ひろた高市ふるさと学校で里の暮らしを体験!
田舎で待つ、あったかい笑顔に会いに行こう!
豊かな大自然の中で、お子さんたちと田舎体験を楽しみませんか?
普段の生活の中では全く知ることのできない、昔の文化や風習に出会う。
そういった、素朴で魅力的な体験イベントが、この冬に開催されます。
地元のおじいちゃん・おばあちゃんとのあたたかなふれあいは、きっとかけがえのない貴重な時間になるはず!
開催地は、砥部町広田地区の高市という、自然の残る静かな集落です。
アクセスも、松山市内からほど近い車で1時間ほどの場所。
参加費は、なんとワンコイン!(1人500円/未就学児無料)!
体験料だけでなく、お昼ご飯もついていて、とてもお得です!
1人1人と丁寧に交流を深めたいから、参加者は家族20組限定。
それも、松山市・砥部町在住の方のみという、特別なイベントです。
気軽に大自然が満喫できる『高市』へ行ってみましょう!
開催場所は「旧高市小学校」
田舎の小学校で開催…。
そう聞くと、古くて暗くて怖そうなイメージを持たれるかもしれません。
ご安心ください、旧高市小学校はとってもきれいなのです!
子どもの数が少なくなり、残念ながら廃校になってしまった小学校。
今では、ちょっと大きめの公民館のように、イベントなどを開催する場所として使用されています。
まるで時が止まったかのよう?!高市の神社
旧高市小学校の裏手には、天正15年から続く『高森三島神社』があります。
大山祇神(おほやまつみのかみ)を勧請し祀られた、由緒ある神社です。
10月末には毎年、秋季例大祭という大きなお祭りが行われていました。
神社から3体のお神輿がお出ましになり、舎義利と、獅子舞い、の行列がおこなわれるというものです。
残念ながら、今年は新型コロナウイルスの影響で中止となってしまいました。
思わず背筋がピンとなってしまうような、厳かな雰囲気が漂う境内。
普段の慌ただしい日常をちょっとだけ忘れて、手を合わせてみると良いかも。
見渡す限りの山に囲まれた、森の中の高市。
身近なところに大木がある高市は、空気もおいしくてリフレッシュにも最適です。
田舎体験の目的と『出来るコト』
今回のイベントは、地元のおじいちゃん・おばあちゃんたちが主役!
イベント開催の根底には、古き良き風習や伝統の技を受け継ごう!という狙いがあります。
薪割りにはじまり、火起こしや、しめ縄づくり、つきでっぽうなど、今では珍しい作業を若い人に体験してもらい、後世に遺したい。
ちょっと昔の本を読むと出てくる、昔の風習や伝統の技。
それを見て、「私、これやったことあるんだよ」と言えるなんて、素敵ですね。
現代では、できるようでできない身近だけど楽しい体験が盛り沢山です。
では、早速それぞれの体験をご案内します。
うまく割れるかな?薪割り体験
最近流行りの薪ストーブの利用者や、アウトドア好きでない限り、「薪割り」を日常生活で行う文化はほとんど無いでしょう。
昔の日本では、炊事やお風呂のお湯を沸かすために、一般家庭でも薪を割り、火を起こして使っていました。
今でも田舎に行けば、ストーブやお風呂を沸かすために薪を使っているご家庭があるので、お家の横の納屋沿いに、薪を乾かしている様子がみられます。
広田は自然が多く、林業も盛んな土地柄。
木材を使うことは、生活の一部でした。
林業の大切さを後世に伝えるため、砥部みらい会議木育部会では、自然への親しみ、木についての知識や、森林・環境問題、自然への親しみを育もうと努力しています。
この薪割りも、木育の一環。
名人さんに、安全で正しい薪の割り方を教えてもらいましょう。
コツをつかめば、コンコンコン!とそこまで強い力を使わずに割ることができるはずです。
薪割りに参加できないくらい小さな子どもさんは、木のおもちゃで遊んで行って!
旧高市小学校内では、木のおもちゃがいくつもあり、未就学児でも楽しい時間が過ごせますよ!
火を起こして、名産のシイタケを炙って食べよう!
火を使うことは、生きること。
人間は火を使うことで、これまでの動物とは違った進化を遂げていきました。
今ではマッチどころか、ライターやチャッカマンを使うことで、片手でボッ!と炎を手に入れることができる時代です。
このヨットのような三角形の道具…。
実は、クルクルと高速で回せば、火が起きるという原始的な『火起こし器』!
簡単に火が手に入る時代だからこそ、ちょっと時間をかけて、自力で火を起こす経験は貴重な時間です。
旬の広田名産シイタケと自然薯を堪能!
火起こしができたら、広田名産のシイタケの試食はいかが?
自分たちで起こした火を使って、シイタケを炙って食べてみましょう。
大きくてプリプリの広田シイタケの豊かな香りをお楽しみください!
当日は、広田のもう一つの名物『自然薯』の試食会と販売会も行います。
粘り強くて美味しい!と大評判の自然薯は、長芋とは違う別物!
日本原産の野生種で、山菜の王様と呼ばれる貴重な食材なのです。
自然薯については、過去の特集記事で生産者さんをご紹介しています。
イマナニで「『酒蔵カフェ はつゆき』で広田のじねんじょプリン!」の特集を見る
こうして大切に育てられた自然薯を、この機会に試食してみませんか?
あまりの美味しさに、1~2本連れて帰ってしまうかも!?
おじいちゃん・おばあちゃんたちと楽しむ『クロッケー』
お天気だったら、グラウンドでクロッケーを楽しみましょう!
大丈夫、名人のおじいちゃん・おばあちゃんが優しく教えてくれます。
今回はミニクロッケー大会と称して、簡単なルールでみんなが簡単に楽しめるゲームとしてご用意します。
ぜひ、お子さんたちはおじいちゃん、おばあちゃんに挑戦してみて下さいね。
雨天時は、体育館でボッチャを行う予定です。
ボッチャは、誰もが楽しめるパラリンピックの競技の一つ。
どちらの競技も、運の要素もあるので、小さなお子さまでも楽しめるでしょう。
しめ縄飾りを作って、年神さまを迎えよう!
おじいちゃん・おばあちゃんに教えてもらって、麦わらを編んでしめ縄飾りを作りましょう。
最近では年末になると、とてもお手頃な価格でしめ縄が売られていますが、これも昔は自分たちで作っていたものでした。
手を広げて、こすりあわせながら上手にネジネジとまとめ上げます。
自分たちで作ったしめ縄を飾って新年を迎えれば、来年は特別な1年になるかもしれません。
子どもでもOK!つきでっぽうを作ってみよう!
つきでっぽうとは、『突き鉄砲』。
竹でできた、空気圧で飛ばす、筒状の鉄砲です。
小学生低学年でも作れる、簡単な構造になっています。
即席の的を作って、当ててみましょう。
作るのは可能でも、当てるのはなかなか難しいかもしれません。
おばあちゃんが作る、美味しい高市のお昼ごはん
釜揚げうどんに、むかごおにぎり、いりこおにぎり。
ここには派手なものはありません。
だけど、とっても素朴で美味しいモノに溢れています。
むかごは、先ほど試食のご紹介をした、広田の名産「自然薯」のこども。
ちっちゃなちっちゃな、豆粒サイズのお芋です。
ホクホクしていて、塩味がよく合う、美味しいおかずになるむかごを、おにぎりにしちゃいました。
自然豊かな農村の青空の下で、レジャーシートを広げて、素朴なおにぎりを頬張る…
素敵な体験だと思いませんか?
広田が詰まった「玉手箱」
今、広田の愛が詰まったお土産の「玉手箱」が用意されているそうですよ!
一体なにが入っているのでしょうか?
楽しみですね。
でも…この大自然の中、おじいちゃん・おばあちゃんが笑顔で迎えて、教えてくれたこと。
一番のお土産は、そういった記憶に残るあたたかい経験なのかもしれません。
この冬、広田の高市に家族で遊びに来ませんか?
おじいちゃん・おばあちゃんがとびっきりの笑顔でお待ちしていますよ!!
参加するには(応募方法)
下記の内容を明記のうえ、メールにてご応募ください。
・参加者全員のご氏名・ご年齢
・住所
・電話番号
・メールアドレス
応募期間/2020年11月1日(日)~11月16日(月)まで。
※応募多数の場合は抽選となりますので、ご了承ください。
応募先メールアドレス/takaichifurusato@gmail.com
問い合わせ電話番号/090-8282-6077 担当:立田(タテダ)
■ 第一回ひろた高市ふるさと学校
開催日時:2020年12月6日10:00~15:00
開催場所名:旧高市小学校
開催住所:伊予郡砥部町高市1105
お問い合わせ先:高市くぬぎの会
お問い合わせTEL:090-8282-6077(立田)
参加費:1人500円(未就学児無料)
イマナニで「第一回ひろた高市ふるさと学校」の情報を見る
■ 砥部町広田魅力発見・イマナニ特集
Vol.1 「道の駅ひろた「峡の館」と「ひろたの森」で旬の味覚を満喫!」
Vol.2 「『酒蔵カフェ はつゆき』で広田のじねんじょブラマンジェ&プリン!」
Vol.3 「ひろた高市ふるさと学校で里の暮らしを体験!」
Vol.4 「日本最大級のパットゴルフ松山で、美味しい砥部のジェラートを食べよう!」
Vol.5 「冬の定番!こぶしの家でのランチ後は、陶芸と仙波渓谷の紅葉で決まり!」
Vol.6 「広田発の美味しいシイタケが大人気!加工に栽培に、無限の広がり!」
Vol.7 「最強★麦とろろ!SOHSOHの自然薯定食プロジェクト、この冬始動!?」
Vol.8 「永久保存版!砥部町・広田のイイトコ☆総まとめ!」