【第8番】 普明山 真光院 熊谷寺

【第8番】 普明山 真光院 熊谷寺

歴史を偲ばせる堂宇が今なお残る

 弘仁8年(817)、弘法大師が熊谷寺の閼伽ヶ谷(あかがたに)で修行している時に熊野権現が出現。「長く衆生済度の礎とせよ」と告げ、一寸八分(5㎝余り)の金の観音像を授けた。そこで大師は等身大の千手観世音菩薩を刻み、その胎内に熊野権現から授かった観音像を納め、堂を建立して本尊として安置した。これが、熊谷寺の始まりと伝えられている。
 元禄年間(1688~1704)にかけて、大師が修行した伝説の地に堂塔が次々と建てられ、現在の境内の基となった。山門、大師堂、多宝塔など、歴史を偲ばせる建造物が今なお残り、重厚な風情を漂わせている。

【第8番】 普明山 真光院 熊谷寺開催一覧

アイコン特集・体験レポートを見る
住所 徳島県阿波市土成町土成前田185
お問い合わせ先名 普明山 真光院 熊谷寺(くまだにじ)
電話番号 088-695-2065
休日 無・宿坊なし
駐車場 あり(志納金制、50台)納経所・本堂まで徒歩約3分

※イベントの開催情報や施設の営業時間等は変更になる場合があります。ご利用の際は事前にご確認の上おでかけください。