【第11番】 金剛山 一乗院 藤井寺

【第11番】 金剛山 一乗院 藤井寺

大師お手植えの藤に彩られる仙境

 弘仁年間、この地に立ち寄った弘法大師は、三方を山に囲まれた渓流の水清き仙境に心をひかれた。現在境内のあるところから、さらに山中にある八畳岩の上に護摩壇を築き、金剛不壊の道場として、17日間修行したといわれている。寺はその後、真言密教の道場として栄え、山全体に七堂伽藍が建ち並んで荘厳な美を極める大寺院となった。ところが天正年間(1573~1592)に土佐の長宗我部元親の兵火に遭い、堂宇は焼失。天保3年(1832)にも火災に遭い、伽藍のすべてを焼失してしまう。だが、弘法大師作といわれる本尊の薬師如来は2度の火災の難を逃れ、重要文化財に指定されている。

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住所 徳島県吉野川市鴨島町飯尾1525
お問い合わせ先名 金剛山 一乗院 藤井寺(ふじいでら)
電話番号 0883-24-2384
休日 無・宿坊なし
駐車場 あり(私営駐車場300円、30台)境内まですぐ

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