【読めなくてもおもしろい!? 東山田村庄屋梶原家文書 愛媛/西予市】 宇和先哲記念館で楽しく古文書を読もう!
2023年9/16~2024年1/21まで開催 4つの謎を古文書から読み解く
西予市宇和町卯之町にある「宇和先哲記念館」。「先哲」とは、歴史にかかわる偉人・賢人をあらわす言葉です。
その名の通り、宇和町にゆかりのある人物や、多くの偉業を残した先哲を偲び、その人間像や業績などの資料を展示しています。
現在行われている企画展では、宇和先哲記念館所蔵の江戸時代から明治時代にかけての古文書「東山田村庄屋梶原文書」について紹介しています。
古文書は「読めない」「難しい」という堅いイメージがありますが、今回の展示では宇和史談会古文書会の協力のもと、子どもたちもゲーム感覚で楽しみながら学べる企画展となっています。
今回、総数510点の資料の中から、一部分が紹介されています。
(1)江戸時代にもマラソンがあった!?
(2)江戸時代の流行病はコロナじゃなくてコロリ!?
(3)シーボルトの弟子である二宮敬作が種痘(ワクチン接種)をしたって本当!?
(4)文字だけの人相書で犯人は捕まえられるの!?
という4つの謎を古文書から読み解いてみましょう。
ゲーム感覚で古文書の謎に挑む!
楽しみながら古文書を学べるように、5つのミッションを用意。
藩に納めたものは何かという漢字のなぞなぞや、異体字(昔使われていた漢字)と常用漢字、ひらがなと漢字(くずし字)など、同じ文字が書かれたカードを組合わせるものなど、ゲーム感覚で子どもでも楽しくチャレンジできますよ。
文字だけで書かれた人相書をヒントに、目、鼻、口などのパーツを選び、福笑いのように犯人の顔を再現するミッションは、ぜひ挑戦してみて下さい。
あなたは、犯人を見つけることができるでしょうか?
毎月第4火曜の13時30分から15時30分まで、宇和先哲記念館図書室で、宇和史談会古文書部会のみなさんが古文書の解読をしています。
興味のある人は、気軽に宇和先哲記念館まで問い合わせてみてくださいね。
また、宇和先哲記念館のInstagramでは企画展の情報などが配信されています。
ぜひフォローして、要チェックですよ!
宇和先哲記念館の近隣施設には、国の重要文化財である開明学校や宇和民具館、昔のくらしが体験できる旧武蔵など、見どころがたくさんあります。
古文書を楽しく読み解いた後は、歴史ある卯之町の町並みを散策してみてはいかがでしょう。
■「読めなくてもおもしろい!?東山田村庄屋梶原家文書」
開催日時/2023年9月16日(土)~2024年1月21日(日)9:00~17:00(受付16:30まで)
開催場所/宇和先哲記念館
開催住所/愛媛県西予市宇和町卯之町4丁目327番地
駐車場/有(無料20台)
料金/無料
お問い合わせ/宇和先哲記念館(0894-62-6700)
西予市観光物産協会 公式HPはこちら
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