【館蔵品企画展「光と影/モノクローム」 愛媛/今治市】 光と影、白と黒が織りなす美しい世界を味わおう

  

2024年5/14~7/24開催! 神秘的で柔らかな光と陰影の作品

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アートの目線から光と影をどのようにとらえて表現しているのか、また黒の表現にも注目して、その魅力を探求する館蔵品企画展「光と影/モノクローム」が玉川近代美術館で開催です!

国籍や年代を超え、写真や絵画、版画など、さまざまなジャンルの作品を通して、光と影、モノクロームの世界を堪能することができます。

そこにあるモノの質感や、コントラストをリアルに感じられる奥深い作品たち。
夏の訪れを感じられるこの時期に、豊かで緻密な企画展を鑑賞しに行ってみませんか?

第1展示室では、京都芸術大学名誉教授であり、2019年に今治市玉川町へ移住した写真造形作家、鈴鹿芳康氏によるピンホール写真の作品を展示しています。

日本全国、世界各地を旅して撮影したピンホール写真は、阿波和紙に表現されており、各地の光や水、澄んだ空気など、柔らかな風合いで写し出されています。

どこか神秘的な美しさも感じられるこの展示。
光と影が織りなす世界をゆっくりとお楽しみください。

その他、館蔵品のなかから、光と影の捉え方に注目した油彩画なども展示しています。

白と黒の表現は無限大! 市内初展示作品も必見です

第2展示室では、画家の国籍、描かれた年代、制作技法などを問わず、白と黒のモノクロームで表現された作品を展示しています。

国内外で活躍されている今治市出身の作家、山田彩加氏のリトグラフ(版画)作品も2点展示。
モノクロームの作品の緻密な線描の素晴らしさは圧巻です。
ぜひその目でご覧ください。

また、テーマ展示「現代の源氏物語」も同時開催!
こちらは齋藤カオル氏が1982年から制作した作品を展示しています。

今放送しているNHK大河ドラマでも話題の「源氏物語」。
その一端を、現代版画作品の世界からも楽しんでみてはいかがでしょうか?

そしてなんと!
館蔵品企画展の開催期間中、京都にある東寺(世界遺産)の障壁画の下図として、2023年に作成された作品《祈り》を市内初展示!

宇和島市出身の現代日本画家、浜田泰介氏より今治市へ寄贈された新収蔵作品です。
こちらもあわせて、ご鑑賞ください。

光と陰影、モノクロームの素晴らしい作品たち。
その多彩な表現の数々は、観ている人の心を惹きつけます。

この機会に光と影、白と黒の魅力を味わいに行ってみませんか?
数々の貴重な作品にふれて心豊かになるひとときをお過ごしください。

※作品の撮影は全面禁止。

■ 館蔵品企画展「光と影/モノクローム」
開催日/2024年5月14日(火)~7月24日(水)
開催時間/9:00~17:00
開催場所/今治市玉川近代美術館
住所/愛媛県今治市玉川町大野甲86-4
入場料/一般520円、65歳以上420円、学生260円、18歳未満および高校生以下無料
駐車場/10台 ※隣接する玉川福祉センター駐車場もご利用いただけます。
お問い合わせ/今治市玉川近代美術館 電話番号/0898-55-2738
今治市玉川近代美術館 公式HPはこちら
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reported by イマナニ編集部 柴原おかめ
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