【第30番】 百々山 東明院 善楽寺

【第30番】 百々山 東明院 善楽寺

明治の廃仏毀釈に翻弄された古刹

 大同年間(806~810)、弘法大師がこの地に巡錫のおり、高鴨大明神(現土佐神社)の別当寺として神宮寺と善楽寺を建立。善楽寺を四国八十八ヶ所霊場第30番と定める。しかし明治時代になり、神仏分離、廃仏毀釈のあおりを受け、神宮寺と善楽寺は廃寺となる。明治9年(1876)、安楽寺が「仮の借置」として30番の代行業務を行う。昭和4年(1929)には善楽寺も再興し、その後は善楽寺と安楽寺の二ヶ所で30番の納経を行うこととなった。
 平成6年(1994)、安楽寺が第30番の奥の院、善楽寺が正式に第30番となり、この騒動に決着がついた。

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住所 高知県高知市一宮しなね2-23-11
お問い合わせ先名 百々山 東明院 善楽寺(ぜんらくじ)
電話番号 088-846-4141
休日 無・宿坊なし
駐車場 あり(無料、20台)境内まで徒歩約1分

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