【お山開き大祭】石鎚山で受け継がれる伝統と祈りの10日間を体感しよう【愛媛/西条市】

  

2025年7月1日(火)~10日(木)開催!神秘に満ちた霊峰で、心と体が澄み渡る特別な夏の10日間。

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日本七霊山の一つ・石鎚山で行われる「お山開き大祭」は、愛媛・西条市の夏の風物詩。
この10日間、山全体が祈りと信仰の熱気に包まれ、参加者は非日常の世界へと誘われます。

白装束の登拝者が「ナンマイダー」の声とともに参道を進む光景、鈴やホラ貝が響き渡る音、自然と一体になる感覚…。
ここでしか体験できない神聖な空気と心震える瞬間が待っています。

“動”なる石鎚山を体感!山の神と対話する特別な時間


お山開き大祭の目玉は、ご神像を担いでの登拝。 とりわけ、一本のロープでご神像を引き上げる場面は圧巻で、思わず息をのむほど。
7月1日の初日祭は古くからの伝統である「女人禁制」が守られ、男性のみの登拝ですが、2日以降は女性も頂上社まで登ることができます。

最終日の終了祭(7月10日)ではご神像が成就社に戻され、穏やかな空気の中で多くの人々が集います。
神輿の下をくぐるとご利益があると言われており、笑顔と拍手に包まれたシーンは心温まる感動のクライマックスです。

参道で交わされる温かな挨拶「ナンマイダー」


登拝中の参道では、登る人も下りる人も「お上りさん」「お下りさん」と呼び合いながら挨拶を交わします。 そこには見知らぬ人同士でも自然に生まれる、やさしい絆があります。
山の霊気を感じながら、自然と自分と向き合う時間は、心のデトックスにも最適。
ストレスや忙しさから解放されて、自分を取り戻す旅となるでしょう。

餅まきやイベントも!心もお腹も満たされる大祭


1日、5日、10日に行われる各祭典後の「餅まき」は、子どもにも大人にも大人気! 運が良ければ、手いっぱいのお餅を持ち帰れるかも? ぜひ家族や友人と楽しい思い出を作ってください♪
成就社ルート・土小屋ルートなど、登拝ルートによって受付方法やリボンの色が異なるため、事前に石鎚神社公式HPで確認を。
現地でも丁寧な案内があるので、初めての方も安心して参加できます。

日本の伝統文化と深くつながる10日間を

石鎚山での「お山開き大祭」は、ただの登山ではありません。 祈り、感謝、出会い、自然との調和──そのすべてが詰まった、魂が震えるような時間です。
この夏、あなたもぜひ石鎚山で、心を澄ませる特別な10日間を体感してみてください。

reported by イマナニ編集部
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