待ってました!10年ぶりの「畦地梅太郎展」
イマナニ編集部 イマナニ体験レポート
やっぱりほっこり!「山」や「山男」の作品の数々
生まれも育ちも興居島の「ごごQ」です。
興居島は、松山本土から一番近い離島で、通勤・通学にも便利。市の中心部にも、1時間足らずで行けます。
もちろん、愛媛県美術館にも。幼い頃から美術館が好きで、学生時代にもよく通い、今ではいきたい土地にある美術館で、好きな展覧会が開かれる時期に合わせて旅行をするくらいアートが好きになりました。
そして、今回は、旅行に行かなくても好きな作家さんの展覧会が愛媛県美術館である!というとても得した気分です。
10年前にあった展覧会でみて以来、大ファンの「畦地梅太郎展」に行ってきました。
興居島は、松山本土から一番近い離島で、通勤・通学にも便利。市の中心部にも、1時間足らずで行けます。
もちろん、愛媛県美術館にも。幼い頃から美術館が好きで、学生時代にもよく通い、今ではいきたい土地にある美術館で、好きな展覧会が開かれる時期に合わせて旅行をするくらいアートが好きになりました。
そして、今回は、旅行に行かなくても好きな作家さんの展覧会が愛媛県美術館である!というとても得した気分です。
10年前にあった展覧会でみて以来、大ファンの「畦地梅太郎展」に行ってきました。
美術館は、建物自体が「美術品」で、著名な建築家が設計したものも多く、見ごたえがあります。
ちなみに、愛媛県美術館の建築は、日建設計の大谷弘明氏の設計によるもので、公共建築賞を受賞しているそうです。
展覧会を見る前に、建物の外観を眺めて、気分を高めて館内に入ります。
今回の畦地梅太郎展は、一つの作品が大きいものは少なかったのですが、作品数がとても多く、見ごたえがありました。
私が好きな作家さんの「熊谷守一」に、なんとなく色の感じやあたたかみが似ているなあと思っていたのですが、解説には「唯一無二の」と書いてあり、作家さんはやはり独自のものを目指して作品づくりをしていくのだろうと感じました。
ちなみに、愛媛県美術館の建築は、日建設計の大谷弘明氏の設計によるもので、公共建築賞を受賞しているそうです。
展覧会を見る前に、建物の外観を眺めて、気分を高めて館内に入ります。
今回の畦地梅太郎展は、一つの作品が大きいものは少なかったのですが、作品数がとても多く、見ごたえがありました。
私が好きな作家さんの「熊谷守一」に、なんとなく色の感じやあたたかみが似ているなあと思っていたのですが、解説には「唯一無二の」と書いてあり、作家さんはやはり独自のものを目指して作品づくりをしていくのだろうと感じました。
本の表紙になった作品とロゴを見比べよう!
畦地梅太郎は、始めは油絵をしていたのを今回初めて知りました。
版画と出会ってからも、初期の方は細かい線で描かれており、だんだんとよく知られる作風になっていきます。
今回の展示では、下書きのクレヨン画とそれを版画にしたものが隣り合わせで並べてあったり、同じ版のものを違う色彩で刷ったバージョンを見比べることができ、面白かったです。
版画でも、色の重なりや濃淡や絵の「厚み」は近づいてみなければ気付けなかったことであり、あらためて実物をみる体験の重要性を感じます。
また、圧倒的に山と山男シリーズが多かったのですが、植物のスケッチの展示もあり、私はそれがとても好きでした。
植物の版画も、畦地梅太郎さんが作ってくれたらよかったのになあ、みてみたかったなあ。
版画と出会ってからも、初期の方は細かい線で描かれており、だんだんとよく知られる作風になっていきます。
今回の展示では、下書きのクレヨン画とそれを版画にしたものが隣り合わせで並べてあったり、同じ版のものを違う色彩で刷ったバージョンを見比べることができ、面白かったです。
版画でも、色の重なりや濃淡や絵の「厚み」は近づいてみなければ気付けなかったことであり、あらためて実物をみる体験の重要性を感じます。
また、圧倒的に山と山男シリーズが多かったのですが、植物のスケッチの展示もあり、私はそれがとても好きでした。
植物の版画も、畦地梅太郎さんが作ってくれたらよかったのになあ、みてみたかったなあ。
今回の展覧会のテーマは、「山のなか、本のなか」ということで、本の表紙になった原画と、実際に本になったものが展示されていました。
大正時代のレトロなロゴは、今では逆に新鮮なのですが、昭和中期のものは、どうも昔っぽさが否めません。
それに対して、畦地梅太郎の作品の、現在でも古くささを感じさせない普遍性がより際立つ印象が残りました。
美術館や映画館に行くと、私は必ずフライヤーコーナーに行き、好きなチラシを持って帰ってファイリングしています。
地道なロゴやデザインの勉強です。
畦地梅太郎もスクラップをしていたようで、共通の趣味を見つけてうれしかったです。
70才を過ぎてようやく生活が楽になったのに、若い時のいい笑顔の写真を展覧会の最後に見れて、幸せな気持ちで会場を後にしました。
大正時代のレトロなロゴは、今では逆に新鮮なのですが、昭和中期のものは、どうも昔っぽさが否めません。
それに対して、畦地梅太郎の作品の、現在でも古くささを感じさせない普遍性がより際立つ印象が残りました。
美術館や映画館に行くと、私は必ずフライヤーコーナーに行き、好きなチラシを持って帰ってファイリングしています。
地道なロゴやデザインの勉強です。
畦地梅太郎もスクラップをしていたようで、共通の趣味を見つけてうれしかったです。
70才を過ぎてようやく生活が楽になったのに、若い時のいい笑顔の写真を展覧会の最後に見れて、幸せな気持ちで会場を後にしました。
畦地梅太郎は、貧しさゆえ芸大に行って芸術家になるというエリートコースは歩めませんでしたが、出会いにより、自分の道を切り拓いていきました。
社会に出ると、ままならないこともあるでしょう。
子供の頃から美術館などに出かけて行き、学生時代は学割を大いに活用して、様々な経験を自分の引き出しにストックしていって欲しいです。
「教育は、お金ができてからでは遅い」というのが、私の祖母の口ぐせでした。
美術館では、写真撮影は禁止です。
だから、気に入った絵のポストカードなどを買って帰ります。
画集は専門書なので少々高価ですが、今回はお手頃価格でした。
ロゴも、畦地梅太郎の作風にぴったり!落ち込んだときなどに、グッズを見返してにまにまするのです。
美術館は、私にとっては気持ちを切り替えて、明日からの活力にするスポットなのです。
社会に出ると、ままならないこともあるでしょう。
子供の頃から美術館などに出かけて行き、学生時代は学割を大いに活用して、様々な経験を自分の引き出しにストックしていって欲しいです。
「教育は、お金ができてからでは遅い」というのが、私の祖母の口ぐせでした。
美術館では、写真撮影は禁止です。
だから、気に入った絵のポストカードなどを買って帰ります。
画集は専門書なので少々高価ですが、今回はお手頃価格でした。
ロゴも、畦地梅太郎の作風にぴったり!落ち込んだときなどに、グッズを見返してにまにまするのです。
美術館は、私にとっては気持ちを切り替えて、明日からの活力にするスポットなのです。
没後20年 畦地梅太郎 山のなか、本のなか
開催日/2月1日(土)~3月29日(日)
開催時間/9:40~18:00 (入場17:30まで)
開催場所/愛媛県美術館(愛媛県松山市堀之内)
駐車場/駐車場有り 県庁西駐車場を2時間まで利用可
料金/一般1,000円(800円)、高校大学生600円(400円)、小中学生300円(100円)※()は前売および団体(20名以上)料金※満65歳以上は当日一般料金から100円引き(年齢がわかるものを呈示) (税込)
問い合わせ先/愛媛県美術館 TEL.089-932-0010
URL/https://www.ehime-art.jp/info/?p=1236
開催日/2月1日(土)~3月29日(日)
開催時間/9:40~18:00 (入場17:30まで)
開催場所/愛媛県美術館(愛媛県松山市堀之内)
駐車場/駐車場有り 県庁西駐車場を2時間まで利用可
料金/一般1,000円(800円)、高校大学生600円(400円)、小中学生300円(100円)※()は前売および団体(20名以上)料金※満65歳以上は当日一般料金から100円引き(年齢がわかるものを呈示) (税込)
問い合わせ先/愛媛県美術館 TEL.089-932-0010
URL/https://www.ehime-art.jp/info/?p=1236
reported by イマナニ編集部