ファイヤースターターで火起こしにトライ!

  

イマナニ編集部    イマナニ体験レポート

愛媛のキャンプ場で遊ぼう! Vol.2

こんにちは~グルッタです。
今回もキャンプ場へ行かないキャンプネタ第二弾です。

我が家では、新型コロナウイルス対策でチビ達の運動不足解消にキャンプをチョイス。
春に向かって準備を着々を進めています。

カッコよく焚き火がしたい!で、モーラナイフを前回手に入れ、今回の購入品はコレ!
ファイヤースターターいわゆる火打ち石です。

マッチやライター、着火剤を使わずに手際よく点火するって素人考えですが、何となくステキかと。
でも、実際できるのか不安も感じ自宅でテストを試みることに。

大きい方が使いやすいかと思い、ネットで全長130ミリX直径13ミリのビックサイズを注文。
ゴロ~ンと素っ気ない黒い棒が届きました。
お値段は送料・税込みで750円。
考えてみれば、単品だけでなく火を付ける「ストライカー」と呼ばれる金具のセットモノにすれば良かったかも。

とりあえず、工具箱に転がっていた棒ヤスリで点火にトライ!
シュッと擦ってもウンともスンともなし。
何回やっても変わらない。

ググると、「黒皮」というコーティングを最初に取る必要があるらしい…なるほど。
ヤスリでかなり削り続けていると、やっと銀色の部分が見えてきました。
ついでに庭先に落ちている枝を使って、持ち手を制作。
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届いたファイヤースターターはこんな感じ。
届いたファイヤースターターはこんな感じ。 ちょっと大きめのチョークぐらいあります。 ゴシゴシ削った状態はこちら。 木の持ち手を付けてみました。 穴をあけて刺して針金止め。
ちょっと迷彩柄のヒモでもつけようかと思案していたら、パラコードを発見!
初めて存在を知りました。(素人キャンパーですので…。)
パラコードとはパラシュートコードの略で、アウトドアでよく使われてるそう。
編んでブレスレットやストラップ作りも人気がある丈夫な紐らしいです。

そんなわけでやや脱線はしますが、ついでにパラコードで編んでみました。
編み方もかなり種類があるようですが、簡単そうなものを選択。

ちょっと楽しくなってきて、棒ヤスリもパラコードで…。
ムムムッ…仕上がりはオシャレとは言えませんが、僕のセンスではこんなもんでしょう。

元々ファイヤースターターが大きかったせいもあるのですが色々付け加え、携帯性はゼロ。
なんか不思議なビジュアルのモノが完成。
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パラコードは2色分購入。
パラコードは2色分購入。 で、初めて編んでみたらこんな感じ。 練習がてら棒ヤスリもパラコードで。 一体化できるように穴もあけてみました。 全景はこんなです。一見何だかわかりません。

チビ達も興味津々! ファイヤータイム。

前置きがかなり長めにはなりましたが、いよいよ実践です。
小4小1のチビ達もキラキラした目で見学。

夏休みに大きな虫眼鏡で太陽光を集め、新聞紙に火を付けるなど科学実験大好きコンビですからね。
興味が湧かないはずがありません。

最初はセオリーに従い、火のつきやすいティッシュでテスト。
ファイヤースターターをゴリゴリと削って多めに粉をティッシュに落とし集めます。
このひと手間が大切らしい。

で、棒ヤスリで何度か擦って火花がバチバチ…ボッ!と呆気なく点火。
「お~っ」とギャラリーから歓声が。(チビ二人だけど)

正直、半信半疑だったのですが、これは行けそうです。
素人の僕でも十分できそうな予感がしてきました。

ステップアップして、キャンプ本番の材料を用意。
麻ひもをほぐして火種に使い、モーラナイフでフェザースティックを作ります。
削って粉を麻ひもに落とし準備終了。
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麻ひもを適当な長さに切り、ほぐします。
麻ひもを適当な長さに切り、ほぐします。 変わらず上手にフェザースティックは作れません。 下に杉の皮を敷いて、麻ひも、フェザースティックを配置。 ゴリゴリ粉をまぶします。
上手にできるか心配でしたが、ティッシュと変わらないくらいの感覚で無事、点火!

やっぱり削った粉がポイントですね。
火花が粉に移ってバチバチのあと、麻ひもにボッ!と火が付いた感じがします。

順番に、細い割り箸サイズの杉から焚べて行くと炎も大きく育ってイイ感じに。
せっかく焚き火を作ったので、チビらと三人でソーセージを焼いて縁側でモグモグ。
よくある話ですが、いつものソーセージより美味しく感じ、二袋はすぐに空っぽ。

庭先での小さな出来事ですが、ちょっとしたイベントになりました。

これでお父さんの威厳が保てたと思ったのですが、長男がおねだりするのでやらせてみると僕より上手に点火してびっくり。
手際が良くて、2~3回ゴリゴリしてシュッって1回で火が付いて、何だかそれっぽい。
無邪気にアピールする笑顔に対してちょっと複雑な気持ちです。
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点火してみます。
点火してみます。 麻ひもから火が移ります。 細い杉を焚べていき。 段々、大きな炎へ。
初体験のファイヤースターターでしたが、率直な感想としては予想よりハードル低めの印象。
もっと火をつけるのに四苦八苦して最悪、やっぱりダメでした…的なオチも想定していたので。
僕だけでなく小4の長男でも問題なかったので、個人的な能力にも左右されない感じです。

でもポイントはファイヤースターターのサイズかも知れません。
大きいので火花の量も多いし、固定しやすい印象もあります。

大は小を兼ねる的な安直な気持ちで大きめを購入したのですが、たぶん、実際のキャンプではもっと小さなファイヤースターターの方が携帯性も良いかと。
もうひとつ購入しようかなぁ。
でも、きっとコレ1本で一生分はある気がします。(苦笑)

今シーズン、キャンプ場に行って現地の枯れ草とか枝とかで色々テストしたら、また報告しますね。
こうやって段々キャンプにハマっていくのかなぁ。
とりあえず~目指せ!焚き火マスター。

パラコードについては愛媛県歴史文化博物館にて
下記のイベントも現在開催されています。
ご興味があればご覧下さい。
春の防災ワークショップ★パラコードブレスレットをつくろう!

続編あります。
「かすみの森公園で焚き火・大失敗の巻」

ファイヤースターター・テスト
開催場所/愛媛県の我が家
問い合わせ先/グルッタ
reported by イマナニ編集部