JPDealタープ4mx3mでパスファインダー張り一考。

  

グルッタ    イマナニ体験レポート

愛媛のキャンプ場で遊ぼう! Vol.38

こんにちは~
永遠の素人キャンパー・グルッタです。

あちらこちら桜満開のこの季節ですが、アップがズルズル遅れて3月の話で~す。
故に写真は春の気配なし。
すみません~。

さて前回の初タープ泊で、タープの魅力を強く感じ春~秋までは、このスタイルを模索してみようと決心。
タープなら軽量コンパクトで現地判断での臨機応変なベース作りに大きな力を発揮してくれる印象。

現在、ソロ用にKALINCOタープ3mx3m、KoiHouseタープ2.2mx2.4mの2種を所有。
タープ泊を考えるともう少し余裕のある大きいものが良いかと思いJPDealタープを追加しました。

購入のポイントとしては
●DDタープ並のループ数。
●気温の対応力のある裏面コーティング。
●ハトメ金具が生地内にある。

サイズは4mx4mは大きすぎるかと思い、でも手頃な値段で3.5mx3.5mは見当たらず…。
変形サイズは一抹の不安も感じつつ4mx3mで挑戦することに。

この商品を選んだ理由として値段が手頃(3500円程度)であったこと。
それにハトメが生地内にありペグ打ちで地面と密着できると期待したため。

前回のタープ泊で外部の冷気が下の隙間から入ってきたので、その予防に役立つと判断。
意外と生地内にハトメがあるタイプは見つからずAmazonでは、ほぼ一択でした。

残念な点は、ループの数。
センター部分が3本なく2本。
あとはロゴがダサいところくらい。
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アーミーグリーンで色合いは好みです。
アーミーグリーンで色合いは好みです。 ペグ・ロープはそれなりなので即、交換。 ハトメ金具は8ミリ穴。作りもしっかりしています。 愛用のペグケースが、うまい具合に収まり満足度アップ。 このロゴが残念ですが、実用優先で我慢です。
3月はいつもながら慌ただしい日々で休日もバタバタ。
加えて、長男坊の小学校卒業式も重なりキャンプに行ける余裕なし。

なので、近所の樋口公園で数回に分けてパスファインダー張りのテストを行うことに。
普段は誰もいないこの公園。
僕にとって、すっかりタープ練習場になっています。

パスファインダー張りは、前回の3mx3mタープで試したので比較の意味でも良いかと思い、これ一点の張り方で実験開始!

まずはオーソドックスに張ってみる。


Aタイプと命名したこの張り方。
縦長のレイアウトでペグ等は前回同様でやってみました。
パスファインダー張りの詳細はこちら

予想はしていましたが、ダックスフンド的な長さですね。
想定外が、単純に奥行きが広がるだけで後は同じと思っていたのですが、なんか緩い仕上がり。
後ろから引っ張っているけど、中だるみしている感じ。

中にコットを入れてみると天井が低くて寝にくそう。
ピシッとパラコードを引っ張ってもダメみたい。

これなら3mx3mタープの方が良かった気がします。
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いつもながら無人の樋口公園。
いつもながら無人の樋口公園。 早速、張ってみます。 高さ調整も丁寧に行いましたが…。 何だが中だるみしている感じ。 コットを入れるも天井が低い印象。

色々張り方を変えて模索してみます。

後日、再訪問。
ネット見たらパスファインダー張り変形が色々あり、参考しながら後ろのペグを端に打つ作戦で再トライ!
この2本以外は、全てAタイプと一緒です。


この仮称Bタイプ。
中の高さは全く違います。

幅が広がった分、後ろからパラコードで引っ張ると高さがでました。
これなら問題なく使えそうです。

あと、後ろから引っ張る方法以外にも、タープ内にポールを入れてお好みの位置に突き立てる方法を見つけ実践。

偶然、ボールみたいなモノがポールに同封されており、それを使うことでタープの突き抜けを防げるみたい。
2穴でポールを刺せば2又化もできそうだけど、強度は怪しそう。

内側からポールを立ち上げると確かに好きな位置で天井を調節できるけど、邪魔にも思えるかなぁ。
一長一短、これは好みですね。
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後ろは両端でペグうちを行います。
後ろは両端でペグうちを行います。 後ろ姿はこんな感じで幅広。 中の高さは全然違います。 ポールエンドのボールを刺して。 中から立ち上げると、こちらもいい塩梅。
さらに後日、再々訪問。
縦横変えたらどうなるかなぁ~と気になっていたので、こちらも挑戦。
向きを変えただけでAタイプと同じ張り方。


結論としては、あまり実用的でない感じ。

入口がキレイに閉まるようにすると結構高さが出てしまう。
ポール5本で190センチくらい。
19ミリポールなので強度的にも不安あり。

奥行きが3mで高さがあることから急な角度になってしまう。
Aタイプよりはコットを置いてみると使えるけど、全体空間は高さに取られて狭い印象。

しかも向きを変えているので、中央のループも使えず後ろからパラコードで引っ張れない構造。
ゆえに後ろ側は天井が低くなってしまう。
中からポールを立ち上げるとその狭さゆえ邪魔に思えて仕方ありません。

Bタイプのようにペグの位置を変えれば、後ろの高さは出ますけど、それでも総合評価として床面積に問題ありかと。

自分の身長が高いので背があると過ごしやすいかと期待しましたが、高さが必要以上で無駄な空間が多い。
思った以上に中が広くないのが最大のマイナスポイントです。
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入口の縦横をあわせ三角形を作ると190センチくらいの高さになります。
入口の縦横をあわせ三角形を作ると190センチくらいの高さになります。 微調整でこれくらい170センチから引っ張っている感じ。 高さが出ているシルエットですね。 正面から見るとこんなビジュアルです。 コット置くと高さはあるので寝ることはできます。
そんなわけで数回に分けてパスファインダー張りを楽しんでみました。

一応、イメージしてから実践に移してみたのですが、やってみないとわからないものですね。
僕的にはBタイプが今のところ一番実用的かと感じています。

ただタープって本当に色々な張り方ができるので、工夫次第で可能性は無限大。
パズル的要素もあって色々な張り方を覚えたら、これ一つで変化のあるキャンプ泊が楽しめそうです。

マニアックですが、自分にマッチしたタープ張りを時間を掛けて追いかけてみたい…。

あと、JPDealタープの印象ですが何度か張ってみて不具合はなかったです。
生地の厚みもまずまずでループ周りもしっかり縫製されています。

この金額で裏面コーティングもあり、一定の効果もありそう。
夏に試してみて、また報告しますね。

一番のポイントでもあるハトメ穴も生地内にあるので予想通り比較的地面に密着してくれます。
ハトメ穴がループ全てについているタープも意外と少ないんですよね。
そうした点も評価できると思います。

現在愛用しているEonoチタンペグの幅が7.5ミリなので、ぴったり入るのもポイント高いです。
チタンペグの詳細はこちら

地味な話ですけど、個人的にはペグとパラコードにはこだわりを持っていましてタープを使うことで真価を発揮してくれそうで嬉しいです。

今年はタープを使いこなしてキャンパーとして一歩前進したいグルッタでした。
ではでは、皆さま良きキャンプライフを。

重信川樋口公園
開催場所/重信川樋口公園(愛媛県東温市横河原521番1地先)
駐車場/あり 普通10台
問い合わせ先/東温市役所 都市整備課公園係 TEL.089-964-2001
reported by グルッタ