【第12番】 摩廬山 正寿院 焼山寺

【第12番】 摩廬山 正寿院 焼山寺

怪しい大蛇の炎に包まれた焼け山

 もともとは大宝年間に役行者小角が山を開き、蔵王権現を祀って結んだ一本杉庵。この地に修行に訪れた弘法大師が疲れて一本杉庵の杉の木の下で眠っていると、夢の中に阿弥陀如来が現れ、周囲の異変を告げた。目を覚ますと、眼前は火の海。大師が身を清め、真言を唱えながら山を上ると、火は徐々に消えていった。だが9合目あたりまで来ると、岩窟から大蛇が姿を現し、大師の邪魔をしようと向かってきた。その時、光とともに虚空蔵菩薩が現れ、大師はその力を借りて大蛇を封じ込めることができた。そして大師は自ら三面大黒天を彫り、岩窟の上に安置。本尊の虚空蔵菩薩を刻み、焼け山の寺と名付けた。

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住所 徳島県名西郡神山町下分字地中318
お問い合わせ先名 摩廬山 正寿院 焼山寺(しょうさんじ)
電話番号 088-677-0112
休日 無・宿坊なし
駐車場 あり(300円、100台)表参道入口・境内まで徒歩約10分

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