最強★麦とろろ!SOHSOHの自然薯定食プロジェクト、この冬始動!?
お野菜食堂 SOHSOHと広田産自然薯のコラボを見逃すな!
松山からほど近い砥部町広田では、昔から自然薯の栽培が盛ん。
「広田の名産といえば自然薯」と言われるほど人気の高い農産物で、松山だけでなく全国から購入されることも。
そんな広田産の美味しい自然薯を使ったお料理が、松山で食べられたらいいのに。
そういった声も多く、期待に応えるため「お野菜食堂 SOHSOH」が新業態として、自然薯専門の料理店を立ち上げようと動き始めています。
自然薯専門の料理店が松山に誕生!?
SOHSOHの神野社長にお話を伺いました。
自然薯って、無性に食べたくなる時がありますよね。
丁寧にすりおろして、とろろ汁にして、あつあつのご飯にかけると、何杯でも食べられてしまう。
そんな中毒性のある、魅惑の食べ物だと思います。
しかも美味しいだけでなく、栄養価も高い!
自然薯の美味しさを最大限に活かすため、あえて自然薯の専門店にしようと考えています。
生の自然薯にこだわり、自然薯の採れる旬の時期だけ特別にオープンする専門店。
しかも、シンプルに自然薯を味わえる、王道の「とろろ飯」が看板メニューなんて、どうでしょう?
自然薯は労力の割に単価が上がりにくく、担い手の少ない農作物の一つ。
価値を上げていかないと、生産者も増えていきません。
日本原産種の自然薯を、100年後も美味しくとろろ飯で食べられる、そんな文化を遺したいですよね。
一本一本、ベッドに入れて作られる自然薯
自然薯生産者の公文さんにお話を伺いました。
日本原産の自然薯は、スーパーでよく見かける中国原産の長いもと違い、そのまま植えても真っすぐに育ちません。
くねくねとねじれたりしてしまうとB級品となり、値打ちが下がってしまうので、そうしないための栽培方法を行っています。
長い波板を、50センチほど掘った地中に、斜め15度にセットします。
これが、自然薯のベッド。
これに沿って、自然薯はまっすぐに成長していきます。
長いものでは、150センチくらいにはなりますね。
掘り起こす時は、自然薯を傷つけないように丁寧に。
地中に埋まっていて見えませんから、波板を優しく引っ張ります。
機械で一気に引き抜くことはできないので、全部手作業。
植え付けと収穫の作業が、一番手間がかかりますね。
しかも自然薯は、畑を休ませるために連作ができません。
去年植えた場所に、また今年も植えることができないのです。
そのため広い面積が必要で、大量に栽培できないので市場にも流通しにくい。
広田地区では、桜の咲く時期に植えています。
そして収穫は、だいたい12月~2月頃。
長いもに比べ、作付けから収穫までの時期が長く、手間もかかるので、値段も違ってくるのです。
大事に育った自然薯を使った、高級なとろろ飯
再び、SOHSOHの神野社長にお話を伺いました。
自然薯は長いもに比べ、粘り強い。
つまり、水分量が少ないのです。
水分量が少ないということは、たくさん足せるということ。
のど越しよく食べられるように追加する水分をだし汁にすることで、水分量の多い長いもに比べ、濃厚で美味しいとろろ汁に仕上がるのです。
これが、自然薯とろろ飯を無限に食べられる秘密ですね!
試作品では、王道の魚介ダシでのばして、当店オリジナルブレンドの味噌で味を調えました。
これからもっと試行錯誤していくつもりですので、現時点の味とは変わっていくと思いますが、より良い方向へ進化させていきます。
旧広田村の自然薯を楽しめる食文化を支える、そんなお手伝いができたら嬉しいですね。
自然薯の収穫まで、あと半年。
どうぞ、ご期待ください!
お野菜食堂SOHSOHの定食はお野菜モリモリ!
ちなみにSOHSOHオープン以来、14年変わらず不動の一番人気を誇るのが「お野菜たっぷり玄米定食(1490円)」。
その名の通り、野菜が多めで身体に嬉しい内容となっています。
忙しい毎日を過ごしていて、手の込んだ料理を作れない方はぜひ、素材を活かし、じっくりつくられた手作り料理の優しさに触れてくださいね。
皆さまのご来店、スタッフ一同お待ちしております!
■ お野菜食堂SOHSOH ロープウェイ通り本店
住所:愛媛県松山市大街道3-2-10
電話番号:089-998-7373
定休日:火曜日
駐車場:なし
公式HPはこちら
※お野菜食堂SOHSOHは5/19まで、店内飲食は11時半〜20時(テイクアウトは11時〜22時)の時短営業中です。
■ 砥部町広田魅力発見・イマナニ特集
Vol.1 「道の駅ひろた「峡の館」と「ひろたの森」で旬の味覚を満喫!」
Vol.2 「『酒蔵カフェ はつゆき』で広田のじねんじょブラマンジェ&プリン!」
Vol.3 「ひろた高市ふるさと学校で里の暮らしを体験!」
Vol.4 「日本最大級のパットゴルフ松山で、美味しい砥部のジェラートを食べよう!」
Vol.5 「冬の定番!こぶしの家でのランチ後は、陶芸と仙波渓谷の紅葉で決まり!」
Vol.6 「広田発の美味しいシイタケが大人気!加工に栽培に、無限の広がり!」
Vol.7 「最強★麦とろろ!SOHSOHの自然薯定食プロジェクト、この冬始動!?」
Vol.8 「永久保存版!砥部町・広田のイイトコ☆総まとめ!」