【四国西予ジオミュージアム「昆虫展」】見て・触れて昆虫の世界を探ろう!(愛媛/西予市・にこひめプロジェクト)

  

こんにちは!えぷりライターのゆかりーぬです。
今回は、四国西予ジオミュージアムで開催されている「昆虫展」に行ってきました!
標本を眺めるだけでなく、昆虫それぞれの違いを知ったり、実際に触ったりできる展示になっています。
実際に展示を見ながら、四国西予ジオミュージアムの大森さんに昆虫の特徴や見どころを教えていただきました

知っている虫にも意外な発見!「カタチとくらし」に注目

会場に入ってまず目に飛び込んでくるのが、迫力のあるカブトムシの巨大模型です。
普段は小さくてじっくり見ることが難しいカブトムシの体も、大きな模型なら細かな部分まで観察できます。
展示をご紹介いただくなかで、個人的にとても驚いたのが、カブトムシとクワガタの種類の違いです。
日本にいるカブトムシは1種類なのに対し、クワガタは日本だけでも約48種類もいるのだそう。
さらに、「夏の昆虫」というイメージの強いカブトムシやクワガタですが、実はどちらも暑さが苦手なのだとか。
暑すぎる日中はあまり活動しないため、野生のクワガタは夜などの涼しい時間帯のほうが観察しやすいそうです。
馴染みのある昆虫にも、まだまだ知らないことがたくさんありました!
昨年は標本を並べた展示が中心でしたが、今年はさまざまな昆虫をピックアップ。
今回のテーマ「カタチとくらし」にちなんで、それぞれ詳しく紹介しています。

カブトムシの模型の奥にはたくさんの昆虫標本が並びます。

大きなカブトムシがお出迎え!細かな体のつくりにも注目です。

見慣れたカブトムシやクワガタも、比べてみると新しい発見がありますよ!

標本と解説を見ながら、それぞれの特徴を観察できます。

どうしてこんな姿に?個性豊かな昆虫たち

会場には、普段なかなか目にすることのない昆虫も展示されています。
まずご紹介いただいたのは、洞窟などに生息する「ガロアムシ」。

幼虫は白っぽい体をしていて、成虫になるまでに約5年かかるといわれています。
会場に展示されているガロアムシは、大森さんが愛媛県内の洞窟に何度も足を運び、ようやく見つけた貴重な1匹です。
続いて、サソリのように反り上がった尾が特徴的な「シリアゲムシ」です。

この特徴的な尾を持つのはオスだけで、毒はありません。
オスがメスにエサとなる昆虫を渡す「婚姻贈呈」と呼ばれる求愛行動をするのだとか。
そして、一見するとハチのように見える「ハチモドキバエ」。
実はハエの仲間で、ハチに似た姿をして身を守っていると考えられています。

ハチの翅(はね)が4枚なのに対し、ハエの翅は2枚。
見た目はそっくりでも、じっくり観察すると違いを見つけられるんです。
それぞれの「カタチ」に注目してみると、暮らす環境や身を守る方法など、昆虫たちの「くらし」が見えてきますね!

見るだけじゃない!触って、のぞいて昆虫を観察

今年の昆虫展には、実際に昆虫に触れられるコーナーもあります!
生きたカブトムシやクワガタを触りながら、間近で観察できるコーナーです。
昨年は見るだけの展示でしたが、今年新たに追加されました。
さらに、顕微鏡を使って昆虫の体をじっくり観察できるコーナーもあります。
蝶の翅を拡大してみると、表面には魚の鱗のような「鱗粉(りんぷん)」がびっしり!
鱗粉には、雨が降ったときに水を弾く役割があるそうです。
普段は小さくて見えない部分までじっくり観察できるので、標本を眺めるだけではわからない発見がありました。

タッチコーナーにはカブトムシが!やさしく触ってくださいね。

生きたカブトムシを間近で観察できます!

小さな昆虫の体を顕微鏡で見てみると、新たな発見があるかも…!

顕微鏡で見ている昆虫の姿を、モニターに大きく映し出してくれます。

ずらりと並ぶ標本から違いを見比べてみよう

会場には、西原さんから寄贈された昆虫標本もずらりと並んでいます。
西原さんは昆虫の調査・研究に熱心に取り組んでいた方で、蝶やオサムシなど、さまざまな昆虫の標本を残されています。
今回の昆虫展が開催できているのも、西原さんから標本が寄贈されたことが大きいそうです。
標本をじっくり見てみると、同じ仲間でも色やカタチはさまざま。
たくさんの標本が並んでいるからこそ、一つひとつの違いを見比べられるのも昆虫展の見どころです。
また、会場には大森さん自身が愛媛県内などで集めた標本も展示されています。
気になる昆虫を探したり、似ている昆虫の違いを比べたりしながら、じっくり観察してみてください。

それぞれのカタチやくらしの違いを解説付きで紹介!

昆虫について詳しく教えてくれた大森さん。
気になることがあれば質問できます!

ずらりと並ぶ標本は圧巻!
お気に入りの昆虫を探してみてくださいね♪

まとめ|まだまだ知らない昆虫がいっぱい!ジオミュージアムへ行ってみよう

今回の記事で紹介したのは、会場で見られる昆虫のほんの一部です。
昆虫の「カタチ」に注目してみると、これまで知らなかった発見がたくさんありました。
標本を見るだけでなく、生きた昆虫に触れたり、顕微鏡で細かな部分まで観察したりできるのも今回の昆虫展の魅力です。
また、大森さんは来館した人ともフランクに話せるのがジオミュージアムの良さだと話していました。
展示を見て「これは何だろう?」と気になる昆虫を見つけたら、大森さんに聞いてみると、さらに詳しく教えてくれるかもしれません。
「昆虫展 ~カタチとくらしから探る昆虫の世界~」の西予会場は、2026年9月6日(日)まで開催されています。
記事では紹介しきれなかった昆虫たちにも、ぜひ会場で出会ってみてください♪

企画展「昆虫展 ~カタチとくらしから探る昆虫の世界~」のアクセス・基本情報

開催日/2026年7月25日(土)~9月6日(日)
開催時間/9:00~17:00
開催場所/四国西予ジオミュージアム 企画展示室2
住所/愛媛県西予市城川町下相945番地
料金/企画展:無料(常設展示:一般500円、大学生・高校生300円、中学生以下無料、無料展示あり)
駐車場/あり
お問い合わせ/四国西予ジオミュージアム
電話番号/0894-89-4028

四国西予ジオミュージアム 公式ホームページ

reported by ゆかりーぬ
イマナニ体験レポート