【愛媛・椿まつり】 待望の屋台も復活♪ 2023年最新情報!

  

今回は例年より早い1/28(土)~1/30(月)の3日間開催!

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愛媛県松山市にある、伊豫豆比古命神社(いよづひこのみことじんじゃ)。
2000年以上の歴史を誇る由緒正しい神社で、地元に住む方からは「椿神社」「お椿さん」の愛称でも親しまれる、馴染み深いスポットです。

伊豫豆比古命、伊豫豆比売命という男女の神様二柱を主祭神として祀っており、特に商売繁盛にご利益があるとして、地元でも多くの方が訪れます。

そんな伊豫豆比古命神社で毎年旧暦正月8日を例祭日として前後3日間開催されるのが、愛媛県で冬を代表する催しとして有名な「椿まつり」です!

当日は出店も多数並び、県内外のあちこちから大勢の人が参拝に訪れる椿まつり。
多い年には約50万人もの人々が、この3日間で神社に足を運んでいます。

愛媛ではこのお祭りを境に暖かくなる日が増えることも多く、「伊予路に春を呼ぶ祭り」と称されることも。
毎年このお祭りを楽しみにしている人も、きっと多い事でしょう。

そんな椿まつりですが、2023年(令和5年度)の開催詳細が今年も明らかになりました。
今回の開催日程は、【2023年1月28日(土)~30日(月)】の3日間。

数年ぶりにコロナ禍前と同じ、3日間開催となる椿まつりが帰ってきます!

その魅力と2023年度の椿まつり開催における注意事項を詳しくご紹介致します。
しっかり内容をチェックして、今から少しずつ椿まつりへの気分を高めていきましょう!

3年ぶりの通常開催!コロナ前に近い雰囲気の椿まつりに

今回2023年の椿まつり開催日程は、1月28日(土)~30日(月)の3日間。
例年2月上旬~中旬というイメージもあると思いますが、今年は旧暦の暦の関係で、いつもよりやや早めの1月末開催となっています。

昨年までは新型コロナウイルスの影響で、中止や密を避けての縮小が2年間続いていました。
しかし今回は久々にコロナ前に近い雰囲気のお祭りとなり、開催日の3日間、72時間通しての開催形式が復活します。

またお祭りの名物である神事についても開催します!毎年3日間の中日の夕方には、神様を乗せたお神輿を担いで町を練り歩く「お忍びの渡御」が行われます。

夕暮れ~夜の闇の中で金色に輝くお神輿が担がれる様は、とっても荘厳で迫力満点。
椿まつりを楽しむ際は、ぜひチェックしたい必見ポイントのひとつです。

さらに過去2年間と異なる最大のポイントは、神社へと続く数々の露店復活です!
これまでの椿祭りでは、例年約800店の飲食を始めとした屋台が神社周辺約1.5kmの道に軒を連ねており、これを目当てに訪れる人も大勢いました。

感染症対策として2年間出店中止となっていたこの露店ですが、2023年は歩行者天国となった車道の両脇を埋め尽くすほどの屋台が、今回の椿まつりを賑やかに彩る予定です。

加えて、ここからはさらに詳細な注意点&抑えておきたいポイントをピックアップ!
椿まつりへ訪れる予定の方は一読頂き、必要であれば入念な準備も行っての参拝をオススメします!

ポイント①屋台復活!駐車場は注意

最初のポイントは、先述の2年ぶりに復活する露店について!
例年お祭りを賑わせる出店の中には、美味しい屋台飯や見た目も華やかなトレンドスイーツなどのグルメ店もたくさん並びます。

他、これまで利用可能だった神社周辺の駐車場が、今年は全域封鎖されます。
以前のように参道一帯も交通規制が行われるため、車で参拝に来る際は神社近くへの乗り入れができません。
遠方から足を運ぶ方はその点注意が必要です。

車で参拝予定の方は、お祭り当日に周辺のあちこちに開設される臨時駐車場を利用しましょう。
あるいはバスなどの公共交通機関を使っての参拝も、選択肢に入れておくのがおすすめかもしれませんね。

ポイント②まだまだ寒さも本格的…感染症&寒さ対策は万全に

二つ目のポイントは、まだまだ依然として気の抜けない感染症対策。
お祭り当日は多くの人出が予想されます。
人混みになる可能性もあるため、マスクはしっかり厳重に装着して参拝するようにしましょう。

神社の手水舎は引き続き感染対策スタイルとなっていますが、昨年境内にあったソーシャルディスタンスの目印となるフロアステッカーの設置は、今年はありません。
感染症対策の注意喚起看板に従いつつ、各々で前後左右の方と距離を取り、自分のペースで神様へお参りしてくださいね。

あわせて今回は、例年よりやや早い時期の開催となります。
椿まつりが終われば暖かくなる…とは言われていますが、1月末は例年通りであればまだまだ身体の芯から凍える寒さです。

加えて今年はコロナのみならず、インフルエンザが大流行する可能性が高いことも全国的に提言されています。
しっかり防寒着を来て暖かくして、感染対策のマスクやアルコールも持参し寒さやウイルスに負けないスタイルでお祭りを楽しみましょう。

ポイント③お守りや御朱印も要チェック!縁起物の露店も復活

三つ目のポイントは、椿まつりでお目当てにしている方も多いお守りや御朱印!
こちらに関しては、例年通りのラインナップが揃う予定となっています。

期間限定で頒布されるお守り「大繁昌守」や、大事な人との縁を結んでおけるように願う「絆守」も、引き続き手に入れることが可能です。

また御朱印も、椿神社では毎年椿まつり限定のものを用意しているほか、本殿だけでなく境内内の児守神社、勝軍八幡神社の御朱印を頂くことも可能です。
(但し期間中は書置きでのお渡しのみ。朱印帳をお預かりしての揮毫は行っていません。)

神社参拝時の楽しみのひとつであるおみくじも、椿神社では可愛い縁起物のお守りが封入されている事で有名です。
定番の椿柄の絵馬にも、ぜひ願掛けをしてみては。

さらに露店復活に伴い、絢爛豪華な縁起物も今年は出店。
「熊手」「ザル」「俵」「宝船」「扇」の正しい順番で購入し、福を呼び込みましょう。

神社で神様にしっかりお参りをした後はこれらの縁起物を手にしたり、露店を物色するのも椿まつりならではの楽しみ方のひとつ。
ぜひ隅から隅までくまなくチェックして、お祭りの様々な魅力を満喫してくださいね!

ポイント④人混みが不安な方は時期をずらしての参拝もOK◎

今回、正規日程となり例年以上の混み具合も予想されます。
ウイルスも蔓延しやすいこの時期に行くのはまだちょっと…という慎重な方もいるでしょう。

神様へご挨拶に行くのは、椿まつりの時期じゃなければいけないというわけではありません。
少し遅めの初詣とあわせて1月中旬にしたり、もう少し暖かくなってから参拝を行うチョイスもありです。

活気があり賑やかな神社のお祭りの雰囲気も魅力的ですが、人が訪れない時期に行う参拝も慌ただしさがなく、凛とした雰囲気の中で感じられる魅力が溢れています。
自分と周りの方のことを考え、それぞれの生活や仕事にあわせて、マイペースで椿神社へ訪れましょう。

2023年もすぐそこ!3年ぶりの椿まつりをどうぞお楽しみに

あっという間に師走も後半を迎え、いよいよ2022年も大詰め。
年末から年越しを迎えた後も、なにかと年の初めで慌ただしい毎日を送っていれば、2023年の椿まつりはもうすぐそこです。

少しずつコロナと共に生活する事がスタンダードになった今、多くの人が待ち望んだ以前のような生活も徐々に戻って来始めました。
今回、約3年ぶりに3日間の通常開催となる椿まつり。
コロナ前に近いあのお祭りの雰囲気を、ぜひ楽しんで下さいね。

■ 椿まつり
開催期間:2023年1月28日(土)~30日(月)
場所:伊豫豆比古命神社(椿神社)
住所:愛媛県松山市居相2-2-1
問い合わせ:089-956-0321(椿神社社務所)
伊豫豆比古命神社 公式HPはこちら
イマナニで「伊豫豆比古命神社(椿神社)」の情報を見る

reported by イマナニ編集部 曽我美なつめ
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