【第15番】 薬王山 金色院 國分寺

【第15番】 薬王山 金色院 國分寺

遺跡と庭園に往時の繁栄を偲ぶ

 天平13年(741)、聖武天皇が天下泰平を祈願して全国66ヶ所に建立した國分寺の一つで、天皇の勅命を受けた行基が建設を指揮。天皇は釈迦如来像と大般若経を納めたという。当時の規模は寺領二町四方、鎮護国家の祈願所として七重大塔を備えた大寺院であった。しかし、寺は天正年間(1573~1592)、長宗我部軍の兵火によって、烏瑟沙摩明王堂(うすさまみょうおうどう)だけを残して焼失した。その後長く荒廃していたが、寛保元年(1741)に阿波藩主の命令によって再建され、以来宗派も現在の曹洞宗となった。本尊は薬師如来。本堂内には、聖武天皇と光明皇后の位牌が祀られている。

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住所 徳島県徳島市国府町矢野718-1
お問い合わせ先名 薬王山 金色院 國分寺(こくぶんじ)
電話番号 088-642-0525
休日 無・宿坊なし
駐車場 あり(無料、10台)境内まですぐ

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