長曽池オートキャンプ場でシーズンイン!【後編】

  

イマナニ編集部    イマナニ体験レポート

 


愛媛のキャンプ場で遊ぼう! Vol.4

こんにちは~永遠の素人キャンパー・グルッタです。

長曽池(ながそいけ)オートキャンプ場にて前編の続き2日目午後からで~す。
ここから主役は小学校4年生の長男坊となります。

お昼ごはんのラーメンを終えると早速、枝・薪集めです。
しかし、大自然の中で食べると何でも美味しく感じます。
不思議ですね~。

最初は、枝を集めていたのに、ちょっと目を離すと15センチオーバーの丸太をズルズルと引っ張ってきています。
長男はやる気満々。
ちょっとキャンプ場周りを歩くだけで色々落ちており探す行為はほぼ不要。
改めて枝や薪は豊富な場所と実感。

でも、キャンパー大半の方は、薪持参が多い感じでした。
木の質や乾燥度が甘いと煙が凄いですからね。
そのへんは個々の考え方になると思います。

ソロで玄人的感じの人は、現地調達の方もチラホラ。
細めの丸太とパラコードで巧みにランタンスタンド他、自作しています。
同じキャンプでも我が家とは別世界感バリバリです。

さて、小4長男が今回最初の挑戦が「斧」の使用。
これまで刃物は全く触らせなかったのですが、トライさせてみました。

枝打ち程度のつもりが丸太の切断作業開始!
かなりの回数を打ち付けて最後は折ることが出来ています。
コイツこんなに根性あったとは…(父親の呟き)

親子で交代しながら短い丸太を多く用意できました。
ここまで本気で薪を作ったのは僕も初めてです。

でも、正直コレならノコギリの方が遥かに効率が良いですね。
次回に向けてキャンプ用ノコギリ、物色してみようかな。
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予想以上にガンガン集めてきます。
予想以上にガンガン集めてきます。 集めている途中でもこの物量。 大人には片手斧ですが両手の方が扱いやすいみたい。 かなり不安でしたが、無事真っ二つに。 で、どんどん量産します。
慣れない手つきで斧を扱うので、かなりハラハラドキドキでしたが、何とか怪我もなく一区切り。
誤って地面に当たったり、石にぶつけたりフィスカースX7の刃先はガタガタですが、息子の成長を考えれば安いものでしょう。

ここまでで満足するかと思いきや次の行動に。
長曽池オートキャンプ場は竹林も裏手にあり竹もたくさん落ちています。
そこで、竹串を作ることに。
上手に焚き火が出来たら竹串に食材を刺して焼いちゃおうって魂胆です。

ある程度、竹を斧で割れたらモーラナイフを使って細かな細工に入ります。
こうなるともう目が離せません。
一本見本を作って見せる前から、ウズウズしている様子がわかります。

父親が心配そうに眺めて息子が夢中に作る時間が流れます。
これも怪我が無く一安心。

そしてクライマックスの焚き火です。
完全に長男は自分でファイヤースターターを使う気満々。
もう僕の出番は全くありません。

焚き火台に昼間集めた小枝に葉っぱ、下手くそなフェザースティックを配置。
最後に火種として麻ひもをほぐしてのせ、いよいよ実践。
ゴリゴリと上手にファイヤースターターを削って粉をまぶし、点火!
数回苦労はしましたが、最後は無事に火が点きました。

むちゃくちゃ満足そうな笑顔で僕を見るので、べた褒めの一言を。
確かにやり遂げた感は、かなりあるでしょうね。

この後はどんどん枝をつぎ込んで火を大きく育てます。

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ある程度のサイズまでは斧で縦割りしていきます。
ある程度のサイズまでは斧で縦割りしていきます。 長さや尖り具合はバラバラですが力作です。 そして、いよいよ点火! キャンプ場の点火は一味違うようで苦戦。 でも最後はこの通り。

焚き火パーティで盛り上がり!

太めの木に関しては、生木のような物や朽ちている物もあり上手に燃えるか心配でしたが、投入するとイイ感じに。
たくさん集めた甲斐もあり、夕方5時位にスタートして実に4~5時間燃え続けました。

でも、予想はしていましたが最初は煙のスゴイこと。
風向きによって煙を避けるように右へ左へ移動しまくり。
お陰で頭も服も燻られた匂いが半端じゃないです。

ある程度、熾火になったところで、ベーコンやらマシュマロを竹串に刺して乾杯です。
各々好きなものを炙って食べると余計お腹が空いてきたようで、網を置いてBBQに。

基本、我が息子二人はインドア派で普段はPS4のゲームやYouTubeの話ばかりでやや心配なことも。
が、今回のキャンプは楽しかったようで会話に変化があり素直に嬉しかったですね。
ワーワーキャーキャー騒がしい時間を貴重に感じました。

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このサイズも問題なく燃えてくれました。
このサイズも問題なく燃えてくれました。 炙りたてのベーコンは最高! フランクフルトを投入! でも、お絵かきはキャンプでなくガンダムに出てくる黒い三連星。 次男坊は、つくし取りも楽しみました。
3日目の午前中は撤収の準備。

キャンプ場横の東屋が大きめのサイズなのでいつもここで畳む作業をします。
テントも芝草まみれになるのですが、はたいた後に東屋を使うとキレイにまとめられます。

もし小雨に見舞われた時なども有効に活用できるのでポイント高めです。
そう考えると残念な点は水道ですね。
飲水として使えないので、水は持参する必要があります。
色がやや濁っていたりや細かな粒が見えるので、注意書き通り飲料は無理でしょう。

あと、最後に昨年の記事でもう一つのマイナスポイントとしてキャンプ場に着くまでの山道を上げていました。
狭くて妻はこの道の運転をかなり嫌がりいつも僕がしています。

が、今回キャンピングカーの方より裏道を教えて頂き帰り道で行ってみると目からウロコ。
カーナビって最短コースで案内するでしょ。
鵜呑みにしているって駄目ですよね~。

松山方面からのコースとしては、379号線でガソリンスタンドENEOS横、田渡川手前の県道306号線を入らず、通り越して砥部消防署広田出張所を右に入るコースをオススメします。
ほぼ車2台通ることが可能でクネクネ度合いも少ない気がします。
「急がば回れ」ってことですね。
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東屋は広々。
東屋は広々。 いつもテント・寝袋の片付けはこの場所で。 中にテントを張れるほどの広さ。 左手が砥部消防署広田出張所。 松山方面からはココを右に曲がります。
昨年に続き今回も連泊した長曽池オートキャンプ場・体験レポートでした。

今年は、海キャンプ、川キャンプにも挑戦してみたいと考えています。
我が家の場合、キャンパーは妻であり僕は引っ張られた感じだったのですが、子供達の楽しそうな様子をみて僕も段々ハマって行きそうです。

もしこのレポートを読んで興味を持たれたキャンプ未経験の方は、いきなり道具を揃えず、まずデイキャンプでBBQからライトに入ってみても良いかもです。
大自然の中で食べるものは、何でもスッゴク美味しく感じます。
それに、炎をボーッと眺めていると不思議と気持ちが落ち着いてきてイイ感じになるんです。

最後に、愛媛県下のステキなキャンプ場情報や素人キャンパーの僕に対するアドバイス、はたまたキャンプ大好きで体験レポートを書いてもイイよ…なんて方がいましたら下記アドレスまで遠慮なくご連絡下さい。
一緒に「愛媛のキャンプ場で遊ぼう!」を盛り上げてくれる方お待ちしています。
event-p@ma.kk-spc.co.jp

長曽池オートキャンプ場
開催日/年中無休
開催場所/長曽池(ながそいけ)公園(愛媛県伊予郡砥部町総津1485番地)
駐車場/あり
料金/無料
問い合わせ先/砥部町役場 建設課 TEL.089-962-6010
URL/https://www.town.tobe.ehime.jp/soshiki/6/nagasoikekouen.html
reported by イマナニ編集部