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サリー    イマナニ体験レポート

テーマは100年前!レトロな大洲の町並みを散策♪

こんにちは!4歳0歳の母サリーです。
今回は大洲で開催の「城下のMACHIBITO」に行ってきました。

今年で3回目となるこのイベントのテーマは“100年前”…つまり大正時代です。
それに合わせ、レトロな装いでイベントを楽しむ出店者や来場者も少なくありません。
着物などの和装やモガスタイル、ポーラーハットやステッキ、蝶ネクタイにロイドメガネといった小物を身につけた人たちは、まるで当時の大洲の町並みを演出する役者さんのよう!

そんな大正時代に本当にタイムスリップしてしまいそうな“どこでもドア”らしきものが、大洲まちの駅「あさもや」の近くにありました♪
この辺りからイベントエリアで、トイレや休憩スペースもあるため拠点にしている人も多い様子。
駐車場は数が少ないので、近くにある市の立体駐車場などがオススメです。
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どこでもドアの向こうはまるで大正時代!
どこでもドアの向こうはまるで大正時代! イベントチラシ 毎年色が変わります 水路を泳ぐ鯉は子供たちの人気者 大洲まちの駅あさもや 外観 ぜひドアを通って行きましょう♪
さて、ちょうどお昼時に到着したのでまずは腹ごしらえからスタート。
おはなはん通りで娘が選んだのは、イタリアのファストフードで人気だという揚げピッツア。
こちら、私も食べたことがなかったので楽しみに行列を待っていたのですが。
撮影する間も無く、分けてももらえないまま、娘1人で一気に平らげてしまいました…アツアツでとっても美味しかったとのことです!(涙)

雑貨や古道具、スイーツなどに目移りしながらも臥龍山荘エリアに到着!
肱川を望む景色を楽しみながら、土佐あかうしの牛すじカレーをいただきました♪

河川敷にある肱南ピクニックランドで「おおずプレミアムマルシェ」もやっていたので、このまま川沿いをぐるっと回ろうかなと考えていると、なにやら楽しそうな音楽が!
聞き覚えのある音に反応してダッシュした娘を追いかけます。
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おはなはん通りはムード抜群!
おはなはん通りはムード抜群! お昼時は混雑して早々に売り切れているお店も 比地町通りを登ります 登ると臥龍山荘エリアに到着! やっとありつけた牛すじカレー、も半分は娘が食べました…

チンドン屋に弟子入り?それともアニメーター!?

音の正体はチンドン屋!実は昨年このイベントで、初めてチンドン屋を見た娘。
着物を着飾り賑やかに歌って鳴らして練り歩く様は印象的だったらしく、しっかり覚えていたようです。
そしてそのままストーカーのように後をついていくことに…。

ちんどん鈴乃屋の女性3人に、アライタケヒトさんというアコーディオン奏者の方も加わって演奏されていました。
一緒に歩いていると、チンドン屋に気づいた人がつい足を止めて振り返り、ニッコリ笑顔になってしまう、というなんとも微笑ましい現象を繰り返し見ることができ、温かい気持ちになります。

ぐるりと町を練り歩く間ずっとついて回った娘は、最後一緒に踊らせてもらったりなどして嬉しそう。
「大きくなったらチンドン屋さんも良いね♪」と、将来の夢リストにチンドン屋がランクインしたのでした。
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チンドン屋が通ると笑顔が生まれます♪
チンドン屋が通ると笑顔が生まれます♪ レトロな装いに目がいきます 可愛らしいドライフラワーのアレンジ アクセサリーのワークショップ 地元大洲の人気店Roy’sさんの焼きそば、食べられず…
さて、そうこうしているうちにイベントの終了時刻が迫ります。
アクセサリーや食器もゆっくり見たいな〜なんていう母の希望は打ち砕かれました。

おおず赤煉瓦館へ行くとハンドメイドのイベントをやっていましたが、それを横目に通り過ぎ2階に上がる娘を追いかけます。
でもそれが大正解。

そこでは武蔵野美術大学の学生さんが映像文化史のワークショップを行なっており、8ミリフィルムを手回しで観てみたり、アニメのフィルムに絵や色を描き足すといった貴重な体験をすることができました!
100年前の蓄音機でこれまた貴重な針を落として音楽を聴いたり、こちらも手回しでゼンマイを巻いたり。
今は便利な時代で本当に助かっていますが、針の音も一緒に聴く音楽や、パラパラ漫画のようにぎこちなく繋がる映像も、趣があって良いものですね。
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アニメのフィルムに絵や色を描き足し
アニメのフィルムに絵や色を描き足し キリで削って描きます 子供たちは興味津々! 蓄音機についても質問が止まりません あの坂本龍馬の写真はこんなカメラで撮影されたそう
2日間開催のうち私は初日のみ行ったのですが、どちらか1日だけ出店しているお店もあるので事前に好みのお店をチェックしてから行くのが良いかもしれません。

今年は母1人で子供2人連れだったこともあり、ゆっくり買い物…というわけには行きませんでしたが、レトロな装いの人たちに目を奪われたり、チンドン屋と一緒に町の風景を楽しみながら歩いたり、8ミリフィルムや蓄音機に触れたりと貴重な体験をすることができました。

歴史情緒あふれる城下町、大洲にぴったりのイベントですね。
来年も大洲で出会えるであろう何かに、今からワクワクしています!
城下のMACHIBITO
開催日/2019年11月16日~11月17日
開催時間/10:00~16:00
開催場所/大洲市肱川南地区(愛媛県大洲市大洲)
駐車場/あり
料金/なし
問い合わせ先/大洲市役所観光まちづくり課 TEL.0893-24-1717
URL/https://ozu-machibito.com/
reported by サリー