【愛媛/松山市】高校生たちの取り組みを応援♪ つなげ! 生物多様性 高校生チャレンジシップ 【PR】
8月25日(日)開催! この夏休みは「生物多様性」を楽しく学んでみませんか?
「生物多様性」という言葉を聞いたことはありますか?
一見難しそうと思うかもしれませんが、この「生物多様性」、実は私たちにとても身近なものです。
例えば、家の近くの公園には、さまざまな花や木が植えられていて、たくさんの虫や鳥が住んでいます。
鳥が虫や植物の実を食べる、そうやって鳥が生命をつないでいく、鳥のふんからまた植物の種が育つ、といったサイクルが自然の中にはあります。
いろいろな生き物たちが一緒に暮らしていることが「生物多様性」という言葉で意味しているものです。
もしも一つの種類の虫や花がいなくなると、その場所のバランスが崩れてしまい、他の生き物にも影響が出るかもしれません。
自然を守ること、「生物多様性」を守ることは、とても大切なことなのです。
当たり前のようでいて普段見逃してしまっている大切なこと。
それを楽しく学ぶのにぴったり♪未来を担う高校生たちによる、生物多様性に関する研究や日々の取り組みを発表するイベントが開催されます!
愛媛県が主催するこのイベントは、今年で8回目を迎えます。
高校生による研究発表のほか、県内の高校生が開発した商品が当たる抽選クジ(空くじ無し!)や、大学生によるワークショップなど、来場者の皆さんが生物多様性を楽しく学ぶことができる工夫も満載です♪
レッツトライ! 高校生が開発した商品が当たる「お楽しみ抽選クジ」
生物多様性が楽しく学べる工夫が満載のイベントの中で今回ご紹介するのは、県内高校生が開発した商品が当たるお楽しみ抽選クジ♪
参加方法は当日の会場で配布されるアンケートに答えるだけ!
発表や展示の感想を伺うアンケートの回答を引換券として、会場内の抽選クジにチャレンジできます。
空くじなし! で、高校生が開発した商品の他に、お菓子やみきゃんグッズなどが当たります。
※写真は昨年度の様子です
抽選クジで当たる! 高校生が開発した商品は5つ
【1】宇和島水産高校:「鯛がキューピッド」
料理研究家・中村和憲先生監修のもと愛媛の豊かな海を守り、今と未来をつなぐためのコラボが実現!
SDGsへの貢献が開発テーマとなり、鯛の残渣(ざんさ)を使った出汁作りから始めました。
アラや中骨など、命を余すところなく使い切り、香ばしく仕上げた鯛出汁をベースにしたメニュー。
生産量日本一を誇る愛媛の鯛。
その鯛をキューピッドとして「おいしい幸せ」で多くの人々をつなぎたい! という思いが込められています!
簡単に調理ができて、楽に食べることができるのもポイントです。
【2】上浮穴高校:「丹精ひらたけスパイス」
「高校生」×「地域」の共創で一から開発! 課題発見から解決案の議論、実践まで、全てを高校生と地域で開発した商品です!
「丹精ひらたけスパイス」は、ヒラタケの規格外野菜を使うことで食品ロスを軽減!
ヒラタケの規格外品が出たときにのみ、製作される限定品です。
久万高原町は標高が高く、冷涼な気候を生かした農業が盛んです。
しかし、農業が抱える問題の一つに規格外品の廃棄が挙げられます。
「規格外野菜の利活用はできないか…。」そこで、地域資源や地元食材を活用することに精通する地域住民の方と話合いを進めることに。
試行錯誤を繰り返して、「しょうが」「レモン」「こまつな」「うま辛」の4種類のスパイスを開発しました。
キノコ類はグアニル酸が多く含まれ、その他の野菜粉末にもグルタミン酸などのうま味成分が含まれているため、料理にかけるだけで味が決まります。
おすすめは、BBQのときに分厚いお肉に振りかけることです!
規格外野菜を使用し、廃棄を少なくすることで、SDGsにも貢献しています。
【3】新居浜商業高校:「銅婚ロマンス白いもクッキー」
新居浜市唯一の離島である新居大島特産の「白いも」が手軽に味わえるクッキーです。
白いもは、水はけや日当たりがよく、砂混じりの土壌である限られた地域でしか甘く育たないため、幻の七福芋とも呼ばれます。
高い糖度が特徴で、その糖度はメロン並みともいわれています。
生地に白いもペーストを混ぜてオーブンで焼いているので、外はカリッと中はしっとりとしたソフトクッキー仕立てに仕上がっています。
ラム酒とレーズンを加えているため、ほのかに香り、白いも本来の風味を引き立てます。
開発段階で3分クッキング番組にご出演の三宅隆二先生に「七福芋」を使った料理教室をしていただき、さらに新居浜市の人気店「若宮食堂」の全面バックアップのもと商品化が実現!
そして新居浜市は「銅婚の里」。
しあわせな贈り物として、パッケージもこだわりました♪
【4】西条農業高校:「べっぴんやけん食べてみそ」
この肉みそのコンセプトは『オール西条』です。
私たち、西条農業高校生のアイデア、西条市ひうちのマルノー物産という食品会社が育てている、西条市のブランド豚「ひうちべっぴんポーク」。
そして西条市がNo.1の産地である「はだか麦」を使った麦みそ。
地元食材を生かした飲食店を経営する「Caféダイニングつじ丸」オーナーによる監修に、西条市のデザイナーが手掛ける商品パッケージ!
すべて西条にこだわった商品です。
「魅力ある西条をいろんな人に知ってもらいたい!」そんな思いのもとで開発された肉みそ、ぜひ一度ご賞味ください♪
【5】南宇和高校:「愛南ゴールドジュース」
愛南ゴールドは品種名を河内晩柑(かわちばんかん)といい、愛南町が生産量日本一を誇る柑橘です。
爽やかな酸味と程よい甘さが特徴で、南宇和高校の果樹園でも100本以上の愛南ゴールドを栽培、年間15tを生産しています。
2018年には農産物の生産工程管理に関する国際規格「グローバルGAP」の認証を取得!
愛媛県では一昨年からヨーロッパへの輸出拡大に取り組んでおり、「Misho」(代表的な県内産地である愛南町御荘が由来)のブランドネームでヨーロッパ3か国での試験販売を行っています。
今年はスイスへの輸出に向けて、南宇和高校の果樹園で愛媛県の食ブランドマーケティング課による害虫トラップ調査が始まりました。
果汁が多く非常にジューシーな柑橘の特徴を生かした、「愛南ゴールドジュース」。
さっぱりとした味わいは、お子さんだけでなく大人の方にも好評です。
県内高校生が開発したスゴい! 商品、いかがでしたか?
来場者アンケートに答えるだけ! の、「つなげ! 生物多様性 高校生チャレンジシップ」抽選クジに参加して、ぜひゲットしてください!
「つなげ! 生物多様性 高校生チャレンジシップ」は8月25日(日)開催
「令和6年度 つなげ! 生物多様性 高校生チャレンジシップ“えひめ生物多様性あそまなびフェス”」は、8月25日(日)に、髙島屋7Fキャッスルルームで開催されます。
参加費は無料! 当日は、高校生の研究発表や標本展示にほか、今回ご紹介したクジ引き抽選会もあり!
生物多様性を、遊ぶように楽しく学べるイベントです。
8月最後の日曜日、ぜひ足を運んでみて♪
■ 令和6年度 つなげ! 生物多様性 高校生チャレンジシップ“えひめ生物多様性あそまなびフェス”
開催日/2024年8月25日(日)
開催時間/11:00〜17:00
開催場所/いよてつ髙島屋 7Fキャッスルルーム
住所/松山市湊町5-1-1
料金/なし
お問い合わせ先/愛媛県自然保護課 089-912-2365