【午前十時の映画祭14 愛媛/東温市】 シネマサンシャイン重信で、あの名作『フェーム』と『シャイン』がスクリーンに蘇る
2024年7月5日~8月1日上映 映画館でしか味わえない感動体験! 懐かしの名作をスクリーンで観よう
映画ファンにとって、年に一度訪れる特別な時間帯があります。
それは午前10時。「午前十時の映画祭」の上映時間です。
2010年から始まったこの映画祭は、全国の映画館で厳選された名作映画を1年間を通して上映するという、他に類を見ない企画です。
上映作品は時代を超えて愛され続ける名作から、近年話題を集めた作品まで幅広いラインナップ。
中には初めてスクリーンで見るという人も多い作品もあります。
映画館の大きなスクリーンで迫力の映像と音響を存分に味わうことができるのは、まさに至福のひとときと言えるでしょう。
開催当初は名前の通り、全ての作品を午前10時から上映していましたが、昨今は10時に限定せず午前中の上映開始となりました。
今年もまた4月から始まった「午前十時の映画祭14」では、過去最多となる27作品が上映されます。
『インディ』3部昨から幕を開ける今回は、ヴィム・ヴェンダースの名作2作品や、近未来アクション映画の金字塔『マッドマックス』シリーズを上映。
日本からは生誕120年を迎えた小津安二郎2作品と、東宝特撮映画2作品をお届けしています。
7月は、若者たちの夢と青春を描いた『フェーム』と、ピアニストの波乱に満ちた半生を描いた『シャイン』を上映。
愛媛県で、「午前十時の映画祭」を開催しているのは、シネマサンシャイン重信だけ。
劇場は、フジグラン重信の3階にあります。
7月は『フェーム』と『シャイン』を上映予定ですので、ひとつずつ作品をご紹介しますね。
まずは、7月5日(金)~7月18日(木)に上映されるアラン・パーカー監督の『フェーム』から。
(c)1980 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
ニューヨークの舞台芸術高等学校を舞台に、夢を追いかける若き才能たちの青春を描いた作品で、1980年にアメリカ合衆国で製作されました。
個性豊かな学生たちが、ダンス、歌、演劇などさまざまな分野で才能を発揮し、同じ目標に向かって努力する姿が感動的に描かれています。
メガホンを取ったのはイングランド出身のアラン・パーカー監督。
1960年代からコピーライターとして活躍し、1976年に「ダウンタウン物語」で劇場用映画監督デビューを果たしました。
1978年の監督作「ミッドナイト・エクスプレス」はアカデミー賞6部門にノミネートされ、2部門を受賞。
社会派映画やミュージカル映画など多岐にわたる作品を手がけ、世界中で高い評価を受けています。
続いて、7月19日(金)~8月1日(木)に上映されるスコット・ヒックス監督の『シャイン』をご紹介します。
(c)1996 Australian Film Finance Corporation Limited, Momentum Films Pty Limited,The South Austrarian Film Corporation and Film Victoria
1995年に製作された映画『シャイン』は、オーストラリアの実在の天才ピアニスト、デイヴィッド・ヘルフゴットの半生を描いた伝記映画です。
監督はスコット・ヒックス、出演はジェフリー・ラッシュとアーミン・ミューラー=スタールなど。
映画ではデイヴィッド・ヘルフゴットの幼少期から成人し統合失調感情障害を克服するまでを描いており、その波乱に満ちた人生の軌跡は多くの人に深い感動を与えました。
1953年生まれのスコット・ヒックス監督は、オーストラリアの出身。
フリンダース大学で映画制作を学び、卒業後はオーストラリアを代表する映画監督のもとでスタッフとして働きました。
アシスタントディレクターなどを経て、1989年に撮ったテレビドキュメンタリー作品で高い評価を得ると、その後、映画監督としての才能を開花。
彼の作品は繊細で情感豊かな演出が特徴で、その作品は世界中の人々に愛されています。
来年の3月27日まで続く「午前十時の映画祭」は、単なる映画上映イベントではありません。
映画のすばらしさを再認識させてくれる『フェーム』や『シャイン』などの名作ぞろいなので、ぜひ劇場に足を運んで、珠玉のシネマを存分に味わってみてくださいね。
■ 「午前十時の映画祭14」『フェーム』、『シャイン』
開催日/7/5(金)~7/18(木)『フェーム』、7/19(金)~8/1(木)『シャイン』
開催時間/上映開始時間はサイトでご確認ください
開催場所/シネマサンシャイン重信
住所/愛媛県東温市野田3-1-13 フジグラン重信3F
駐車場/無料駐車場 2,111台
鑑賞料金/一般1500円、シニア1300円、学生(大学生以下)1000円
※一般・小人は割引可。(大学生はのぞく)
※サービスデイ・ハンディキャップ割引可。
※鑑賞券使用可、無料鑑賞は不可。
お問い合わせ/シネマサンシャイン重信(TEL:089-990-1513)
午前十時の映画祭 公式HPはこちら
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