われることもあります。
「雪合戦大会では雪玉を使わないことがある」という点は初めて知った時、多くの方が驚く知識かもしれませんね。

また今回は開催中止となっていますが、例年開催される四国リーグでは非常に白熱した本格的な雪合戦の試合も楽しめます。
この四国リーグは毎年3月初旬に長野県で開催される全国大会、「日本雪合戦選手権大会」の四国予選会。
例年であればここで優勝したチームに、晴れて雪合戦の全国大会への出場権が与えられるのです。

今年は感染症対策のための縮小開催ですが、コロナ禍前のようなイベントの完全復活もあともう少し。
再び日本雪合戦選手権大会が開催されたあかつきには、ぜひ四国から全国の舞台へと挑む雪合戦チームの熱戦を応援しに来てくださいね。

徳島県唯一のスキー場「井川スキー場 腕山」にも遊びに行こう

全国に誇る雪合戦大会の四国会場となる徳島県三好市。
そんな冬スポットである三好市の雪の楽しみ方は、雪合戦だけではありません。

雪と言えばやはり欠かせないのはウィンタースポーツ!
ここ三好市には徳島で唯一のスキー場である、「井川スキー場 腕山(かいなやま)」があることで知られています。

標高1100メートルを超える山・腕山。
ここにあるスキー場では、レベルに応じて4つのゲレンデコースを展開。
初心者から上級者まで、幅広い人がウィンタースポーツを楽しめます。

メインゲレンデでは山の頂上から、瀬戸内海の島々を見下ろしながら滑るという贅沢な眺めを堪能できるのが大きなポイントです。

ゲレンデのふもとには、レストランや売店、喫茶店などがある便利なセンターハウスも。
ウェアやスキー道具のレンタルも可能なため、手ぶらで気軽に遊びに来てスキー・スノボを満喫できちゃいます。

お子さん向けから初心者、上達を目指す中級者まで、幅広いレベルにあわせたスクールも開校!
1日or半日という受講パターンがあるのも嬉しい点ですね。

さらにスキー場では、1、2月の毎週土曜にナイター営業も実施。
煌びやかな光の中で雪山を滑走する時間は、あなたを非日常へ連れて行ってくれること間違いなし!

その他にもお得なレディースデーやキッズデー、シニアデーも開催。親子や夫婦、カップルやワイワイ友人と連れ立ってのプチスキー旅も、にぎやかに楽しめますよ。

スキー場の近くには、宿泊可能なコテージも。
本格的なフィンランドコテージを利用しつつ、数日間たっぷり雪山でウィンタースポーツを満喫する冬旅も、ここ四国で楽しめます。

四国で普段とひと味違う冬を楽しみたい!という人には、まさにぴったりのお出かけスポットではないでしょうか。

四国の各県庁所在地からも、おおよそ車で高速道路を使い2~3時間前後で到着できるというアクセスも◎
ただしお出かけの際は積雪も多い地域の為、必ず冬用タイヤに履き替えての走行を!
万が一を考えて、タイヤチェーンも携行することをオススメします。
安全な冬ドライブで、ぜひウィンタースポーツを楽しみましょう。

まだまだ寒波も到来…今しか楽しめない冬の魅力をエンジョイ!

四国のちょうど真ん中の山あいにある町、徳島県三好市。
ここは比較的温暖な気候の四国地方の中ではやや珍しい、本格的に雪に触れながらの冬イベントやレジャーを楽しめる場所です。

昨年年末から全国的な寒波が日本列島を覆っていますが、こんな時こそ冬の楽しみは盛りだくさん!
凍えるような寒さに負けず、今しか楽しめない冬の魅力をここ三好市でたっぷり楽しんでみてはいかがでしょう?

見ているだけでドキドキワクワクする本格スポーツの雪合戦大会に、たっぷりとした積雪で大人も子どももスキー&スノーボードが楽しめる井川スキー場 腕山。
三好市が誇る冬の人気イベント&名スポットに、ぜひ今年は足を運んでみてくださいね!

■ 第19回 四国雪合戦大会
開催日時:2023年1月28日(土)9:00~15:30
開催場所:いやしの温泉郷グランド
参加料:観戦無料
問合先:一般社団法人 三好市観光協会
TEL:0883-70-5804
四国雪合戦大会 公式HPはこちら
イマナニで「第19回 四国雪合戦大会」の情報を見る

■ 井川スキー場 腕山(かいなやま)
住所:徳島県三好市井川町井内西平山
TEL:0883-78-3003
営業時間:2022年12月16日(金)~2023年3月5日(日)【昼間】平日 9:00~16:30 土・日・祝日 8:30~16:30【夜間】ナイター(1,2月の土曜日) 17:30~22:00
※積雪・気象条件により日程は変更になる場合あり。
定休日:期間中無休
料金:リフト1日券大人3800円、子ども2600円/レンタルフルセット大人6700円、子ども4600円
井川スキー場 腕山 公式HPはこちら
イマナニで「井川スキー場 腕山」の情報を見る

reported by イマナニ編集部 曽我美なつめ
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