2022年椿まつり最新情報!愛媛松山に春を呼ぶお祭りが今年も開催

  

今年の開催は11日間!感染症対策も行って、神様に春の挨拶をしに行こう

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愛媛松山の人々にとって、毎年恒例ともなる春祭りこと「椿まつり」。

椿神社の愛称で親しまれる伊豫豆比古命神社(いよずひこのみことじんじゃ)にて、毎年旧暦の1月7日・8日・9日に開催されているお祭りです。

伊予路に春を呼ぶ祭りとして、長年大勢の人々に愛されているこの椿まつり。

例年であれば40万人以上の人々が訪れている松山最大の祭り行事でしたが、新型コロナウイルスの影響によりここ数年間は縮小の措置を取らざるを得ない状況に。
多くの人が気になっているであろう2022年の開催状況ですが、今年も昨年と同じく11日間という長期間での開催が決定しています。

2022年椿まつり開催概要はこちら!詳細をチェックして安心安全なお参りを

今回の2022年の椿まつり開催日程は、2022年2月3日~2月13日。
時間も8:00~17:00と、期間が定められた上での開催となっています。

密を避けるために11日間という幅広い日程での開催となりましたが、そのおかげで逆にお祭りに行きやすくなった!という方もいる様子。

お祭り開催期間中はもちろんのこと、どうしても無理…と言う方はこの日にちを外して行ってももちろんOK!
自分のペースで、神様に春のご挨拶へうかがって頂ければと思います。

また昨年と同じく、感染症対策を考慮した上で飲食などの露店や縁起物屋の出店もなし。
お祭りの名物のひとつでもある、ずらりと並ぶ露店の景色が今年も見られないのは残念ですが致し方ありません。

ですが昨年と違う点としては、こちらもお祭りの名物のひとつである神輿に関しては復活!
神様を乗せたお神輿を掲げて街を練り歩く神事は、今回執り行われるとのこと。

ただしこの神事に関しては、当然掛け声などの大声の発声はなし。
例年の勢いがある神事も見応えがありますが、粛々と厳かに行われる神事もまた趣があって非常に魅力的ですね。

さらに、お祭りの期間中はご祈祷も同じ開催時間内で受付を行います。
こちらに関しては事前の予約受付は行っていません。

椿まつりでのご祈祷を希望する方は、ぜひ当日神社に直接足を運んでの受付申し込みを。

上記のような感染対策を行った開催となりますので、駐車場についても昨年と同じく神社周辺のエリアが利用可能。
参道の交通規制もないため、約200台の収容数の駐車場をぜひ利用頂ければと思います。

お手洗いの利用も神社前の設備を使うことが可能。
また一年間お世話になったお守りやお札の返還も、神社向かいの交番の隣にある「古神札納所」が利用できます。

よその神社でも神社の御神札やお守りであればお返しが出来ますが、お寺さんや他宗教のお守りなどはそちらにお返し下さい。

まだまだ予断を許さない新型コロナウイルスの影響の中、それでも少しずつですが例年のようなお祭りへと復活するべく、一昨年から去年、去年から今年と少しずつ前進している椿まつり。

松山の人々にとっても大事なこの行事が以前のように大勢の人で賑わう日も、もしかしたらそう遠くない未来の話になっているのかもしれません。

神社では感染症対策もバッチリ!当然一人ひとりの感染症対策も忘れずに

とはいえやはり当然いつもに比べれば、神社に人の出入りが多くなる椿まつり期間。
当然神社では、万全の感染症対策を施したうえで、参拝客の皆さんに安心安全にお参りをしてもらえるよういろんな工夫を施しています。

まず神社ではお馴染み、参拝前のお清めに必須の手水舎では、柄杓を使うことなく手を清められるような設備が新たに設置されています。
不特定多数の人と触れあうことなく、安全に手を洗うことができるのがポイントですね。

また参拝時には、ソーシャルディスタンスを保つことができるよう境内内に目を引く目印が足元に描かれています。
ラインや足跡のアイコンに沿って、しっかり人と人との距離を保った安全な参拝が可能に。

また参拝所にある鈴も、不特定多数の人の手が触れないよう今年は撤去。
本来であれば神様をお呼びするためのものですが、このようなご時世ですので神様もきっと理解して下さるはず。
その分心の中で、しっかり呼びかけを行うようにしましょうね。

神社の境内各所には消毒液も設置。
こちらもぜひ積極的な活用を。

さらにご祈祷など、多くの人が一か所に集まる催しの際は検温が必須。
神社の祈祷受付所には検温機も設置しているため、こちらでもしっかり参拝客の体温をチェックします。

そしてお守りなどの授与所にも、飛沫防止対策として柵を設置。
スタッフとなる巫女さんたちもマスクを着用して、参拝客の対応をする形となるようです。

このような形で神社では万全の感染症対策も行われますが、参拝する私たちも一人ひとりが引き続き徹底した感染症対策も忘れずに。

マスクの着用・小まめな消毒はもちろんのこと、複数人での参拝時もしっかりソーシャルディスタンスを確保して、大声での会話なども控えること。
帰宅した際はうがい・手洗いもしっかり行ってください。

感染者数も日ごとに減っては来ていますが、寒い冬の時期はウイルスが最も繁殖しやすい季節。
コロナだけでなく風邪やインフルエンザを防ぐ方法としても、引き続き感染症対策は気を抜かずに行っていきましょう。

露店だけじゃない!参拝と併せてチェックしたい椿神社を楽しむポイント♪

とは言え、せっかく椿まつりに行くのであれば少しでもその雰囲気を楽しみたい…という人もきっと多いはず。

そこで今回は、このコロナ禍でも楽しめる椿神社や椿まつりのポイントも一緒にご紹介!
たくさんの露店に夢中になって、意外と知らなかった!?という椿まつりの秘密もたくさんピックアップ。

ぜひこの機会に椿まつりの知られざる魅力についても、あわせてチェックしてみては。

まず1つ目の楽しみ方は、やはり神社に行った際はチェックしておきたいお守り!
ここ椿神社では日頃から縁起開運や商売繁昌、家内安全、縁結びなど、様々なご利益のあるお守りを取り扱っています。

ですがさらに毎年この椿まつりの時期には、期間限定で頒布されるお守り「大繁昌守」もあります。
お守りを手に入れた人ぞれぞれの願いが叶い、その年1年が幸福に過ごせるよう祈念されたお守りだそうです。

さらにコロナ禍で人との繋がりが希薄になっている昨今、それでも大事な人との縁をしっかり結んでおけるように願うお守りとして、こちらの「絆守」も人気とのこと。

2人から6人まで複数の人と持つことができるこの絆守は、全員の持つお守りを合わせると「絆」の文字ができあがるとても素敵なお守り。
遠く離れた場所にいる人たちとも強い絆で繋がることのできる、このコロナ禍にひとつは持っておきたいお守りでもありますね。

そして神社と言えば、やはり御朱印をチェックしておきたい!という人もきっと多いはず。

各神社の持つご加護を得られるアイテムとして、ここ数年注目度も高い御朱印。椿神社では毎年椿まつり限定の御朱印を用意しているほか、本殿だけでなく境内内の児守神社、勝軍八幡神社の御朱印を頂くことも可能です。
(但し期間中は書置きでのお渡しのみ。朱印帳をお預かりしての揮毫は行っておりません。)

子どもを守る神様を祀る児守神社に、勝負ごとにご利益のある勝軍八幡神社。
こちらもぜひ参拝の際は、あわせてチェックしてみては。

さらに3つ目の楽しみ方は、これも神社参拝時には欠かせないおみくじに絵馬!

椿神社で楽しめるおみくじや絵馬は、この神社らしい可愛い椿の絵をモチーフにしたアイテムともなっているため、女性を中心に非常に人気も高いとのこと。

またおみくじの中には運勢を書いた紙だけでなく、小さな金色の縁起物のお守りが一緒に封入されているのも有名ですね。
神輿や椿など、数種類の縁起物から何が出てくるかも椿神社のおみくじならではの楽しみのひとつです。

そして前回から今回にかけて解禁された椿神社の神事も、もしタイミングが合えばぜひ見て欲しいお祭りのおすすめポイントのひとつ。

今回2/8に行われる神事は一般的に「お忍びの渡御」と呼ばれ、御祭神を神輿に移し北土居町にある「金刀比羅神社」まで街中を練り歩いて、町の隅々まで神様の御力を行き渡らせることを目的としたものとなっています。

今回はその神事の中の「出御祭」「お忍びの渡御」「御旅所祭」「還御祭」が開催となり、「後宮祭」に関してのみ中止とのこと。

金色に輝く煌びやかなお神輿が境内を出発し、参道から街を練り歩く光景は椿まつりならではのもの。
少しでも例年のような椿まつりの雰囲気を感じたい方には、ぜひ押さえて頂きたいポイントでもありますね。

今年こそ明るい1年となりますように…神様へしっかりご挨拶・ご祈祷を

日を追うごとに徐々に町の状況は良くなりつつあるものの、まだまだ油断はできない新型コロナウイルス感染症。
ですがその中で、できる限りの範囲で少しずつ。
感染症と共生していく生活が、今世の中には広まり始めています。

毎年多くの人々が楽しみにしている、春の訪れを呼び込む椿まつり。

感染症対策もばっちり行った上で、今年はぜひそれぞれのタイミングでゆったり参拝をして2022年に明るい1年が訪れるよう、神様に祈願しにいってみてくださいね。

■ 椿まつり
場所/伊豫豆比古命神社(椿神社)
住所/愛媛県松山市居相2-2-1
問い合わせ/089-956-0321(椿神社社務所)
開催期間/2022年2月3日(木)~13日(日)
参拝時間/8:00~17:00
駐車場/200台(無料)
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イマナニで「伊豫豆比古命神社(椿神社)」の情報を見る
伊豫豆比古命神社 公式HPはこちら

reported by イマナニ編集部 曽我美なつめ
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