見どころ満載の臥龍山荘で紅葉狩り 【愛媛・大洲市】

  

ささみちゃん    イマナニ体験レポート

ファン多し!?臥龍山荘へ行ってみよう!

こんにちは!1歳児ママのささみちゃんです。
11月もあっという間に過ぎ去り紅葉が綺麗な時期ですね。

今年は紅葉を見に臥龍山荘へ行ってきました!
観光第一駐車場に車を停めて向かいます。
こちらの駐車場は無料で利用できました。

私たちは大洲神社の正面階段から登ってまずは大洲神社へ。
鳥居をくぐって振り返ると大洲城や城下の街並みがまた素敵♪
大洲神社では雅楽が流れており神聖な雰囲気です。

せっかくなのでお参りして、臥龍山荘に抜ける裏道へと進みます。
すでに周りの木々も美しく紅葉していて道中も楽しいですね。
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大洲神社の正面階段。
大洲神社の正面階段。 大洲城がよく見えます 大洲神社正面 「車馬を乗入ること」に時代を感じる
大洲神社を抜けると、趣のある通りにでます。
すでに時代をタイムスリップしたかのような気分。
坂を下ると臥龍山荘庭園の入り口が見えてきました。

どんな景色がみられるのかわくわく!早速行ってみます。
臥龍山荘、大洲城、盤泉壮の共通観覧チケットを買うと少しお得に入れるようなのでそちらを購入。
大洲城や盤泉壮にも行く予定の方はこちらの方がお得に入場することが可能です!
何カ所行くかで金額も変わるので時間と相談して賢く大洲巡りできそうですね!
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まだこの辺りは緑が綺麗です
まだこの辺りは緑が綺麗です 臥龍山荘までの道中も美しい紅葉が ベンチなどもあり肱川を眺めながら一休みできます いよいよ臥龍山荘入り口です 庭園も美しい

美しい紅葉と建築美のコンビで贅沢なひととき

臥龍山荘は明治時代に建てられた貿易商河内寅次郎の別荘で、国指定重要文化財に指定されています。
早速中に入ってみると、まずは臥龍院です。
「迎礼の間」、「霞月の間」、「清吹(せいすい)の間」、「壱是(いっし)の間」の4つの間があり、どの部屋もそれぞれ細かな工夫やこだわりを見ることができます。

正直紅葉目当てで建物のことはそこまで知らなかったのですが、一瞬で虜になってました。
このような見事な建築の中に入れるだけでも行く価値があると思います。

臥龍院からの外の景色も紅葉に囲まれて美しい…。
来てよかった〜と思いながら庭園へと進みます。

潜龍洞という昔の冷蔵庫があったり、元々は浴室だった建物を茶室に改装した知止庵ではこの庭園の植物や飛石がここに持ってこられた経緯などの話を聞くことができました。
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臥龍院の縁側から
臥龍院の縁側から 紅葉 茅葺き屋根の重厚感がすごい 知止庵では解説を聞くことができます 昔の冷蔵庫ってこんな感じだったんだな
庭園の奥には不老庵があります。
この建物も様々な趣向を凝らしてあり面白かった。

まず天井が竹綱代張り天井という、まるで竹の籠のような丸みのある綱代天井なこと。
これがとても綺麗。
この丸みのある天井に月明かりが反射して部屋を明るくするらしい。

また、生きた槙の木を使った「捨て柱」が建物の奥から伸びていて見ることができる。
この木が実際には支柱ではないらしいですが、生きたままの木を建築に取り入れるなんて、職人の技と遊び心が面白い。

一見、ありそうな眺めの良い古民家なのですが、一歩足を踏み入れるとここがただの古民家でも茶室でもない、なんだか特別な空間に感じる。
すっかりこの建物のファンになってしまった!

また、緑が綺麗な春にも訪れたい。
不老庵では4月〜10月の日曜・祝日にお茶と和菓子をいただけるそうなのでそれに合わせて行くのも良さそうですね。
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不老庵が見えてきました
不老庵が見えてきました 眺めも良きでした 初めて見た竹綱代張り天井 横に力強く成長中の木が捨て柱。建築当時から生きているってすごいな…。 こわ可愛い!今にも動き出しそうな狸の置物
今回紅葉刈りしに行った臥龍山荘。
見所がありすぎて今回は見逃していたり、気づかなかったところもあるんだろうな、と思うと足を運ぶ度に様々な発見があるような気がします。
こんな趣のある建築と紅葉が一緒に楽しめるなんて…1度と言わず何度でも訪れたい。
みなさんも是非、臥龍山荘の建築や紅葉を見に行ってみてはいかがでしょうか。
臥龍山荘(がりゅうさんそう)
開催時間/9時~17時(札止め16時30分)
開催場所/臥龍山荘(がりゅうさんそう)(愛媛県大洲市大洲411番2)
料金/【普通観覧料】 大人550円 小人220円(中学生以下) 【共通観覧料(大洲城-臥龍山荘)】 大人880円 小人330円
問い合わせ先/臥龍山荘(がりゅうさんそう) TEL.0893-24-3759
URL/https://www.garyusanso.jp/
reported by ささみちゃん