釣りのメッカ、宇和島で初心者も気軽にフィッシング!
コロナ禍の今、空前の釣りブーム到来!
せっかくの休日、コロナ禍で県外へのおでかけが難しい今こそ、県内で三密を避けてのんびりと過ごしたいものですよね。
最近、アウトドアレジャーとして釣りが注目されているのをご存知ですか?
これまでに釣りをしたことがない若い女性の間でも釣り人気が高まり、SNSでも釣りの投稿が増えてきているのだとか!
釣りといえば、エサが気持ち悪かったり、臭かったりというイメージがあったかもしれませんが、釣り用品も随分と改善され、女性でもトライしやすくなっているよう。
そこで今回は、ウィズコロナ時代の楽しみ方として、魚の宝庫、宇和海での釣りをご紹介します。
宇和海は磯釣りのメッカ
愛媛県西南部に位置する宇和島市は、松山市内から、車で約1時間30分。
伊達家ゆかりの城下町として栄えた市内から海へと目をやれば、宇和海に面してリアス式海岸による深い入り江が続き、風光明媚な景色が広がります。
その複雑に入り組んだリアス式海岸では漁業が盛んに行われ、なかでも真珠や鯛、ハマチなどの養殖業は全国有数。
ということは、釣りのメッカでもあるわけです。
宇和海は古くから磯釣りの名所として知られ、南予の釣りといえば磯釣りと言われているほど。
一帯には絶好の釣りポイントが点在しています。
何が釣れるのかというと、グレやイサギ、マダイ、ハマチ、イシダイ、シマアジ、チヌなど。
季節ごとにさまざまな魚が釣れるので、それを楽しみに出かける釣り人もいるそう。
まずは気軽に防波堤などから釣りを楽しむのもいいですが、宇和海では船釣りもおすすめです。
渡船に乗って沖へ出れば、ブリやイサギ、アジなどの大物が狙えるかもしれませんよ!
美しい宇和海を舞台に、初めての船釣りに挑戦!
宇和島市内には約30軒もの渡船業者がありますが、今回は津島町にある「津島マリン」をご紹介します。
津島マリンへは、宇和島市内から無料区間の宇和島道路を経由し、車で約30分。
事務所の目の前には、真珠養殖のイカダや釣りイカダが浮かぶ美しい海が広がっています。
こちらでは、お客さんだけで船釣りを楽しめる貸し船(レンタルボート)を提供しています。
貸し船を利用するには船舶免許が必要ですが、まだそこまでは…という初心者の方やファミリーなど、気軽に釣りを楽しみたい方におすすめなのが、貸切のプライベート遊漁船。
プライベート遊漁船では、代表の山口将彦さんが船の運転をしてくれるので、運転免許を持っていなくても、気軽に船釣りに挑戦することができます。
その日の潮の流れなどによって、最適な釣りのポイントへと連れて行ってくれますよ。
また、お客さんが持参した仕掛けや竿などのアイテムに合わせたアドバイスもしてくれるので、ビギナーの方もご安心を。
津島マリンの目の前に広がる田之浜沖は、魚の宝庫!
船に乗って沖へ出れば、タイやアジ、イサギ、チヌ、グレなどを狙うことができます。
人気急上昇中のルアーフィッシング「タイラバ」とは?
釣りを始めてみたいけど、ゴカイやオキアミなどの生き餌を扱うのに抵抗が…という女性も多いのでは?
そんな方には、まずはルアーフィッシングがおすすめ。
生き餌を準備する必要がなく、手が汚れる心配もないのでお手軽に始められます。
さまざまなルアーフィッシングの中でも、最近注目を集めているのがタイを狙うタイラバ。
タイラバとは、タイ釣りに特化した形状のルアーで行う釣りのことを指します。
このルアーを使って、ボートの上などから釣りをするスタイルです。
突き詰めていくと奥の深いタイラバですが、基本さえしっかり押さえると比較的初心者でも釣果を出しやすい釣りである上に、ルアーという気軽さもあって近年人気が急上昇しています。
▲これが、タイラバの専用ルアー
やっぱり、愛媛といえばタイですよね!
ここ宇和海の沖合はタイのポイントでもあるため、初心者の方でも挑戦のしがいがありそうです。
津島マリンのレンタルボートに乗ってタイラバなどのルアーフィッシングを楽しんでいる様子は、こちらの動画をチェック!
鯛ラバ釣行【釣行 PART16】※青物・底物集
鯛ラバ釣行【釣行 PART17】
雄大な大海原に抱かれ、潮風に吹かれながら釣りに興じる。
これこそ海釣りの醍醐味でしょう!
ゆっくりと流れる時間に身をまかせる…非日常の贅沢
津島マリンから歩いていける距離の防波堤からも、投げ釣りやサビキ釣りを楽しむことができます。
投げ釣りはエサとルアーどちらも挑戦できますが、足元に竿を落として小さめのアジなどを狙うサビキ釣りも、ビギナーにはおすすめの釣りスタイル。
サビキは、一番下にセットされた撒き餌カゴの上に、複数の仕掛けが付いた専用の竿を使います。
撒き餌カゴにアミエビなどのエサを詰めて海中に沈め、竿先に反応があればリールを巻いて引き上げるだけ。
浮きがあるので反応が分かりやすく、また竿を投げる必要もないのでお子さんや女性でも簡単にトライできます。
一般的な釣具店には、仕掛けまですべてセットになったサビキ竿が売っているので、釣りの入門編として、船釣りの前にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
また、タイラバと同じく、ルアーフィッシングで初心者でも比較的簡単にチャレンジできるのが「アジング」。
専用のルアーでアジを狙うものです。
こちらも防波堤など陸から狙うことができるので、ビギナーにおすすめです。
最初はなかなか当たりが来ないかもしれませんが、穏やかな宇和海を眺めながら過ごす、それだけでもいいリフレッシュになりそうです。
日常から離れ、当たりを待ちながらのんびりと、潮騒に耳を傾ける。
そんな非日常を存分に堪能してくださいね。
日本一の真珠のまち・宇和島の一面に触れる。
宇和島の海の幸は、魚だけではありません。
真珠の養殖も盛んで、日本一の真珠養殖地として知られています。
リアス式海岸の地形が真珠養殖に適していることから、明治40年(1907)よりアコヤ貝の購入事業が行われ、大正4年(1915)には真円真珠の養殖に成功。
宇和島は真珠の一大養殖地へと成長し、昭和53年(1978)には生産量日本一の偉業を達成しました。
▲津島マリンでも、時期によっては真珠の玉入れなどの作業風景を見ることができます。
現在も、宇和海の沿岸部ではたくさんの養殖業者が真珠の養殖を行っており、中には手づくりの真珠アクセサリーを販売するところも。
津島町で出合った「パールショップ にじいろ」は、家族で真珠養殖業を営む増田恵子さん、雄亮さん姉弟が展開するあこや本真珠アクセサリーなどのアトリエ。
増田さんは、「アクセサリーとして使いたいな」と思う魅力的な形の真珠を手元に残し、ハンドメイドしています。
自然にできた形を巧みに生かした、オリジナリティ溢れるアクセサリー。
真珠を知り尽くした生産者がつくるからこその味わい深さは、まさに唯一無二です。
「惜しみなく使って欲しい」との思いから、お手頃な価格帯にしているのもありがたいですよね。
フォーマルにはもちろん、ちょっとしたお出かけなど日常づかいにも取り入れやすいネックレスやピアスなどを、自分へのご褒美に。
またお土産にも喜ばれること間違いなしです!
▲ワークショップやイベントへの出店を通じて、あこや本真珠の魅力を多くの人へと発信している増田恵子さんと雄亮さん。
「お客様に真珠を身近に感じていただき、真珠の輝きに触れて、うっとりする機会になれば幸いです」と話してくれました!
ゆったりステイで、宇和島を楽しみ尽くそう!
ちょっと足を伸ばして宇和島で釣り三昧。
でも、1日じゃもったいない!
宇和海に沈む美しい夕焼けや満天の星空など、ぜひお泊りコースで楽しみ尽くしましょう。
帰りは宇和島の道の駅でお土産を購入したり、宇和島鯛めしやじゃこ天、さつまなどの郷土料理を堪能したり、宇和島城や天赦園など、伊達家ゆかりの名所をたずねたり。
ぜひ滞在型観光で、宇和島の魅力をまるっと満喫してくださいね!
■ 津島マリン
住所:愛媛県宇和島市津島町田之浜1486
電話番号:0895-35-0330
津島マリン公式HPはこちら
■ 宇和島市観光物産協会
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