【松山市役所】こどもの発達や子育ての悩みを一緒に考えてくれる「こどもの相談室 ふらっと」(愛媛/松山市・にこひめプロジェクト)

  

子育てをしていると、「うちの子、周りの子と少し違うのかな?」「どう接したらいいのかわからない」と悩むことがありますよね。
でも、いざ相談しようと思っても、「発達の相談がどこでできるのかな?」「こんなことで相談してもいいのかな?」と迷う方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、まつやま こども・子育てサイト「にこっと」で、こどもの発達や子育てについて相談できる場所を調べてみました。

そのなかで気になったのが、誰でも相談できる「こどもの相談室 ふらっと」です。
実は、私自身もこどもの発達について悩んだ経験がありますが、これまで「ふらっと」の存在を知りませんでした。

今回「ふらっと」を実際に訪問し、どのような相談ができるのか、相談員の方々が大切にしていることなどを詳しく伺いました。
こどもの発達や子育てについて、一人で悩んでいるお父さん・お母さんにぜひ知ってほしい相談先をご紹介します♪

「にこっと」でこどもの発達について相談できる場所を探してみよう

まつやま こども・子育てサイト「にこっと」は、こどもの年齢や目的などから、松山市の子育てに関する情報を探せるサイトです。
ホーム画面の「探す」から、気になるキーワードや項目を選んで検索できます。

こどもの発達について調べてみると、「お子さんの発達に心配や不安がある方へ」といった情報が掲載されており、さまざまな相談先を確認できます。

そのなかで紹介されている相談先の一つが、「こどもの相談室 ふらっと」です。
「にこっと」を活用すれば、これまで知らなかった相談先や子育て支援の情報も見つけられます。

「ふらっと」はこどもの発達や子育てについて相談できる場所

「こどもの相談室 ふらっと」は、松山市ハーモニープラザの3階にある相談窓口です。
2022年4月に開設され、松山市社会福祉事業団が運営しています。

おおむね18歳までのこどもについて、保護者や本人(こどもさん自身)、こどもに関わる支援者などが無料で相談できます。

そして、今回の取材で知ってほしいと感じたのが、医療機関で発達障がいなどの診断を受けていなくても発達に不安や心配があれば相談できることです。
例えば、次のような悩みを相談できます。

●こどもの言葉や発達が気になる
●落ち着きがなく、どう接すればよいかわからない
●こどもを強く叱ってしまい、接し方に悩んでいる
●保育園や学校での生活がうまくいかない
●児童発達支援や放課後等デイサービスなどの福祉サービスについて知りたい

お母さんだけでなく、お父さんやご夫婦で相談に来られる方もいると教えていただきました。

また、「ふらっと」という名前は、市民からの公募によって決まったものだそうです。

気兼ねなく立ち寄ってお話を聞かせてほしいという思いに加え、発達の特性などの有無によって、こどもたちが分け隔てられない社会になってほしいという願いも込められています。

名前の由来を知ると、施設が大切にしている思いも伝わってきますね。

「こんなことで相談してもいいのかな?」と思ったら話してみよう

取材では、相談員の方々が、普段どのような思いで保護者と向き合っているのかも伺いました。

特に印象的だったのが、まずは相談に来た方の話をしっかり聞くことを大切にしているというお話です。
子育てに悩んでいる方のなかには、一人で何とかしようと頑張ってきた方も少なくありません。

相談員の方は、そうした保護者の思いを受け止め、これからのことを一緒に考えていくことを心がけているそうです。

「ふらっと」は発達障がいの診断を行う場所ではありません。こどもや家族の困りごとに寄り添う相談窓口です。
実際に、相談員の方と話すなかで気持ちが整理され、少し気持ちが軽くなって帰られる保護者もいるとのこと。

また、「子育ては家族だけでするものではない」という考えもお聞きしました。
子育ての悩みを家庭だけで抱え込まず、周りの人の力を借りることも大切です。
「こんなことで相談してもいいのかな?」と迷ったときには、まず話を聞いてもらうことから始めましょう。

「こどもの顔が見たくなった」相談を終えたお母さんの言葉

今回の取材では、実際に相談を受けた保護者との、心に残るエピソードも教えていただきました。
あるとき、高校生のお子さんとの親子関係に悩んでいたお母さんが「ふらっと」に相談に来られたそうです。

相談員の方がじっくりと話を聞いていたところ、帰り際にお母さんがこんな言葉を残されたといいます。

「こどもの顔が見たくなった」

さらに、「早く帰ってこどもと話がしたい」とも話されたそうです。
この言葉を聞いた相談員の方もうれしく感じたと教えてくださいました。

もちろん、相談したからといって、悩みがすぐに解決するわけではありません。
それでも、誰かに話を聞いてもらうだけで、気持ちが少し軽くなり、こどもと向き合うきっかけになるのだと感じました。

「ふらっと」は、困りごとだけでなく、保護者の気持ちにも寄り添ってくれる温かい相談先です。

こどもや家族の状況に合わせて必要な支援につないでくれる

「ふらっと」が大切にしているのは、相談を受けるだけでなく、こどもや家庭の状況に合わせて必要な支援につなぐことです。

相談員の方が、必要な機関などにつないでいくことも役割だと話されていたのが印象的でした。

幼稚園や保育園、学校生活で困っているときには、ご要望に応じて先生と連絡を取りながら、対応を考えるケースもあります。
さらに、相談内容に応じて、医療機関や児童発達支援、放課後等デイサービスなどの福祉サービスについて情報を提供しています。

「ふらっと」は、相談内容に応じて利用できるサービスなどを紹介する窓口です。
特定の事業所をご案内するのではなく、保護者自身がこどもに合った支援先を考えられるようにサポートしています。

取材では、初めて相談する方や継続して利用する方を合わせて、月100人前後のこどもに関する相談に対応していると伺いました。
一人ひとりの状況に寄り添いながら、さまざまな機関と連携して支えていることが伝わってきますね。

こども連れでも大丈夫!「ふらっと」の相談方法を紹介

「相談したいけれど、小さなこどもがいるから一人で出かけられない」
そんな方もいるのではないでしょうか。

「ふらっと」では、こどもを連れて相談することもできます。
必要に応じて相談員が2名で対応するなど、保護者が相談しやすいよう工夫しています。
ただし、常にこどもを預かってもらえるわけではないので、こども連れで相談したい方は予約時に確認しておくと安心です。

また、ハーモニープラザの1階には中央児童センターがあり、お父さんがこどもを見ている間にお母さんが相談することもあるそうです。

相談の問い合わせは、電話やメールからできます。
最初から対面で相談する必要はなく、電話で話を聞いてもらうことも可能です。
初めて問い合わせる方は、こどもの年齢や気になっていることを伝え、相談方法や日程について確認してみてください。
対面での相談を希望する場合は、事前に連絡して日程を調整しておきましょう。

おおむね2週間以内に相談できることが多く、空き状況によっては翌日に対応できるケースもあると伺いました。
車で訪れる方には、予約時に駐車場や道順についても案内してもらえます。
初めての方も、不安なことがあれば問い合わせの際に相談してみてください。

子育てに悩んだときは「にこっと」で相談先を探してみよう

子育てをしていると、こどもの発達や接し方について「これでいいのかな?」と迷うことがあります。
今回「ふらっと」を取材して、相談員の方々が保護者の話を大切にしながら、一緒に考えてくれることを知りました。

なかでも印象に残ったのは、「子育ては家族だけでするものではない」というお話です。
悩みを一人で抱え込まず、誰かに話を聞いてもらうだけでも、気持ちが少し軽くなるかもしれません。

そして、今回の「ふらっと」のような相談先も、まつやま こども・子育てサイト「にこっと」から調べられます。

「どこに相談したらいいんだろう?」「こどものことで少し気になることがある」
そんなときには、「にこっと」で子育ての情報を探してみてください。
今の悩みに合った相談先や支援が見つかるかもしれません♪

こどもの相談室 ふらっとの基本情報

名称/こどもの相談室 ふらっと(こどもの相談窓口)
住所/愛媛県松山市若草町8番地3 松山市ハーモニープラザ3階
電話番号/089-997-7955
FAX/089-997-7977
メールアドレス/furatto@matsuyama-swwo.jp
相談日時/月曜日〜金曜日 8:30〜17:15
休み/祝日・年末年始(12月29日〜1月3日)
相談料/無料
対象/松山市に住むおおむね18歳までのこどもとその家族、支援者など

公式ホームページ

※事前に電話・メールで問い合わせると、相談がスムーズです。

reported by しんすけ
イマナニ体験レポート