【特別展 空海 香川/高松市】 史上最強の不滅の巨人

  

2023年4/22~5/21開催 生誕1250年記念 讃岐に舞い降りた弘法大師空海とは?

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弘法大師空海生誕1250年を記念して、香川県立ミュージアムで特別展「空海―史上最強、讃岐に舞い降りた不滅の巨人」が開催されます。

国宝10件、重要文化財15件、地方指定文化財7件をふくむ全60件の作品が集う、またとない機会なのでお見逃しなく!

【弘法大師坐像】 威徳院蔵

弘法大師・空海は、774年に今の香川県善通寺市で誕生。
俗名は“真魚(まお)”。
なんだか可愛らしくて親しみやすい響きと、四国生まれだということに驚いた人もいるのではないでしょうか。

空海は、中国・唐から密教を持ち帰り、真言宗の開祖となった人物です。
密教の布教活動だけでなく、日本の歴史・文化史上残した功績は数知れず。
高野山奥之院の霊廟において、今もなお永遠の瞑想を続けているとされています。

重要文化財【急就章】 萩原寺蔵

本展では、国宝の空海直筆の書や、寺外初公開となる四国最古の空海像など、どこを見ても貴重な作品ばかり。
また、空海誕生前の讃岐(現・香川)の仏教美術や、空海から時を経て、今も香川に残る華麗で多彩な作品が展示されます。

【両界曼荼羅図】 極楽寺蔵 画像提供:東京国立博物館 Image:TNM Image Archives

極楽寺の両界曼荼羅図も、平成15・16年の修理後、初の里帰り公開。
高野山から伝来した四国最古級の重要な作品です。

ワークショップでもっと空海を知ろう!

【天弓愛染明王坐像】 法然寺蔵

4月23日(日)13:30~15:00は、日本彫刻史の第一人者で本展監修者の根立研介氏による記念講演会「空海が日本彫史に残した足跡」です。
空海が平安初期彫刻史にいかに大きな影響を与えたかについて伺えますよ。

【弘法大師坐像】 大興寺蔵

5月20日(土)13:30~15:00は、哲学者・篠原資明氏による記念講演会「激震の空海」です。
空海について長年思索を重ね続ける篠原氏が、讃岐の人・空海について語ります。

どちらの記念講演会も事前予約が必要ですが、無料で参加できますよ。

国宝【諸尊仏龕】 金剛峯寺蔵 画像提供:高野山霊宝館

4月29日(土・祝)・30日(日)は、有料のワークショップも開催。
空海もふれた香木“白檀(びゃくだん)”で文香(紙製の小さな匂い袋)を作ってみませんか?

平安時代の絵仏師・定智(じょうち)が描いたイケメン龍王の美しい線描を転写してオリジナル作品をつくる日本画のワークショップもあります。
どちらも有料・要事前予約なので、詳しくは公式サイトをご確認ください。

写真:平成26年開催時の様子
5月13日(土)11:00~、14:00~(各30分程度)は、2階西ロビーにて高野山金剛流合唱団四国ブロックのみなさんによる高野山金剛流御詠歌コンサート「梵音遊行(ぼんのんゆぎょう)」も開催。

ゴールデンウィーク期間中5月1日(月)~5月5日(金・祝)には、クイズラリーなど無料のワークショップも開催します!
「カフェポット ミュゼ」など、くつろぎスポットもあるので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

■ 特別展「空海―史上最強、讃岐に舞い降りた不滅の巨人」
開催日/2023年4月22日(土)~5月21日(日)
開催時間/9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日/月曜日(5月1日は開館)
開催場所/香川県立ミュージアム
住所/香川県高松市玉藻町5番5号
料金/【一般】1,200円【前売・団体(20名以上)】1,000円
※高校生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方は無料
お問い合わせ/087-822-0002
香川県立ミュージアム 公式HPはこちら
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reported by イマナニ編集部 さきち
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