【考古資料のトリセツ くらしの道具、どう使う? 愛媛/四国中央市】 高原ミュージアム「考古学へのトビラ」第2弾! 考古学の世界へようこそ!
2024年2/6~4/14開催 子どもから大人まで、考古学への最初の一歩
「四国中央市歴史考古博物館-高原ミュージアム-」にて、考古学への入門をテーマにした企画展「考古学へのトビラ」が開催されています。
第2回の今回は、「考古資料のトリセツ くらしの道具、どう使う?」。
弥生時代の出土品を中心に、道具とその使い方が紹介されています。
この企画展は、考古学に初めて触れる方でも楽しめるよう、イラストと解説を豊富に用い、道具たちの背景にある物語を紐解きます。
教科書で名前は聞いたことがあっても、その実際の使用法や役割については意外と知らない、そんな道具たちに実際に触れながら、過去の人々の生活を想像してみませんか?
貴重な展示とワークショップで考古学に触れてみよう
今回の展覧会の主な展示資料は、石斧などの工具類・石庖丁などの収穫具・鋤(すき)や鍬(くわ)などの木製農具類などです。
大陸からもたらされた稲作を支え、弥生文化の基盤となった道具たち。
特に木製品は腐りやすいため、現代にまで形を残すことは非常に珍しく、これらの展示品を見られるのは貴重な機会です。
展示されている道具の正しい使い方や、似ている道具たちの微妙な違いについて、わかりやすい解説で学んでみましょう。
過去の技術が今にどのようにつながっているのかを考えてみるのも面白いですね。
展示会期中の3月には、ワークショップ「やってみよう!弥生時代の道具の使い方講座」も開催される予定です。
学芸員が復元品を使って、実際にどのように使用されていたのかを解説してくれます。
解説する道具は、3月16日(土)が“石庖丁”、3月23日(土)が“石斧”、3月30日(土)が“紡錘車”と、各日異なる道具に焦点を当てます。
10時から約30分間で、参加は無料、事前の申し込みも不要なので、気軽に参加してみてください。
歴史のページがより鮮明に、より身近に感じられるはずです。
この機会に、歴史の息吹を直接感じてみませんか?
■ 考古資料のトリセツ くらしの道具、どう使う?
開催日時/ 2024年2月6日(火)~2024年4月14日(日)9:00~17:00(最終入館は16:30)
開催場所/四国中央市歴史考古博物館-高原ミュージアム- 特別展示室
開催住所/愛媛県四国中央市川之江町2217-83
駐車場/あり(20台)
料金/無料
お問い合わせ/ 四国中央市歴史考古博物館-高原ミュージアム-(0896-28-6260)
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