晩秋の椿神社で七五三詣り 【愛媛/松山市】

  

大イチョウに見守られ、子どもたちの健やかな成長を心から願う。

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こんにちは、えだまめです。
松山市の伊豫豆比古命神社(椿神社)で娘の七五三詣りをしてきました。

七五三といえば11月15日ですが、秋の土日は学校行事などで潰れがち。
特に今年は気温が高い日が続いたので、11月末に写真館と衣装レンタルを予約しました。

ちなみに、椿神社の御祈祷は当日受付のみ(9時~16時頃)で予約はできません。
初詣や椿さん、夏越祭など椿神社をお詣りする機会は多いのですが、拝殿の中で御祈祷をしてもらうのはおそらくこれが最後。

七五三は男女3歳、男児5歳、女児7歳の節目に子供の成長をお祝いする日本の伝統行事。
娘は今年で満7歳なので「帯解(おびとき)の儀」にあたります。

3歳の時とは晴れ着の着方も異なり、被布は無し。
幼児からお姉さんに変わっていく娘の姿に感慨深い気持ちになりながら、晩秋の椿神社へ。

秋晴れの椿神社。
石段の上に拝殿があります。

七五三シーズン中はのぼりが立てられています。

フォトスポット? 看板と一緒に記念撮影。

鳥居をくぐり、手水舎で手を清めた後、先に「児守神社」を参拝するのが我が家のいつもの流れ。

木花開耶姫命を祭った神社で、娘の戌の日の腹帯祓い(安産祈願)をした場所です。
あの時お腹の中にいた子が7歳になりました、と報告してから、石段を上って右にある「御祈祷受付所」へ。

こちらで専用の申込用紙に必要事項を記入し、ご祈祷料をおさめます。
椿神社では安産祈願や厄払いなど、祈祷の内容ごとに金額が決められており、HPで確認できます。

ちなみに七五三は1人5,000円。
2人8,000円、3人10,000円。
いくら用意すればいいのか悩まずに済むのはとても有難いですね。

初めて祈祷をお願いした時は勝手がわからず、「初穂料」と毛筆で書いたのし袋を袱紗に包んで用意したのですが、そこまでかしこまることはないとのこと。

今回も封筒タイプののし袋に入れていきましたが、中身だけをおさめて封筒は持ち帰りました。

御祈祷受付所。
お守りやお札、御朱印などもこちらで。

数え年でするか、満年齢でするか。

安産・母乳・こどもの健康・水徳の神を祀った児守神社。

鋏の魂を鎮め祀る「鋏魂碑」が新しくなっていました。

厳かな御祈祷の後は、境内の「歳太鼓」を歳の数だけ打ち鳴らそう

巫女さんから記念のメダルと日本神話の絵本をいただき、時間が来るまで控室へ。
控室は冷暖房完備でかなり広いのですが、七五三の家族でいっぱい!

別の部屋は、神社と提携している写真館のスタジオになっていて、あちこちで晴れ着姿の子どもたちの笑顔が見られました。
拝殿前で記念撮影をしていると名前を呼ばれ、いよいよ殿内へ。

主役の子と保護者一名が前列、残りの家族は後方に着座して御祈祷を受けます。
撮影はNGですが、天井には椿の絵が描かれており、とても厳かな空間でした。

フサフサの白い紙の付いたお祓い棒の他に、太鼓に合わせてジャラジャラと音が鳴る金属の棒でもお祓いをしてもらいました。

このジャラジャラ棒、娘が3歳の時は音にびっくりして固まってしまったのですが、今回は平気だったと余裕の笑み。
こんなところでも成長を感じました。

椿神社の境内は緑が多くて落ち着きます。

七五三の「さがりもの」。
日本神話の絵本は選べます。

遠くからでも映える、見事な大イチョウの木。

11月末ですが、紅葉は色づきが悪かったです。

一人ひとりの名前、住所、生年月日の入った祝詞をあげてもらい、鈴を鳴らし、千歳飴などをいただき、七五三の御祈祷は終了。
そのまま、冷たい晩秋の風が吹き抜ける拝殿の廻廊へ。

せっかく来たのだから、とおみくじを探すと、大人用「おみくじ」「こどもおみくじ」ともう一つ、新しく「言霊おみくじ」というものが並んでいました。

なんとこの言霊おみくじ、スマホで読み込むと有名声優さんの朗読で言霊を聴くことができるというもの。
一回500円で3回再生でき、画面の保存も可能だそう。
おみくじの他にお守りが入っています。

ラインナップにはあの有名キャラの中の人も…! 気になる…! とオタクな私の心は一気にざわめきました。

10月中旬から設置される「歳太鼓」

和太鼓を叩くという貴重な体験ができました。

おみくじを引こうと思ったら…言霊おみくじって何?

名前を見て、あのキャラの中の人だ! って分かる人いますか?

令和7年3月31日までインスタグラムでフォトコンテスト開催中。

ざわめく心を隠しながら(笑)、境内にある「歳太鼓」へ移動。
こちらは「年の数だけ太鼓を打って神様に元気な姿を届けましょう」というもので、七五三の時期にのみ設置されています。

バチを握り、控えめな音でドンドンドンと7回。
上の子の七五三詣りの時に、自分も叩きたいと拗ねていた姿を思い出しました。

ふと見上げると、拝殿のそばに夏越祭や椿さんの時には気が付かなかった、大きなイチョウの木が。
秋の澄んだ青空とイチョウの黄色がとてもきれいで、いい思い出になりました。

現在、椿神社ではインスタグラムを利用した「椿神社と四季」がテーマのフォトコンテストを開催しているとのこと。
年が明けたら初詣、そして2月4~6日には椿まつり。

境内に椿が咲く季節がやってきます。
写真を撮りつつ、「言霊おみくじ」をひいてみようかな…

  • ■ 伊豫豆比古命神社(椿神社)
  • 開催場所/伊豫豆比古命神社(椿神社)
  • 開催住所/愛媛県松山市居相2-2-1
  • 駐車場/あり普通200台
  • 問い合わせ先/伊豫豆比古命神社(椿神社)
  • 電話番号/089-956-0321

伊豫豆比古命神社 公式HPはこちら
伊豫豆比古命神社 公式Instagramはこちら
イマナニで「伊豫豆比古命神社(椿神社)」の情報を見る

reported by えだまめ
イマナニ体験レポート