【愛媛県県民総合文化祭「吟詠剣詩舞公演」】優秀吟士・演者の技と心が集う令和8年の総ざらい(愛媛/松山市)

  

オープニングは「七福神賛歌」 なじみの神様が吟と舞で登場

34会派およそ1300名が一年の総ざらいとして挑む「吟詠剣詩舞公演」が、2026年11月3日(火・祝)に松山市の愛媛県民文化会館メインホールで開催されます。

全国レベルで活躍する愛媛県の優秀な吟士・演者による吟詠と剣詩舞を、入場無料で見られる一日です。

オープニングでは、「七福神賛歌」を吟と舞で表現。
愛媛県は伊予七福神まいりが定着しており、なじみのある神様に扮した衣装にも注目です。

吟詠とは、漢詩や和歌に節をつけて吟じること。剣詩舞とは、剣や扇を使って吟詠に合わせて舞う「剣舞」と「詩舞」の総称です。

今回の公演は、34会派およそ1300名が、それぞれの稽古の成果を持ち寄る令和8年の総ざらい。その幕開けを飾るのが、この一幕です。

第一章は全国レベルの吟士・演者が集結 同じ吟題でも流派で趣が変わる

第一章では、各流派に所属する方々や、全国のコンクールなどで優秀な成績を修めた吟者や演者が、様々な吟詠と剣詩舞を披露します。流派ごとに、大人数で吟じる「合吟」や多数で舞う「群舞」も披露されます。

演目はパンフレットに掲載されており、数千年の歴史を持つ李白や杜甫の漢詩をはじめ、幕末から明治にかけて活躍した大槻盤渓や乃木希典の作品、そして「松山城」など故郷の漢詩家・小原六六庵の作品などが並びます。

同じ吟題でも、流派や吟士によって伴奏や節調が違うため、趣はまったく変わります。同じ詩を異なる流派の吟で聴き比べるのも、見どころのひとつです。

第二章「詩歌で紡ぐ 偉人と歴史」 天智天皇の時代から近代までをたどる

第二章は、「詩歌で紡ぐ 偉人と歴史」と題した演目です。天智天皇の時代から近代にいたるまでの歴史を、吟剣詩舞でわかりやすく表現します。

第一章が流派の技を披露するステージであるのに対し、第二章は歴史の流れをひと続きの物語として味わえる内容となっています。

歴史や漢詩が好きな方も、ちょっと苦手だという方も、目が離せない構成です。
偉人たちがどのように吟じ、舞われるのか、その姿をぜひステージでご覧ください。

吟じ、舞うだけではない 礼と節を重んじる「吟剣詩舞道」

「吟剣詩舞道」には、武士の文化道という位置づけもあります。吟じ、舞うだけでなく、礼と節を重んじることが大切にされています。

ステージは、出演者全員が協力し合って作り上げられます。およそ1300名が総力戦で挑む令和8年の総ざらいだからこそ、出演者同士の心の合わせ方や、演目をつなぐ所作にも目が向きます。

技だけでなく、道としての心がまえにも目を向けてご覧になってみてください。
入場は無料なので、気軽に観覧に出掛けてみてはいかがでしょうか。

※剣詩舞の動画・写真撮影は不可です。ご了承ください。また、幼少年の部をSNSに掲載する際は、保護者の許可が必要です。ご配慮をお願いいたします。
※公演では無料の託児サービスも用意されています(事前申込制・申込締切は10月9日)。就学前のお子さんがいるご家庭も、託児を利用してご観覧いただけます。

詩吟や剣詩舞をはじめてみたい方へ 新規会員を募集中

愛媛県吟剣詩舞道総連盟では、新規会員を大募集しています。
「詩吟をはじめてみたい」「剣詩舞をしてみたい」という方は、ぜひ問い合わせてみてはいかがでしょう。
稽古に行きやすい場所や流派を紹介してくれますよ。

大きな声を出す吟詠、足腰を使って全身運動になる剣詩舞は、健康増進にもいいものです。
なんと、90歳を超えても現役で活躍されている方が何人もいるそうです。三世代で楽しんでいる家族もいるとのことで、幅広い年齢の交流が広がりますね。

趣味があることは世界を広げます。
長く続けられる新たな趣味候補として、まずはこの公演でその魅力に触れてみませんか。

愛媛県県民総合文化祭「吟詠剣詩舞公演」の基本情報

イベント名:愛媛県県民総合文化祭「吟詠剣詩舞公演」
開催日:2026年11月3日(火・祝)
開催場所:愛媛県民文化会館 メインホール
住所:愛媛県松山市道後町2-5-1
料金:無料
託児:あり(事前申込制・申込締切10月9日)
問い合わせ:愛媛県文化振興課(TEL:089-947-5581)

愛媛県県民文化祭公式HPはこちら

reported by イマナニ編集部
イマナニおすすめイベント