冬の定番!こぶしの家でのランチ後は、陶芸と仙波渓谷の紅葉で決まり!

  

自然薯山かけそばと、ロクロを回す陶芸体験、お散歩を楽しもう

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秋も一段と深まり、朝晩が冷え込むようになってきました。
朝晩や日中の温度差で、体調を崩してはいませんか?

こう寒いと、蕎麦やうどん、おでんなどの「温かい食べ物」が恋しくなりますね。

広田から、温まって元気の出る料理と、リピートしたくなる素敵な体験をご紹介いたします!

仙人や天狗が住んでいた!?仙波渓谷

砥部町からひろたへ向かって車を走らせると、「仙波トンネル」が現れます。

この周辺は『仙波渓谷』という、伊予十二景にも選ばれた景勝地!
11月中旬からは紅葉が楽しめる、絶景スポットです。

清流の脇に、少し苔むした遊歩道があり、周辺をのんびりと散策することができます。

仙人や天狗が住んでいたという伝説もある、この渓谷。
とても厳かな雰囲気がある、神秘的な場所です。

途中、半個室の東屋もあるので、休憩しながらのんびりと散歩はいかがでしょうか。
足元が悪い場所もあるので、歩きやすい靴や服装で出かけてくださいね。

ちょっと寒くなってきたら、車で1~2分程の距離にある「こぶしの家」に移動しましょう。
温かい料理と、素敵な笑顔が待っています!

31年間愛され続ける、笑顔溢れる麺処『こぶしの家』

『こぶしの家』は、平成元年から営業している、広田村の食堂です。

村の社交場になっていて、いつも常連客で賑わっています。

店名になっている「こぶし」の由来は、旧広田村の村花だった「こぶしの花」から。
今も昔も、桜が咲く頃になると、この辺りは一面、こぶしの花が咲き乱れるのです。

なんと、御年70歳、73歳、83歳、83歳の合計309歳!

笑顔のステキな、元気なおばあちゃん4人が切り盛りする、こちらの食堂では、大豆やシイタケ入りの出汁を付けて食べる街道名物「たらいうどん」が有名ですが、この季節のイチオシは『自然薯やまかけそば(850円)』!

自然薯の収穫が始まる12月頃~2月頃まで味わえる、期間限定の美味しいお蕎麦です。

精がつく『自然薯山かけそば』

広田は、自然薯の産地として有名で、その粘りには定評があります。

こちらの自然薯山かけそばは、広田産の自然薯をその場でおろして調理してくれる、生おろし蕎麦!
今回は特別に、作っている様子を見せてもらいました。

まずは水洗いした自然薯を火で炙り、ヒゲを無くしてツルツルにします。

ヒゲが残っていると食感が悪くなるので、この下処理が大事なのだそう。

「皮の近くに栄養があるし、風味も良いのよ」と83歳の伊達おばあちゃん。

ミキサーで、自然薯を皮ごとすりおろします。

写真からもネバネバが伝わってくる、粘り自慢の広田の自然薯。

この時!辺りには、ふんわりと自然薯の香りが漂います。

牛蒡とお肉を甘辛く煮込んだ具と彩りのカマボコ、たくさんのネギに天かす、春菊と広田名産の柚子を一切れ添えたそばに、粘り気の強い自然薯をトッピング!

『自然薯山かけそば』の完成です!

柚子の風味がとても爽やか!自然薯はフワフワで、甘めの田舎ツユと絡めて食べると最高に美味しく、一滴も残さず食べることができますよ!

通年食べられる!定番の『山菜うどん』

年間を通して、リピーターに大人気なのが『山菜うどん(600円)』。

ちなみにこのメニュー、30年前からほぼ変わっておりません。
伊達おばあちゃんがうどんの麺から仕上げた、愛され続けている定番のメニューです。

タケノコ、ワラビ、土筆、原木シイタケといった広田の山菜を、1時間以上、お店でコトコト柔らかく煮込んで作る、田舎のうどん。

鶏ガラベースの甘めの優しい出汁で食す、ここでしか食べられない味!
一度は食べてみて欲しい、オススメのおうどんです!

冬はぬくぬくのプラス一品はいかが?

一本90円の熱々おでん。
広田産の大根やじゃがいも、たまごやお豆腐、こんにゃくなどがコトコト煮込まれています。

一つ一つのサイズもボリュームがあるので、男の人もプラス一品で大満足!
甘いおでん味噌を付けて、温かいうちに召し上がれ!

■ こぶしの家
住所/愛媛県伊予郡砥部町総津159番地1
電話番号/089-969-2156
営業時間/10時~16時
休館日/火曜日、12月28日から1月3日

お腹いっぱいになったら、砥部焼を楽しもう!

食後のおすすめスポット『砥部町 農村工芸体験館』では、ロクロや手びねり・絵付けといった砥部焼の体験が楽しめます。

気軽に参加できる!砥部焼の絵付け体験

サクッとお手軽にオリジナル砥部焼を楽しみたいなら、すでに出来上がっている既製品にカラフルな色で絵付けしましょう。

600円(税別)から楽しめます。
受付は16時まで。

以前は、砥部焼と言えば青もしくは赤!というイメージが強いものでしたが・・・

今ではピンクや青、緑といったカラフルな塗料も豊富!
自分の感性で素敵なマイ食器を作ることができますよ。

もっと自由に、オリジナルで手びねりの砥部焼を

粘土をコネコネして、自分の好きな形を作りだす手びねりも人気。

箸置きからカップ、お皿まで、自由に作ることができます。
1人500gの粘土で1,430円(税別)。その日に着色が可能。

所要時間は約3時間。受付は14時まで。

一番人気!ロクロ体験

NHKの連続テレビ小説の影響もあり、最近ではロクロ体験が大人気!

予約が必要ですが、当面はほぼ埋まっているそう。お出かけの際は、お問い合わせください。

1人1kgまで2,200円。初回は指導料が1,000円かかります。(税別)
所要時間は約2時間。受付は14時まで。

困ったら、スタッフさんに聞いてみよう!

どうしていいか分からなくなったら、平野館長やスタッフさんに聞いてみて!
優しく教えてくださいますよ。

「自分自身で使う食器を、全て自作の砥部焼に作り替えようとリピーターになるお客さんも少なくありません」
「自分で作った食器で、日々の食事をするというのは、最高の贅沢ですね!」

「手びねりやロクロ体験は、値引き券やポイントカード等のお得な特典がたくさんあります」
「ぜひ、ご予約の上いらっしゃってください!」と平野館長。

迷ったら、二階の先人たちの作品が置かれたスポットへ

二階に上がると、色々な方の受け取り待ちの作品が並んでいます。
こちらを先に見てから、制作のインスピレーションを受けると良いかもしれません。

このように、押し当てて凹みを作れるのも、ロクロや手びねりの自由なところ!

葉っぱやハンコなどを持ち込み、押し当てた凹みへ塗料を流し入れて作るのもオシャレですよ。

焼き物ブームのため、今のところ焼いてもらうのは約3ヶ月待ちなのだとか。
焼き上がりが楽しみですね!

今回のプランも、いかがでしたか?
朝から夕方まで、一日楽しめる魅力溢れる砥部。
ランチに、体験に!ぜひ、足を運んでみてください。

■ 砥部町 農村工芸体験館
住所/愛媛県伊予郡砥部町総津117
電話番号/089-969-5087
営業時間/9時~17時
休館日/火曜日

■ 砥部町広田魅力発見・イマナニ特集
Vol.1 「道の駅ひろた「峡の館」と「ひろたの森」で旬の味覚を満喫!」
Vol.2 「『酒蔵カフェ はつゆき』で広田のじねんじょブラマンジェ&プリン!」
Vol.3 「ひろた高市ふるさと学校で里の暮らしを体験!」
Vol.4 「日本最大級のパットゴルフ松山で、美味しい砥部のジェラートを食べよう!」
Vol.5 「冬の定番!こぶしの家でのランチ後は、陶芸と仙波渓谷の紅葉で決まり!」
Vol.6 「広田発の美味しいシイタケが大人気!加工に栽培に、無限の広がり!」
Vol.7 「最強★麦とろろ!SOHSOHの自然薯定食プロジェクト、この冬始動!?」
Vol.8 「永久保存版!砥部町・広田のイイトコ☆総まとめ!」

reported by イマナニ編集部 Natuorhytym
イマナニ特集