【四国西予ジオミュージアム・ギャラリーしろかわ・城川歴史民俗資料館 愛媛/西予市】 「奥伊予3施設の旅」 にご招待♪城川町にきなはいや~
知れば知るほどおもしろくなるっ! 歴史と文化が詰まった自然豊かなまち
豊かな緑の美しい山々、青く広がる海、広大な大地と多彩な自然を持ちあわせた愛媛県で2番目に広いまち「西予市」。
小さな5つの町が合体し、2004年に誕生した新たな町は、西は海抜0メートルの宇和海に面し、東は標高1400メートルの四国カルストを有します。
冬には雪も降らない地域と最低気温がマイナス10度を下回る地域が混在する、全国でも珍しい地域です。
愛媛県でも少し特別な場所ともいえる西予市は、海・里・山それぞれの自然の恩恵を受けて発達し、歴史にあふれ、その恵みを受けた四国一の多品目産地であり、海産物・農産物が豊富です。
そんな西予市の市町村の中の一つ、「城川町」に訪れたことはありますか?
今回、秋が深まるこの季節にぴったりの西予市城川町の旅をご提案♪
松山自動車道「松山IC」から車で約1時間の距離にあり、アートや歴史をまとめて楽しむことできるスポット「奥伊予3施設」。
実は【四国西予ジオミュージアム】・【ギャラリーしろかわ】・【城川歴史民俗資料館】この3施設は歩いて回れるほど近くにあり、一日を通して満喫することができます。
また徒歩圏内には道の駅「きなはい屋しろかわ」が隣接し、城川町自慢のグルメや特産品も堪能することができますよ~!
今回3施設を観覧できる「奥伊予3施設共通観覧券」を抽選でペア40組・80名様に無料入場券をプレゼント!
この秋冬にゆったり楽しめる城川町へ訪れてみませんか?
【四国西予ジオミュージアム】・【ギャラリーしろかわ】・【城川歴史民俗資料館】
それぞれの施設が楽しめる魅力やポイントをたっぷり紹介していきますよ。
しっかりチェックしてくださいね~!
「四国西予ジオミュージアム」ってどんなところ?
海抜0メートルから1400メートル標高差のなかに、リアス海岸・盆地・河成段丘・カルスト台地などさまざまな地形が存在する西予市は、日本列島誕生期の貴重な地質や、海・山・里における昔ながらの人々の記憶が残ります。
そんな西予の自然と人の暮らしの関わりを学べる施設「四国西予ジオミュージアム」。
そもそも「ジオ」ってどんな意味だろう? 何をするところ?
不思議に思う方も多いのではないでしょうか。
まず「ジオ」とは“地球”・“大地”のことを表します。
今から46億年前に誕生した地球。
私たちが住む日本列島は、どのように作られたのだろう?
私たちの先祖は、どのように暮らし現在に繋がっているのだろう?
そんな疑問に答えたり、きっかけを作ってくれるのが四国西予ジオミュージアムの最大の魅力です。
地形や地質のお話は一見難しく思うかもしれませんが、「私たちの暮らしとの関わりを楽しく学ぶことができる」と話してくれるのは、地質学にとっても詳しい館長の高橋司さん。
まさにジオパーク博士です!
まるで迷路?! 驚きと発見が待つ展示空間
四国西予ジオミュージアムは楽しく学べる、遊べるをコンセプトにしており、それぞれのエリアは立体的に展示された空間、まるで迷路にきたような遊び心と色使いが楽しく、2023年には「日本展示学会賞」を受賞しました。
館内には大人も子ども満喫できる、仕掛けやワクワク空間が溢れていますよ。
まず4つに分類されたエリア空間は、リアス海岸が美しい「北部宇和海エリア」、肱川源流の近くで広がる宇和盆地や下流の河成段丘が特徴的な野村盆地を有する「肱川上流エリア」。
日本最古級の特異な地質を有する「黒瀬川エリア」、石灰岩が雨水などによって溶けてできたカルスト台地の雄大な景色が楽しめる「四国カルスト・舟戸川エリア」を、カラー別で表現しています。
親しみやすい形で解説された大地の成り立ち、自然と人々の関わりがみえてきます。
その中でも、スマートフォンを使って楽しんで学べる「ジオクエスト」をご紹介!
「ジオクエスト」というゲーム形式は、8つのクイズコースを選択して遊ぶことができます。
カセキドクター・イキモノガガリ・クラシノタツジンなど、興味や得意なコースからチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
実はパネルの側面には、数字が隠れていますよ~!
この数字はクイズを解く肝心な「キーワード」♪
全問正解まで辿りつけば、あなたもジオミュージアム博士になれるかも?!
「ジオクエスト」クイズコースを4つクリアできた方には、ジオミュージアム限定の記念品をプレゼント♪
クイズに答えながら、「ジオ」を意識するとまた違った日本のこと、地球のことがみえてきますよ。
ぜひ挑戦してみてくださいね!
またミュージアム内には、“地球の記憶”ともいえる貴重な岩石や化石、鉱物などを紹介してあり、「触れたらダメ!」ではなく、“触れていいよ”のマーク。
実際に触れて、触って感じることも大切だと教えてくれます。
積極的に木育を進めている西予市の魅力を最大に活かした施設内には、無料スペース「ジオカフェ」があり、小さな子どもも楽しめる玩具、ヒノキでできたボールパークなど木の温もりを感じながら遊ぶことができますよ。
テーマを設定した企画展や講演会、イベントなどを随時行っている企画展示室も設けられており、木製のイスやベンチに腰掛けてゆったりとした時間を過ごすのもおすすめです。
その他様々な体験プログラムも用意されているのも魅力の一つ!
河川地形の実験装置「エムリバー」や、世界に一つだけの「岩石標本づくり」、本物の化石からとった型を使った「アンモナイトレプリカ作り」もおすすめです。
小さなお子様でも楽しめるのでぜひ参加してみてくださいね。
ミュージアムの屋外スペースには芝生広場や遊具も完備されており、家族のお出かけにもぴったりの施設です。
大地の成り立ちを知り、大地が育んだ多様な自然や生態系、そこで暮らす人々の営みを丸ごと感じることができる「ジオパーク」の世界に飛び込んでみましょう!
全国「かまぼこ板の絵」展覧会inギャラリーしろかわ
隣接する「ギャラリーしろかわ」は森の中の小さな美術館として知られています。
紅葉とともに歩く秋の小道は、紅葉やイチョウの木が色鮮やかに彩り、自然いっぱいの空気を味わいながら入り口まで癒しのひとときを案内してくれますよ。
「ギャラリーしろかわ」では日本画や洋画を始め、彫刻や陶磁器、ガラスなど幅広いジャンルの芸術作品を展示しており、現在は西予市を代表する文化イベント【全国「かまぼこの板の絵」展覧会】を2024年7月22日~2025年1月13日まで開催しています。
平成7年に始まり今年で29回目となる全国「かまぼこの板の絵」展覧会の原点は、開館2年目にギャラリートークをした折笠勝之氏(洋画家)が、かまぼこ板に描いた油絵を職員にプレゼントされたことが、「絵はいつでも誰でも、なんにでも描ける」とヒントになり、かまぼこ板に描いた絵を全国に募集し始めました。
今回のテーマは「伝わる想い、つながる心。」
全都道府県及び海外(インドネシア・モンゴル・台湾・フランス)から、応募者数6,342人が描いた6,157点(板の枚数11,082枚)の応募作品すべてが展示されています。
作品は写真と見分けがつかないほどのリアリティや、作者の独自のアイデアが光るものなど、この中から輝く入賞作品を5人の審査員が厳選して、選びます。
ぜひ今年の「最優秀賞作品」をご覧になってみてくださいね。
“いちまい”のかまぼこ板に込められた想い…
一つ一つの絵には、ストーリーや秘められた想いがありそれを紐解いていくと想像を超えるような感動秘話があると話してくれるのは、「ギャラリーしろかわ」館長の森岡光雄さんです。
国内、海外から集まった6千点を超える作品。
どのアート作品にも作者の想いが込められており、心和むもの、涙誘うものなど魅力あふれる傑作が館内いっぱいに展示してあります。
届けられた色々な想い、たくさんの想いを感じ取ってみてください。
1枚のかまぼこ板に描くだけでなく、複数枚のかまぼこ板を使ったアイディア、様々な組み合わせで描かれた大作もあります。
小さな板に描かれた夢は見る人によって感じ方、捉え方が変わり何度訪れても新しい発見がある展覧会です。
実際に館内ではかまぼこ板の絵を、製作体験することができますよ。
この一枚にどんな想像を膨らませ、想いを描きますか?
また訪れた際は、館長の森岡さんにぜひ気軽にお声かけしてくださいね!
一つ一つの絵のストーリー、心揺さぶる貴重なお話を聞くことができますよ。
歴史民俗資料館の歩みと暮らしの記憶
一万年前からの歴史が学べる【城川歴史民俗資料館】では、考古学上とても貴重な石器や土器、人骨などを展示しているロマンあふれる資料館です。
城川の穴神洞遺跡や中津川洞遺跡から出土した資料、また昔の人たちが実際に使っていた道具(民具)や、移築した茅葺き民家もあり、地域の歴史・文化を学ぶことができます。
「郷土文化保存伝習施設」では、1階には実際に使用していた民具が数多く展示されています。
「衣食住用具」「稲作用具」「加工用具」「山樵用具」「養蚕用具」など分類され、それらがどのようにして使われていたのか、どのような意味が込められていたのか、奥伊予に生きる人々の民俗文化を想像し、感じることができます。
2階には、縄文時代の自然と生活風景を復元したジオラマがあり、この地方に産出する“チャートの岩石”を利用していろんな石器を作っていたことが想像できますよ。
また城川町に古くから伝わる伝統芸能「八つ鹿踊りの面」、郷土の名刀匠「大内勇」氏の刀など、数多くの貴重な資料も残されています。
「歴史民俗資料館」では、“中津川洞遺跡”から発見された8000年前の女性の人骨(実物)、縄文時代の貴重な石器や土器が展示されています。
歴史・生活・時代はそのままに、私たちの先祖がどう歩んできたのか、そこに生きた人々の知恵と情熱を感じ取ることができる貴重な場所。
訪れることで過去を知り今の自分たちの生活や文化との繋がりを学ぶことができますよ。
道の駅「きなはい屋しろかわ」グルメで味わう至福の時間
奥伊予3施設を楽しむのはもちろん、至福のひととき城川町自慢のオリジナルグルメも堪能しましょう!
きなはい屋という名前の由来は、“来てください”を方言で表しており、訪れた人への想いが込められた人気スポット道の駅「きなはい屋しろかわ」です。
特産品の城川自然牧場の手作りベーコンを使った「ジオBLTサンド」は長さ20センチにもなる城川ベーコンを厚さ1センチにスライスし、レタス、トマト、ベビーリーフと一緒にドックパンに挟んであるボリューム満点の絶品!!
西予市城川町は昔から「奥伊予」と称され、良質の城川和栗が採れることで知られています。
その西予市城川産の栗のみを使用した、きなはい屋自慢の「和栗モンブランパフェ」新商品の「栗あんバターサンド」など、どれも心を満たす美味しさ~!
また店舗内のお食事処でも、城川町の特産品グルメを味わうことが可能です。
お土産に城川ベーコン・ソーセージもおすすめ!
ドイツ人マイスター直伝の技が織り成す本物の味を自宅でも楽しんでくださいね♪
西予市「城川町の旅」のご提案いかがだったでしょうか?
ぜひ家族や友人を誘って、またぶらり一人旅でもおすすめですよ。
奥伊予3施設のアート・歴史の素晴らしさはもちろん、城川町の豊かな自然と自慢のグルメ、人の温かみ「きなはいや~!」の想いぜひ受け取ってみてくださいね。
【奥伊予3施設共通観覧券プレゼント】
抽選でペア40組・80名様に無料入場券をプレゼント!
四国西予ジオミュージアム・ギャラリーしろかわ・城川歴史民俗資料館の3施設を全て無料で観覧できるチケットです。
3施設は歩いて回れるほど近くにあり、アートや歴史をまとめて楽しむことができます。
道の駅 きなはい屋しろかわも隣接しており西予市城川町自慢のグルメや特産品もオススメです。
応募期間:2024年10月2日~11月17日(日)
無料観覧券使用期間は2025年1月13日(月)までです。
当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせて頂きます。
- ■ 四国西予ジオミュージアム
- 住所/愛媛県西予市城川町下相945
- 営業時間/9:00~17:00(16:30受付終了)
- 定休日/火曜日
- お問い合わせ/0894-89-4028
- ■ 西予市立美術館ギャラリーしろかわ
- 住所/愛媛県西予市城川町下相680
- 営業時間/9:00~17:00(16:30受付終了)
- 定休日/火曜日
- お問い合わせ/0894-82-1001
- ■ 城川歴史民俗資料館
- 住所/愛媛県西予市城川町下相680
- 営業時間/9:00~17:00(16:30受付終了)
- 定休日/火曜日
- お問い合わせ/0894-82-1000