松山総合公園でアジサイ観賞&「はぴまるの丘」 【愛媛/松山市】
初夏の景色に映えるアジサイと、やんちゃな保護犬・保護猫たち
こんにちは、えだまめです。
6月、四国も梅雨入りしましたね。
この時期を彩る花と言えば、花菖蒲やラベンダーなど色々ありますが、私は紫陽花が大好き。
ご近所の庭や畑など、紫陽花が植えられている場所は多いのですが、私有地をジロジロ見るのは気が引ける…ということで母と妹を誘い、3人で松山総合公園の「アジサイ園」へ行ってきました。
松山総合公園は、市民におなじみの大きな公園。
体を思いっきり使って遊べる大型遊具、一際高いところにあるヨーロッパ城郭風の展望塔など、大人も子どもも楽しめる設備がある他、手入れがされた椿や桜、花壇など、季節の植物に親しむことができるようになっています。
少し曇り空の日でしたが、念のために塩飴とドリンクを持ってGO!
第3駐車場から見た総合管理棟…新しい建物がある?
アジサイ園へは随所に案内があったので迷わず行けました。
さくらの丘東側の広い階段を上がった先にあります。
この辺りには12種類のアジサイがある様子。
全部見られるかな?
丘の斜面に植えられています。
雨の後は道がぬかるむかも。
園内には第1~4駐車場までありますが、アジサイ園に行きやすいのは第3駐車場です。
下車してすぐに目についたのは「はぴまるの丘」と書かれた新しい建物。
調べてみると、「はぴまるの丘」は令和6年3月にオープンした動物愛護の推進を目的とした施設で、元々あった公園の総合管理棟内に啓発スペースが設けられ、この建物は保護された動物のマッチングを目的とした譲渡スペースとして建てられたそう。
中に入ると保護猫・犬についてのパネルが掲示されていて、実際に里親を募集している動物をガラス越しに見ることができます。
この日居たのは離乳前の子猫たち。
鳴き声も聞こえ、きょうだいでキャットタワーに登ってじゃれ合う、とても愛らしい姿を見せてくれるのですが、我が家では飼えないので、少し心が痛みました。
「はぴまるの丘」動物譲渡スペース。
自由に見学できます。
譲渡スペース内部の掲示。
里親募集中の犬猫たちの案内。
啓発スペース1階にはペットの防災グッズの展示が。
松山総合公園は「地域猫活動モデル地区」に指定されています。
曇り空の下でしっとりと咲く、愛らしいアジサイ。
公園内の散策も楽しい。
どーんとそびえる階段をてっぺんまでのぼり、お花見スポットの「さくらの丘」へ。
アジサイ園はさくらの丘の東側にある山の斜面にあります。
遊歩道を進むと、またもや大きな階段と、色とりどりの紫陽花が咲いているのが見えてきました。
特に順路は無いようで、写真を撮りながら坂道を散策。
小さな花がぎゅっと集まったもの、ガクアジサイ、テマリ咲き種など、詳しくない自分でも様々な種類があることが分かります。
園内の看板によると12種が植えられているそうですが、同じ花でも色が違っていたりして、もっとたくさんあるような気がしました。
アジサイは植えられた土壌の酸度で色が変わることは有名ですが、その他、咲き進むにつれて変化することもあるそう。
一言で「ピンク」「ブルー」と言い表せない色合いの花も多く、つい足を止めて見入ってしまいました。
葉に特徴がある「カシワバアジサイ」
花にボリュームのある「クリスマス」という品種
可憐な小さい花が集まる「ウズアジサイ」
まるで砂糖菓子のような淡いピンク! かわいい!
同じ場所なのにピンク、青、紫…不思議だな~
母と妹と3人でワイワイ言いながらアジサイを撮影していると、ウォーキング中の方が「撮りましょうか」と声をかけて下さったので、お言葉に甘えて親子写真を撮っていただきました。
改めて辺りに目をやると、周辺には大勢のウォーキングをしている人達が。
仲間同士でおしゃべりをしたり、一人で黙々と早歩きをしたりと様々でしたが、景色もよく、適度なアップダウンがあり車も来ないので、いいウォーキングスポットなのでしょうね。
しかし、曇り空とはいえ、アジサイ園とさくらの丘周辺を歩いただけでじっとりと汗が…
思わず管理棟内に入ると、キッズスペースや机といすがあり、休憩できるようになっていました。
これからどんどん暑くなってくるので、日光が入らない屋内で休めるのはとても有難いですね。
今回私が一番気になった、鮮やかなピンクの品種。
まだ丈の低い株も。
来年が楽しみです。
派手でもなく、地味でもなく。
初夏の緑に調和する色合い。
それぞれの品種の違いを見つけるのも楽しい。
梅雨時も、爽やかな気持ちで過ごせそう。
松山総合公園ではアジサイ園の他にも展望塔近くや第2駐車場の側など、アジサイスポットが何か所かあるそうなので、時間と体力があればもっと園内を歩いてみるのもいいかもしれません。
ただし、水分と塩分、そしてこまめな休憩は必須ですよ。
今回、アジサイ観賞のために訪れた松山総合公園でしたが、思いがけず保護犬・猫について考える機会になりました。
はぴまるの丘に収容されているのは迷い犬や猫、そして親が育児放棄をするなどして自活できない犬猫などだそう。
引き取りやマッチングの方法など、詳しくは松山市HPの「はぴまるの丘(松山市動物愛護センター)」で検索してみてくださいね。
■ 松山総合公園
開催住所/愛媛県松山市朝日ヶ丘1丁目外
駐車場/あり 第1駐車場(エントランス広場):15台 第2駐車場:66台 第3駐車場:250台 第4駐車場:94台
問い合わせ先/松山総合公園管理事務所
電話番号/089-923-9439
松山市 公式HPはこちら